昼飯を食べる時間を忘れていたわけじゃない。
目指す施設に向かうルート道には思うような食事処はなかった。
午前中に拝観した光匠会写真展に長居した。
一杯のアイスコーヒーを飲んでいたひといき。
出発したのは午前11時40分だった。
そこから目指した目的地は安堵町笠目にある融通念仏宗の大福寺。
記事の「六斎念仏」出典はどこにあったかさっぱり覚えていないが、その日は涅槃図に三界萬霊の掛図も掲げるというような記事であった。
もしかとすれば拝見できるかもと思って、涅槃の日に訪れた。
着いた時間は午後12時半。
昼飯時間内に入っていた。
食事の時間帯であればご住職は居られるだろうと思って呼び鈴を押したら、お声が聞こえた。
取材主旨を申し出て拝見できないか、お尋ね申したら一般公開はしていないという。
お断りであるが、同寺には掛図があるとわかっただけでもいいのである。
安堵町を出発して目的地をカーナビゲーションにセットする。
その道中にはいくつもの食事処がある。
ただ、私の頭の中にはくら寿司のかけうどん、若しくはまいどおおきに食堂のかけうどんしか浮かばなかった。
くら寿司は130円。
まいどおおきに食堂であれば150円。
小腹を埋めるに最適な食事であるが、目的地ルートにはまったく出現しなかった。
大阪府立近つ飛鳥博物館の拝観時間は午後1時半から午後2時まで。
短時間拝観になってしまったのは申しわけないが、再出発。
自宅までの戻り道にはあるだろうと車を走らせるが、前述した食事処の2店舗は一向に現われない。
そのまま走れば自宅に着いてしまうな、と思っていたところにやっと見つかった食事処は無添くら寿司王寺店。
やっとこさ、これで一杯のかけうどんが食べられる。
席に案内されるのはカウンター。
2席離れたところに座る女性は席に着くなり、ちゃっちゃとメニューの決め押し。
流れるレーンは目もくれず次から次へと皿を手にテーブルカウンターに置く。
箸をつけてもぐもぐ。
食べ方も早い。
時間帯は丁度の午後3時。
お腹は減ってはいるものの、ガラ透きではない。
前日から発症している便秘状態にぐうぐうサインは出ない。
出ないがとにかく注文した税抜き130円のかけうどん。
平日限定とあるが、代金のことなのか、それともお店にない、ということなのだろうか。
ようわからん表示であるが、出汁も麺もとても美味しいかけうどんである。
味を覚えたのは二日前の13日。
家人とともに入店した住之江北島店。
注文したのはおふくろだ。
私はおふくろが残した出汁をすすっていた。
これが美味いのである。
出汁はたぶんに昆布出汁。
柔らかいお味に惚れ込んだ。
麺は太くもなく、また細くもない。
大阪うどんのようなとっても柔らかい麺でもなく、さぬきうどんのような固めでもない。
部類からいえばやや固めに入るかと思う麺にコシがある。
出汁と天かすに絡んだかけうどんが美味い。
これで入店目的は達した。
店を出るか、出るまいか、迷いにこれやっと押した注文の品は税抜き価格が100円ジャストの黒毛和牛牛すじスリーミーコロッケ。
いや、もう、これは絶品である。
サクサク感に溢れるコロッケの衣。
噛んだら、牛すじ肉の味がどぱーっと口の中に拡がる。
これまでいろんなコロッケを食べたことがあるが、これはダントツに旨い。
揚げ方もあるが、油も美味い。
特別なパン粉であげたと思われるサクサク、ジュワジュワ感に心が躍る。
これがなんと、2個もあってたったの100円。
次回に入店する場合は袋持参、持ち帰って自宅で食べてみたくなるコロッケ。
冷めても美味しければ三重の花マークを付与したい。
逆に冷めた油で味が落ちているのなら・・・ひとまずの一重丸としよう。
これで満足するくら寿司の寿司なし昼飯。
次回のためにじっくり拝見するメニュー。
味わいたいメニューは・・・。
画面に飽いてレーンを見下ろした。
あれぇ、なにかおもしろそうなものが通っていった。
なんだろうと思って一周して回ってきたメニュー札に「メニュー18」番がある“石澤”の魚介ユッケ。
“石澤”ってなんやねん、である。
多くの人が海鮮ユッケの名で呼んでいる魚介ユッケも税抜き100円。
奥深い味の魚介ユッケは料理屋、いや、そこまでいかなくとも居酒屋などの料理人がまかない料理で作っていそうな一品。
こりゃ、旨すぎる。
それが、なんとくるくる寿司に出てくるのがそもそも驚きの一品。
なんと、無添くら寿司のメニューには載っていない代物のようだ。
旨いのは美味いのであるが、くら寿司の“ユッケ”観ってどういうこと。
単に海鮮、今回はカツオであるが、タタキ的なものを細かく、というか小さく切って集めただけのもの。
私は“ユッケ”と聞いて、今では食べることができなくなった肉の“ユッケ”を思い起こす。
確かに生卵は上に乗っかっているが、味は胡麻油が決め手の“ユッケ”ではなく、濃い目味の海鮮タレ。
これを“ユッケ”というのがもどかしい。
そういやまぐろの“ユッケ”ってあったっけ・・。
そういやあったな。
軍艦巻きで、だが、卵は鶉卵。
ユッケはこうあるべきだと思うが、くら寿司の魚介ユッケはもっぺん食べたくなる不思議な味わいがある。
馴染んだタレがとても美味い。
本日、初味わいの“ユッケ”感がたまらん。
それほど魅力的な味わいを醸し出す魚介ユッケに大満足する。
帰宅して調べた“石澤”は料理人石澤謙一氏が考案、自社開発した寿司専用のドレッシングであった。
ある人があげていたツイッターの魚はハマチだった。
その日、そのときに味わえる、その場の魚介ということだ。
酒の肴に次回もまた味わってみたい。
ところで、石澤ドレッシングはくら寿司店内で販売しているようだ。
300mlで350円。
我が家のドレッシング市場では高値のいいね(値)!ではあるが、価値はありそうだ。
(H30. 3.15 SB932SH撮影)
目指す施設に向かうルート道には思うような食事処はなかった。
午前中に拝観した光匠会写真展に長居した。
一杯のアイスコーヒーを飲んでいたひといき。
出発したのは午前11時40分だった。
そこから目指した目的地は安堵町笠目にある融通念仏宗の大福寺。
記事の「六斎念仏」出典はどこにあったかさっぱり覚えていないが、その日は涅槃図に三界萬霊の掛図も掲げるというような記事であった。
もしかとすれば拝見できるかもと思って、涅槃の日に訪れた。
着いた時間は午後12時半。
昼飯時間内に入っていた。
食事の時間帯であればご住職は居られるだろうと思って呼び鈴を押したら、お声が聞こえた。
取材主旨を申し出て拝見できないか、お尋ね申したら一般公開はしていないという。
お断りであるが、同寺には掛図があるとわかっただけでもいいのである。
安堵町を出発して目的地をカーナビゲーションにセットする。
その道中にはいくつもの食事処がある。
ただ、私の頭の中にはくら寿司のかけうどん、若しくはまいどおおきに食堂のかけうどんしか浮かばなかった。
くら寿司は130円。
まいどおおきに食堂であれば150円。
小腹を埋めるに最適な食事であるが、目的地ルートにはまったく出現しなかった。
大阪府立近つ飛鳥博物館の拝観時間は午後1時半から午後2時まで。
短時間拝観になってしまったのは申しわけないが、再出発。
自宅までの戻り道にはあるだろうと車を走らせるが、前述した食事処の2店舗は一向に現われない。
そのまま走れば自宅に着いてしまうな、と思っていたところにやっと見つかった食事処は無添くら寿司王寺店。
やっとこさ、これで一杯のかけうどんが食べられる。
席に案内されるのはカウンター。
2席離れたところに座る女性は席に着くなり、ちゃっちゃとメニューの決め押し。
流れるレーンは目もくれず次から次へと皿を手にテーブルカウンターに置く。
箸をつけてもぐもぐ。
食べ方も早い。
時間帯は丁度の午後3時。
お腹は減ってはいるものの、ガラ透きではない。
前日から発症している便秘状態にぐうぐうサインは出ない。
出ないがとにかく注文した税抜き130円のかけうどん。
平日限定とあるが、代金のことなのか、それともお店にない、ということなのだろうか。
ようわからん表示であるが、出汁も麺もとても美味しいかけうどんである。
味を覚えたのは二日前の13日。
家人とともに入店した住之江北島店。
注文したのはおふくろだ。
私はおふくろが残した出汁をすすっていた。
これが美味いのである。
出汁はたぶんに昆布出汁。
柔らかいお味に惚れ込んだ。
麺は太くもなく、また細くもない。
大阪うどんのようなとっても柔らかい麺でもなく、さぬきうどんのような固めでもない。
部類からいえばやや固めに入るかと思う麺にコシがある。
出汁と天かすに絡んだかけうどんが美味い。
これで入店目的は達した。
店を出るか、出るまいか、迷いにこれやっと押した注文の品は税抜き価格が100円ジャストの黒毛和牛牛すじスリーミーコロッケ。
いや、もう、これは絶品である。
サクサク感に溢れるコロッケの衣。
噛んだら、牛すじ肉の味がどぱーっと口の中に拡がる。
これまでいろんなコロッケを食べたことがあるが、これはダントツに旨い。
揚げ方もあるが、油も美味い。
特別なパン粉であげたと思われるサクサク、ジュワジュワ感に心が躍る。
これがなんと、2個もあってたったの100円。
次回に入店する場合は袋持参、持ち帰って自宅で食べてみたくなるコロッケ。
冷めても美味しければ三重の花マークを付与したい。
逆に冷めた油で味が落ちているのなら・・・ひとまずの一重丸としよう。
これで満足するくら寿司の寿司なし昼飯。
次回のためにじっくり拝見するメニュー。
味わいたいメニューは・・・。
画面に飽いてレーンを見下ろした。
あれぇ、なにかおもしろそうなものが通っていった。
なんだろうと思って一周して回ってきたメニュー札に「メニュー18」番がある“石澤”の魚介ユッケ。
“石澤”ってなんやねん、である。
多くの人が海鮮ユッケの名で呼んでいる魚介ユッケも税抜き100円。
奥深い味の魚介ユッケは料理屋、いや、そこまでいかなくとも居酒屋などの料理人がまかない料理で作っていそうな一品。
こりゃ、旨すぎる。
それが、なんとくるくる寿司に出てくるのがそもそも驚きの一品。
なんと、無添くら寿司のメニューには載っていない代物のようだ。
旨いのは美味いのであるが、くら寿司の“ユッケ”観ってどういうこと。
単に海鮮、今回はカツオであるが、タタキ的なものを細かく、というか小さく切って集めただけのもの。
私は“ユッケ”と聞いて、今では食べることができなくなった肉の“ユッケ”を思い起こす。
確かに生卵は上に乗っかっているが、味は胡麻油が決め手の“ユッケ”ではなく、濃い目味の海鮮タレ。
これを“ユッケ”というのがもどかしい。
そういやまぐろの“ユッケ”ってあったっけ・・。
そういやあったな。
軍艦巻きで、だが、卵は鶉卵。
ユッケはこうあるべきだと思うが、くら寿司の魚介ユッケはもっぺん食べたくなる不思議な味わいがある。
馴染んだタレがとても美味い。
本日、初味わいの“ユッケ”感がたまらん。
それほど魅力的な味わいを醸し出す魚介ユッケに大満足する。
帰宅して調べた“石澤”は料理人石澤謙一氏が考案、自社開発した寿司専用のドレッシングであった。
ある人があげていたツイッターの魚はハマチだった。
その日、そのときに味わえる、その場の魚介ということだ。
酒の肴に次回もまた味わってみたい。
ところで、石澤ドレッシングはくら寿司店内で販売しているようだ。
300mlで350円。
我が家のドレッシング市場では高値のいいね(値)!ではあるが、価値はありそうだ。
(H30. 3.15 SB932SH撮影)