この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くことは、まずないが記憶は記録。
ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。
4日、かーさんが新聞読みのときに気がついた症状。
左目で見る文字の左側が欠損し、右側しか見えない。
そのうち、周りが霞んでいるような感覚に陥る。
午前11時のバスに乗って出かけた大沢眼科に緊急の願い。
右目眼底に出血。
レイザー照射処置。
瞳に出血でもあれば照射処置は不可。
順番待ち多く、終ったのは午後1時。
スーパーオークワに立ち寄り、お寿司を購入した。
そんなワケで、お家で一人待っているおふくろに、連絡し伝えたお昼の食事の遅れ。
かーさんは、午後もクラブ活動が入っていた。
本来なら、食後すぐの午後の時間帯であるが、今日に限りの午後3時に入ると遅延連絡。
さて、眼科検査の結果はどうなのか。
医師の説明によれば、後頭部の一部が一時的に血液の流れが停止した可能性も考えられる、とのことだ。
帰宅に乘ったバスの乗車中に症状は消えたが・・・
今のところ、これまでどおりの右目だけで見れば、私の顔さえ識別ができない。
不安定な眼の状態に、歪んで見えるようだう。
6日、昨日に続いて、今日の午後2時半にも便が出た、と喜んで伝えるおふくろ。
排便は、昨日の9日も順調な上に、10日の今朝も柔らかそうだったというおふくろ。
13日、住まいする奈良県のワクチン接種率は1回目が69.2、%で、2回目は67.4%。
全国では、半数越えの50.9%だから、平均よりも、頭ちょっとぐらいは抜けてる、第11位だった。
14日。今朝は、ちょびっと出たというおふくろの排便。
しかしだ。
便が出た感覚がない、という。
なんとなく感じる排便に便器を覗いてもない、という。
午後3時、トイレから大声で呼ぶかーさんの名前。
大きな声に、昼寝を起こされたかーさんに伝えたことばが、「トイレに失敗した」。
排便した便は、便器内にもあるが、足元マットに踏んづけたようだ。
べっとりする便汚れに、掃除はパンツもこれやという靴下にべったり。
風呂場に、蛇口の水圧活用に洗いをするが・・・
おふくろが移動した、あるいは触れたところがみな。
トイレ内も廊下もべっちょり。
除菌濡れテイッシュで、綺麗にしたあとベッドでおむつ履き。
こういう状況は何度もあるから2、3日替えでもえーからおむつにしてくれ。
そうしたら安心できるから、と話したらすぐにそうしたが・・・
もう一方の靴下もべったり。
自分が踏んだ便もわからなくなり、あとで気づく。
掃除に午後4時半までかかった。
この後も繰り返すであろう、と判断し、話し合った結果である。
その話に思い出したおおばあさん。
大阪・住之江北島の住まいところ。
歩き姿の後ろを見たら、でボトボト落としていた状況・・・
かーさんは「そんなこと聞いていないからうちのおおばあさんが漏らしていた小水だったのでは」、といえばおふくろの口から、「今、初めていうけどおおばあさんはパンツでなく腰巻だったから畳の上に、ぼたぼた落として・・・こんなことになったから、とふーちゃん電話した」と、話す。
慌てて飛んできた叔母のふーちゃんは呼び出しをくらったわけだ。
「矢田の伯母ちゃんは、病気になってベッドでも便をもらすようになった。そんな始末はみな私もしてきたが」・・・
「同じようになったとは」・・・
そんな会話中に左腕がプルプル震える。
そういえば、幸寿苑にお世話なっているときは便をもらしたことがない。
プルプル震えるのも幸寿苑で便をもらさなくて、我が家で漏らすのは緊張感の緩みからか。
震えは、過去圧迫骨折で入院治療のとき、ペンを持つ手が指が震えて架けなかったのもみなストレス。
えらい迷惑かけてもたとか、えらいことになってもた、とからくる精神的ストレス。
おむつ履いて安心したら、ブルブルは停まる。
19日、洗顔してもう寝ますから、といってベッドに、しばらく経ってから、いいだした。
便がでそうだから、かーさんの名を呼んで、というから、声かけたら、そんなん私になんでいわなあかんのん・・・
おしめとパンツがわからへんねん、というおふくろ。
あの日の翌日からは、毎日に履き替えているおむつ。
馴染んできたこの日、便は便器に出た。
綺麗に拭いた。
若干付着したが、テイッシュでぬぐって流した。
おしめしてるから、おしめの中にしていいのかわからへんねんから、かーさんの名を呼んだんや・・
ベッドに戻ってからさっきと違って、優しく伝えるかーさん。
そもそもパンツとおしめの違いもあるけど、おしめの効能が理解できていなかった。
赤ん坊のときと同じ・・・「初めてのおむつ、なんとか~・・」。
20日、に電話した大阪・大和川団地班長のMさん。
明後日の22日は、そちらに行く予定。
自治会費を収めたい、と伝えたら、昨年の実施に余剰金が発生し、その金額から各戸ごとに分配払い戻しされ、それをもって充当したので残りは4200円になった、と・・・
また、敬老祝いに昆布と商品券が配られたので、玄関ポケットにいれておきますから・・と伝えてくれた。
22日、前回のことである。
幸寿苑から戻ってきたときにあった報告。
身体に赤い部分、幸寿苑の医師が確認したところそれはヘルペスでは?、と云われたそうだ。
皮膚科の小野クリニックは、祭日に火曜が休診日。
ということは・・・
大阪住之江の用事は、さっさと済ませて戻ってくるようにしなければ・・・
午後4時までに戻ってこれるよう、さっさと用事を済ませたい。
自治会費払いに班長のMさんから聞いた、現在の班の所帯数は3戸。
5階建ての市営住宅。
階段を挟んだ向かい合わせの玄関単位でわかる戸数は10戸。
それが、なんと、現在も暮らしている戸数は3戸。
M・M家とY・M家に、以前班長を務めた方は団地から出られた。
また、4階に住んでいたBさんは、すっかりきれいに片づけて自治会払い・・・
実質的に生活しているのは、団地でなく介護施設。
いずれ退去されるのだろう。
空き家バンクの考えもないし、若い人は好まない団地。
収入額が規定に届かないこともあって空き家が増える一方である。
市は、今後の将来にどういう構想をもっているのだろうか。
ニュースや情報番組から知る住宅都市公団は、部屋は若い人たち向けにリニューアルするとか・・・
居住者に任せる自由型のリフォームも容認したとか・・・
そんなこともせなんだ、大和川団地完成は昭和47年(1972)。
築後すでに48年・・・の、鉄筋コンクリート造の市営住宅は、ほんまどうするんやろか・・・
幸寿苑から戻ってきたおふくろは、すぐさま私の車に移乗。
目的地は、皮膚科診察に内科診察も診てくれるご近所の小野クリニック。
途中、郵便局に立ち寄り、封書送りの切手を購入して、令和4年度年金変更届を投函した。
このころから雲行き怪しい真っ黒な雲。
クリニックに駐車したと同時に土砂降り。
なんとか車から降りてもらう。
私は傘を持つ役。
かーさんは、おふくろの介助。
なんとか車から降ろして院内に移動。
その間の3人は、そろって雨濡れにビシャびしゃ。
診察する間に、一旦は家に戻って濡れた衣服替え着衣探し。
かーさんに、電話しながら探したおふくろが必要とする上着。
そして見つかった上着をもって、再び戻った小野クリニック。
おふくろは、すぐに診てもらった。
その結果である。
結論からいえば湿疹。
しかも水疱のない湿疹だからヘルペスではない、と判断された。
塗り薬を処方してもらい、ほっとしていたおふくろ、とかーさん。
お家に戻るときは雨やみ。
一滴も降らない雨やみ。
アレは、この日3度目の強い夕立だった。
23日の深夜である。
小便をしたくて入室したトイレの便器に・・・
目がおかしくなったのか、これはなんだ。
今まで、見たこともない状態に、浮かんだ????ばかり
不思議な物体、としか言いようのないカタチ。
便器に、なんでこんなのが?あるんや。
当然ながら、小便は不可能。
見たこともない、この白いモノはナニ?
どことなく柔らかそうにも見える得体のしれない物体。
便器にぽっかり浮かんでいるようにも見えてきた。
浮かんでいるのか、それとも膨れ上がっているのか。
いやいや水を流しても便器に残ったままになっているのか・・・
異常な状況に正常な判断ができない。
可能性として、考えられるのはおふくろが便器にポトンと落としたこと。
それくらいしか想定できない。
想像を超えた異様な事象に、この異常時を独りで処置をするわけにはいかない。
とにかく現状を見てもらい、詰まった状態を現認してもらいたく、ムリ・クリ、声出し。
部屋のドアを開けて、声かけ。
ぐっすり寝ていたかーさんを起こした深夜の時間帯。
こんな事件は初体験や。
記録としてとらえた時間は午前2時45分。
僅かに見えるピンク色の線。
おふくろが穿いているパンツ型おむつは真っ白。
ピンク色なんて見たことない。
ぷくぷく浮いているのか、泡なのか。
トイレの灯りは昼光色LED。
はっきり見えないその物体はなんだ。
かーさんが手でちょっと押してみた得体のしれない物体。
ぷよっとして柔らかい感触。
手で持ちあげるわけにはいかないから、炊事場に残していた使い古しの割りばしで摘まんだ。
持ち上げるのも、相当な重さ。
なんだこりゃ?
後でわかったことだが、便器に溜まっている流し水を給水した尿もれパッドの状態である。
便器の底になにかゴミのように見えた汚物。
カスのようにも見えた汚物のカスが浮かんでいた。
それは水に流せば流れていくが、よぅよぅ見たその尿もれパッドにも汚物がちらほら。
排便をもよおしたのか・・
持ち上げたバッドをそのまま捨てるわけにはいかず、トイレに予め置いていたビニール袋に収納。
翌日の木曜日は日常処理するゴミ収集日。
こんな重たいもん、他のゴミと一緒に入れて破れやしないだろうか。
ちと心配になったが、中に詰めて大きなゴミ袋を持ったら、普段と変わりない。
これで、よしとしよう。
朝、起きてからでは記憶も覚えてないと判断して、ベッドに寝ていたおふくろを起こした。
ぼぉーっとしながらも起きて、尋ねた直近に用を足したトイレで何があったのか、結果は・・。
なにか知らんねんけど、見たこともないモノが便器に落ちたんや、という。
それは排尿した後なんか、と聞いてもよくわからないと答える。
そのときに思い出した1件。
幸寿苑から戻ってきたときにおふくろが、かーさんに伝えたこと。
入浴済ませて着替えに、穿いてきパンツ型おむつを、職員さんが誤って捨てたらしい。
着替え用に下着パンツは、所有する袋に入れておいたが、職員さんは気づかず、幸寿苑が用意していたパンツ型おむつを代用に穿き替えたようだ。
伝えた状況にどんな具合になっているかは確認しなかったかーさんはパッドがあったとは認知していなかった。
事情がようやく呑み込めてきたかーさん。
おふくろが穿いているパンツ型おむつに、新聞紙でパッドをかたどって、こうなってたんや、とおふくろに説明して、やっと理解したのである。
えらいことさせてごめんな、とおふくろはいうが、状況がわかったから、もーえーよ。
次回からのデイサービスに、予備としてパンツ型おむつを入れとくし。
今度、迎えにくる送迎ドライバーさんに、こういことで、と話しておくから、安心して寝―や、と伝えて事件は解決した。
この晩は不眠だったかーさん。
それからの午前4時にはすっと寝落ちしたそうだ。
翌日の24日は通所サービスの曜日。
送迎にIケアワーカーに伝えた。
ヘルペスではなく、一般的な皮膚湿疹に薬剤塗り薬摘要した。
幸寿苑で履き替えのパンツ型おむつにパッドもあった。
それが深夜の3時に、便器落としにてんやわんや・・・を、伝えたら幸寿苑でもよくあります、と・・・
ちゃんちゃん、であった。
かーさん、彼岸の墓参りに、姪っ子のMと駅前新店のカフェランチ。
姪っ子Mの母親は、認知症診断に要介護1か、2に認定されたそうだ。
その状態がわかっていても会話にならない苛立ちに父親は怒鳴るらしい。
26日の午後10時。
テレビは見終えてトイレ行き。
入浴を済ませたかーさんがついて、トイレ入るまで見送ったというのに・・・
しばらくして大きな声で呼ぶかーさんの名前。
おとうさんも来て!、と大きな声。
なにがあったのか。
ずり落ちたズボンが足元に絡んで動けなくなって思わずタオルかけの金属棒をつかもうとしたが、タオルに手がかかってタオルごと滑って、後ろに倒れかけた。
腰は打つところまでいってないが、内側に閉まるドアが、座り込んだおふくろの身体によってドアが動かないから助けようにも助けられない。
なんとか身体を動かしてドアを広げて入室したかーさん。
脇を抱えて抱き上げ、立たせた。
お尻も打ってなくてほっとした・・・
原因は、ズボンのチャックを締めないからずり落ちることにあった。
常にそうしていたらしい。
椅子から立ち上がって、廊下にでたときもずり落ちたまま。
なんと横着な。
それが原因?
下りたズボンに足が絡んで動かなくなるのは当たり前や。
横着なことしたらあかんのや、わかっているやろ、と声を荒立てたくなる横着行動。
それは絶対にしないこと、を約束してもらいたい。
私が、かーさんにちゃんというから・・・
こんなことがいつ起っても、おかしくないときがきた。
トイレに、廊下同様の手すりをセッテイングした。
明日は、ご近所にあるDCMダイキに行き、長さが相応しい手すりを購入する。
おふくろが、この位置でいけるかどうかの位置調整にトイレットペーパーの位置も変更することにした。
そして、出かけた27日。
トイレに設置したい長さが相応しい手すりを購入したく出かけたご近所のDCMダイキ。
実は、DCMダイキは、自宅からみて、ほぼ同距離くらいの北、南のそれぞれに店舗があるDCMダイキ。
北は、富雄南イオンタウン内にある富雄南店。
南はスーパーアピタの並びにある大和郡山店。
面積の違いは当然だが、入口から奥へ、奥へ歩かなあかん大和郡山店に対して富雄南店は、左右に広がる。
商品揃えの違いもあるし、店員さんの動き、反応な顧客満足度の違いもある。
今日の決め手は、介護用品の品揃えである。
置いてある場所は、中央に近い。
おふくろが売り場まで歩けるかどうかも店舗選びのポイントになる。
選択に迷いなく大和郡山店に決まった。
おふくろに乘ってもらって走った5分ほど。
ほんに、すぐ近くがありがたいい。
トイレ室用途に使用したい木製手すりは、2本。
両手遣いに身体を起こす手すり。
長さは300mm。
丁度いい手頃な長さの手すりは2本買い。
価格は2156円。
介護認定は受けているが我が家に設置するには保険は適用できない。
おふくろが住まいしていた大阪・住之江の団地の居住地に設置であれば、ケアマネージャーの判断、そして最寄りの区役所に申請し、介護用具事業所に手配。
と、なるが、息子の家には一切、介護制度には含まれないから、いわゆる自腹払い。
減額、割引きサービスは一切ない。
今日の目的は、もうひとつ。
おふくろがやっと応じてくれた手押し老人車。
いわゆるシルバーカーである。
重さ、操作性に色、柄が選択要素。
さまざまな見本にちょっと試しの体感具合。
色、柄も気にいってくれた大阪・堺市海山町が所在地の福祉総合メーカー・㈱幸和製作所が製造販売の製品。
TacaoFシルバーカー・コンパクトタイプ。
品名がシプールで品番はSICP02。
価格は税込み11880円。
通販の楽天市場の売値は、ほんの少しお安い11600円であるが、送料が要る。
代金支払い、軽バンの荷台に積みこんで持ち帰り。
お家の廊下にもマッチング。
部屋の境目に段差があるから、その操作を身体で覚えてもらわなあかんが、すぐに慣れるだろう。
28日、東北・仙台に住む実弟次男が、今年も送ってくれた県産の新米。
美味しいから食べてやーと、贈ってくれた10k入りの「宮城ひとめぼれ」。
おふくろにかーさん。そして私の3人でいただく東北の米贈答、宮城県産の「宮城ひとめぼれ」。
「コシヒカリ」と「初星(はつぼし)」を両親として、平成3年(1991)に宮城県古川(ふるかわ)農業試験場に誕生した。
「宮城ひとめぼれ」は、冷害にとても強く、味とかおりが良いねばりの強いお米、と謳っている美味しいお米。
贈ってくれてありがとう。
(R3. 9.14、22、23、27、28 SB805SH 撮影)
ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。
4日、かーさんが新聞読みのときに気がついた症状。
左目で見る文字の左側が欠損し、右側しか見えない。
そのうち、周りが霞んでいるような感覚に陥る。
午前11時のバスに乗って出かけた大沢眼科に緊急の願い。
右目眼底に出血。
レイザー照射処置。
瞳に出血でもあれば照射処置は不可。
順番待ち多く、終ったのは午後1時。
スーパーオークワに立ち寄り、お寿司を購入した。
そんなワケで、お家で一人待っているおふくろに、連絡し伝えたお昼の食事の遅れ。
かーさんは、午後もクラブ活動が入っていた。
本来なら、食後すぐの午後の時間帯であるが、今日に限りの午後3時に入ると遅延連絡。
さて、眼科検査の結果はどうなのか。
医師の説明によれば、後頭部の一部が一時的に血液の流れが停止した可能性も考えられる、とのことだ。
帰宅に乘ったバスの乗車中に症状は消えたが・・・
今のところ、これまでどおりの右目だけで見れば、私の顔さえ識別ができない。
不安定な眼の状態に、歪んで見えるようだう。
6日、昨日に続いて、今日の午後2時半にも便が出た、と喜んで伝えるおふくろ。
排便は、昨日の9日も順調な上に、10日の今朝も柔らかそうだったというおふくろ。
13日、住まいする奈良県のワクチン接種率は1回目が69.2、%で、2回目は67.4%。
全国では、半数越えの50.9%だから、平均よりも、頭ちょっとぐらいは抜けてる、第11位だった。
14日。今朝は、ちょびっと出たというおふくろの排便。
しかしだ。
便が出た感覚がない、という。
なんとなく感じる排便に便器を覗いてもない、という。
午後3時、トイレから大声で呼ぶかーさんの名前。
大きな声に、昼寝を起こされたかーさんに伝えたことばが、「トイレに失敗した」。
排便した便は、便器内にもあるが、足元マットに踏んづけたようだ。
べっとりする便汚れに、掃除はパンツもこれやという靴下にべったり。
風呂場に、蛇口の水圧活用に洗いをするが・・・
おふくろが移動した、あるいは触れたところがみな。
トイレ内も廊下もべっちょり。
除菌濡れテイッシュで、綺麗にしたあとベッドでおむつ履き。
こういう状況は何度もあるから2、3日替えでもえーからおむつにしてくれ。
そうしたら安心できるから、と話したらすぐにそうしたが・・・
もう一方の靴下もべったり。
自分が踏んだ便もわからなくなり、あとで気づく。
掃除に午後4時半までかかった。
この後も繰り返すであろう、と判断し、話し合った結果である。
その話に思い出したおおばあさん。
大阪・住之江北島の住まいところ。
歩き姿の後ろを見たら、でボトボト落としていた状況・・・
かーさんは「そんなこと聞いていないからうちのおおばあさんが漏らしていた小水だったのでは」、といえばおふくろの口から、「今、初めていうけどおおばあさんはパンツでなく腰巻だったから畳の上に、ぼたぼた落として・・・こんなことになったから、とふーちゃん電話した」と、話す。
慌てて飛んできた叔母のふーちゃんは呼び出しをくらったわけだ。
「矢田の伯母ちゃんは、病気になってベッドでも便をもらすようになった。そんな始末はみな私もしてきたが」・・・
「同じようになったとは」・・・
そんな会話中に左腕がプルプル震える。
そういえば、幸寿苑にお世話なっているときは便をもらしたことがない。
プルプル震えるのも幸寿苑で便をもらさなくて、我が家で漏らすのは緊張感の緩みからか。
震えは、過去圧迫骨折で入院治療のとき、ペンを持つ手が指が震えて架けなかったのもみなストレス。
えらい迷惑かけてもたとか、えらいことになってもた、とからくる精神的ストレス。
おむつ履いて安心したら、ブルブルは停まる。
19日、洗顔してもう寝ますから、といってベッドに、しばらく経ってから、いいだした。
便がでそうだから、かーさんの名を呼んで、というから、声かけたら、そんなん私になんでいわなあかんのん・・・
おしめとパンツがわからへんねん、というおふくろ。
あの日の翌日からは、毎日に履き替えているおむつ。
馴染んできたこの日、便は便器に出た。
綺麗に拭いた。
若干付着したが、テイッシュでぬぐって流した。
おしめしてるから、おしめの中にしていいのかわからへんねんから、かーさんの名を呼んだんや・・
ベッドに戻ってからさっきと違って、優しく伝えるかーさん。
そもそもパンツとおしめの違いもあるけど、おしめの効能が理解できていなかった。
赤ん坊のときと同じ・・・「初めてのおむつ、なんとか~・・」。
20日、に電話した大阪・大和川団地班長のMさん。
明後日の22日は、そちらに行く予定。
自治会費を収めたい、と伝えたら、昨年の実施に余剰金が発生し、その金額から各戸ごとに分配払い戻しされ、それをもって充当したので残りは4200円になった、と・・・
また、敬老祝いに昆布と商品券が配られたので、玄関ポケットにいれておきますから・・と伝えてくれた。
22日、前回のことである。
幸寿苑から戻ってきたときにあった報告。
身体に赤い部分、幸寿苑の医師が確認したところそれはヘルペスでは?、と云われたそうだ。
皮膚科の小野クリニックは、祭日に火曜が休診日。
ということは・・・
大阪住之江の用事は、さっさと済ませて戻ってくるようにしなければ・・・
午後4時までに戻ってこれるよう、さっさと用事を済ませたい。
自治会費払いに班長のMさんから聞いた、現在の班の所帯数は3戸。
5階建ての市営住宅。
階段を挟んだ向かい合わせの玄関単位でわかる戸数は10戸。
それが、なんと、現在も暮らしている戸数は3戸。
M・M家とY・M家に、以前班長を務めた方は団地から出られた。
また、4階に住んでいたBさんは、すっかりきれいに片づけて自治会払い・・・
実質的に生活しているのは、団地でなく介護施設。
いずれ退去されるのだろう。
空き家バンクの考えもないし、若い人は好まない団地。
収入額が規定に届かないこともあって空き家が増える一方である。
市は、今後の将来にどういう構想をもっているのだろうか。
ニュースや情報番組から知る住宅都市公団は、部屋は若い人たち向けにリニューアルするとか・・・
居住者に任せる自由型のリフォームも容認したとか・・・
そんなこともせなんだ、大和川団地完成は昭和47年(1972)。
築後すでに48年・・・の、鉄筋コンクリート造の市営住宅は、ほんまどうするんやろか・・・
幸寿苑から戻ってきたおふくろは、すぐさま私の車に移乗。
目的地は、皮膚科診察に内科診察も診てくれるご近所の小野クリニック。
途中、郵便局に立ち寄り、封書送りの切手を購入して、令和4年度年金変更届を投函した。
このころから雲行き怪しい真っ黒な雲。
クリニックに駐車したと同時に土砂降り。
なんとか車から降りてもらう。
私は傘を持つ役。
かーさんは、おふくろの介助。
なんとか車から降ろして院内に移動。
その間の3人は、そろって雨濡れにビシャびしゃ。
診察する間に、一旦は家に戻って濡れた衣服替え着衣探し。
かーさんに、電話しながら探したおふくろが必要とする上着。
そして見つかった上着をもって、再び戻った小野クリニック。
おふくろは、すぐに診てもらった。
その結果である。
結論からいえば湿疹。
しかも水疱のない湿疹だからヘルペスではない、と判断された。
塗り薬を処方してもらい、ほっとしていたおふくろ、とかーさん。
お家に戻るときは雨やみ。
一滴も降らない雨やみ。
アレは、この日3度目の強い夕立だった。
23日の深夜である。
小便をしたくて入室したトイレの便器に・・・
目がおかしくなったのか、これはなんだ。
今まで、見たこともない状態に、浮かんだ????ばかり
不思議な物体、としか言いようのないカタチ。
便器に、なんでこんなのが?あるんや。
当然ながら、小便は不可能。
見たこともない、この白いモノはナニ?
どことなく柔らかそうにも見える得体のしれない物体。
便器にぽっかり浮かんでいるようにも見えてきた。
浮かんでいるのか、それとも膨れ上がっているのか。
いやいや水を流しても便器に残ったままになっているのか・・・
異常な状況に正常な判断ができない。
可能性として、考えられるのはおふくろが便器にポトンと落としたこと。
それくらいしか想定できない。
想像を超えた異様な事象に、この異常時を独りで処置をするわけにはいかない。
とにかく現状を見てもらい、詰まった状態を現認してもらいたく、ムリ・クリ、声出し。
部屋のドアを開けて、声かけ。
ぐっすり寝ていたかーさんを起こした深夜の時間帯。
こんな事件は初体験や。
記録としてとらえた時間は午前2時45分。
僅かに見えるピンク色の線。
おふくろが穿いているパンツ型おむつは真っ白。
ピンク色なんて見たことない。
ぷくぷく浮いているのか、泡なのか。
トイレの灯りは昼光色LED。
はっきり見えないその物体はなんだ。
かーさんが手でちょっと押してみた得体のしれない物体。
ぷよっとして柔らかい感触。
手で持ちあげるわけにはいかないから、炊事場に残していた使い古しの割りばしで摘まんだ。
持ち上げるのも、相当な重さ。
なんだこりゃ?
後でわかったことだが、便器に溜まっている流し水を給水した尿もれパッドの状態である。
便器の底になにかゴミのように見えた汚物。
カスのようにも見えた汚物のカスが浮かんでいた。
それは水に流せば流れていくが、よぅよぅ見たその尿もれパッドにも汚物がちらほら。
排便をもよおしたのか・・
持ち上げたバッドをそのまま捨てるわけにはいかず、トイレに予め置いていたビニール袋に収納。
翌日の木曜日は日常処理するゴミ収集日。
こんな重たいもん、他のゴミと一緒に入れて破れやしないだろうか。
ちと心配になったが、中に詰めて大きなゴミ袋を持ったら、普段と変わりない。
これで、よしとしよう。
朝、起きてからでは記憶も覚えてないと判断して、ベッドに寝ていたおふくろを起こした。
ぼぉーっとしながらも起きて、尋ねた直近に用を足したトイレで何があったのか、結果は・・。
なにか知らんねんけど、見たこともないモノが便器に落ちたんや、という。
それは排尿した後なんか、と聞いてもよくわからないと答える。
そのときに思い出した1件。
幸寿苑から戻ってきたときにおふくろが、かーさんに伝えたこと。
入浴済ませて着替えに、穿いてきパンツ型おむつを、職員さんが誤って捨てたらしい。
着替え用に下着パンツは、所有する袋に入れておいたが、職員さんは気づかず、幸寿苑が用意していたパンツ型おむつを代用に穿き替えたようだ。
伝えた状況にどんな具合になっているかは確認しなかったかーさんはパッドがあったとは認知していなかった。
事情がようやく呑み込めてきたかーさん。
おふくろが穿いているパンツ型おむつに、新聞紙でパッドをかたどって、こうなってたんや、とおふくろに説明して、やっと理解したのである。
えらいことさせてごめんな、とおふくろはいうが、状況がわかったから、もーえーよ。
次回からのデイサービスに、予備としてパンツ型おむつを入れとくし。
今度、迎えにくる送迎ドライバーさんに、こういことで、と話しておくから、安心して寝―や、と伝えて事件は解決した。
この晩は不眠だったかーさん。
それからの午前4時にはすっと寝落ちしたそうだ。
翌日の24日は通所サービスの曜日。
送迎にIケアワーカーに伝えた。
ヘルペスではなく、一般的な皮膚湿疹に薬剤塗り薬摘要した。
幸寿苑で履き替えのパンツ型おむつにパッドもあった。
それが深夜の3時に、便器落としにてんやわんや・・・を、伝えたら幸寿苑でもよくあります、と・・・
ちゃんちゃん、であった。
かーさん、彼岸の墓参りに、姪っ子のMと駅前新店のカフェランチ。
姪っ子Mの母親は、認知症診断に要介護1か、2に認定されたそうだ。
その状態がわかっていても会話にならない苛立ちに父親は怒鳴るらしい。
26日の午後10時。
テレビは見終えてトイレ行き。
入浴を済ませたかーさんがついて、トイレ入るまで見送ったというのに・・・
しばらくして大きな声で呼ぶかーさんの名前。
おとうさんも来て!、と大きな声。
なにがあったのか。
ずり落ちたズボンが足元に絡んで動けなくなって思わずタオルかけの金属棒をつかもうとしたが、タオルに手がかかってタオルごと滑って、後ろに倒れかけた。
腰は打つところまでいってないが、内側に閉まるドアが、座り込んだおふくろの身体によってドアが動かないから助けようにも助けられない。
なんとか身体を動かしてドアを広げて入室したかーさん。
脇を抱えて抱き上げ、立たせた。
お尻も打ってなくてほっとした・・・
原因は、ズボンのチャックを締めないからずり落ちることにあった。
常にそうしていたらしい。
椅子から立ち上がって、廊下にでたときもずり落ちたまま。
なんと横着な。
それが原因?
下りたズボンに足が絡んで動かなくなるのは当たり前や。
横着なことしたらあかんのや、わかっているやろ、と声を荒立てたくなる横着行動。
それは絶対にしないこと、を約束してもらいたい。
私が、かーさんにちゃんというから・・・
こんなことがいつ起っても、おかしくないときがきた。
トイレに、廊下同様の手すりをセッテイングした。
明日は、ご近所にあるDCMダイキに行き、長さが相応しい手すりを購入する。
おふくろが、この位置でいけるかどうかの位置調整にトイレットペーパーの位置も変更することにした。
そして、出かけた27日。
トイレに設置したい長さが相応しい手すりを購入したく出かけたご近所のDCMダイキ。
実は、DCMダイキは、自宅からみて、ほぼ同距離くらいの北、南のそれぞれに店舗があるDCMダイキ。
北は、富雄南イオンタウン内にある富雄南店。
南はスーパーアピタの並びにある大和郡山店。
面積の違いは当然だが、入口から奥へ、奥へ歩かなあかん大和郡山店に対して富雄南店は、左右に広がる。
商品揃えの違いもあるし、店員さんの動き、反応な顧客満足度の違いもある。
今日の決め手は、介護用品の品揃えである。
置いてある場所は、中央に近い。
おふくろが売り場まで歩けるかどうかも店舗選びのポイントになる。
選択に迷いなく大和郡山店に決まった。
おふくろに乘ってもらって走った5分ほど。
ほんに、すぐ近くがありがたいい。
トイレ室用途に使用したい木製手すりは、2本。
両手遣いに身体を起こす手すり。
長さは300mm。
丁度いい手頃な長さの手すりは2本買い。
価格は2156円。
介護認定は受けているが我が家に設置するには保険は適用できない。
おふくろが住まいしていた大阪・住之江の団地の居住地に設置であれば、ケアマネージャーの判断、そして最寄りの区役所に申請し、介護用具事業所に手配。
と、なるが、息子の家には一切、介護制度には含まれないから、いわゆる自腹払い。
減額、割引きサービスは一切ない。
今日の目的は、もうひとつ。
おふくろがやっと応じてくれた手押し老人車。
いわゆるシルバーカーである。
重さ、操作性に色、柄が選択要素。
さまざまな見本にちょっと試しの体感具合。
色、柄も気にいってくれた大阪・堺市海山町が所在地の福祉総合メーカー・㈱幸和製作所が製造販売の製品。
TacaoFシルバーカー・コンパクトタイプ。
品名がシプールで品番はSICP02。
価格は税込み11880円。
通販の楽天市場の売値は、ほんの少しお安い11600円であるが、送料が要る。
代金支払い、軽バンの荷台に積みこんで持ち帰り。
お家の廊下にもマッチング。
部屋の境目に段差があるから、その操作を身体で覚えてもらわなあかんが、すぐに慣れるだろう。
28日、東北・仙台に住む実弟次男が、今年も送ってくれた県産の新米。
美味しいから食べてやーと、贈ってくれた10k入りの「宮城ひとめぼれ」。
おふくろにかーさん。そして私の3人でいただく東北の米贈答、宮城県産の「宮城ひとめぼれ」。
「コシヒカリ」と「初星(はつぼし)」を両親として、平成3年(1991)に宮城県古川(ふるかわ)農業試験場に誕生した。
「宮城ひとめぼれ」は、冷害にとても強く、味とかおりが良いねばりの強いお米、と謳っている美味しいお米。
贈ってくれてありがとう。
(R3. 9.14、22、23、27、28 SB805SH 撮影)