マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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地デジスーパーコース契約に伴う屋内配線工事

2018年07月21日 08時33分39秒 | つうしん
5月15日にKCNの地デジスーパーコース契約を交わしてから数週間後の6月7日に電話があった。

引き込み線並びに屋内配線の工事日程の相談である。

我が家のどの部屋であっても地デジスーパーコースの恩恵を受ける視聴工事である。

どの部屋と云ってもこれまで利用している部屋に限る。

新しい部屋を作ったわけでもない。

テレビを見る部屋は主にリビング。

食事も摂る団らんの部屋である。

もう一つは奥の間の主に私が寝泊まりするパソコン部屋である。

この部屋にはKCNの電話やインターネットを引き込んでいる。

もちろん受像機はアナログだが録画できるDVDユニットはBSも映る地デジユーナー付きである。

ただ、このDVDは1チューナーだから録画している番組しか見られないのが難点だ。

到着する10分前に、今から伺ってもよろしいでようかと工事担当者から電話が入る。

信頼できる業者はこれでわかる。

到着して早速は屋外や屋内配線の状態を確かめる。

電話+ネットケーブルは何年か前に配線してもらったからある程度は覚えているが、目に触れることのない部分は記憶にない。



屋外から引き込んだ配線は家の西側を這うようにしていたことなんてすっかり忘れている。

光ケーブルだと思う屋内引き込み器具があったなんてまったくもっと気づいていない。

呑気なことである。

その配線は奥の間に通しているが、部屋直接ではなく北側に回して窓下の壁をぶち抜いて配線。

その部屋に電話とプロバイダモデム並びに無線LANを設置している。

もう一つの配線はBS受信アンテナからの引き込み線である。

そこにKCN情報を絡ます混合器を取り付けて室内にBS受信を取り込むこれらの配線を崩さずに結線するにはブランチ器具を取り付ける。



マスプロ電工の2分配器のSP2CA。

シールに書いてあるように「FM-VU-BS-CS」の受信ができる器具だ。



BS受信といえば2階の手すりに括り付けている2種類のアンテナである。

丸い円盤はBS受信専用のパラボラアンテナ。

その上にある櫛型アンテナが地デジである。

今回はKCNから直接受信する配線に移し替え。

不要な遺物になるが、そのままにしておこう。

あれこれ30分。



二人の工事技術者は分かれての作業。

それから始まった屋内配線に切替だ。

天井裏にあったと思っていたアンテナ引き込み線。

探してもらったが見つからない。

もしかとして同軸ケーブルコンセントを設置している壁内部ではないだろうか。

壁伝いに探し回らなければならない。

とにかく探してみましょうとリビング部屋のアンテナ接続器具を引っこ抜いた。

手さぐりで探したブースターが引きずり出された。

こんなところにあったのか、である。



出てきたブースターはマスプロ電工のパワーサプライ

型番はWP6B。

我が家は建てたときは新築。

それから38年も経っていた年代物。

ビンテージにはほど遠い。

それはともかく38年ぶりに引きずる出されたブースターも驚いただろうに。

ところで昭和36年にマスプロ電工に社名変更したマスプロは誰でも知っているぐらいのアンテナ製造会社。

WP6Bはデジタル受信ができる器具。

地デジ化したときに来られた電気屋さんが取り付けてくれたのだろう。



屋内配線は奥の間にもう一つある。

屋内配線が長いのか受信ノイズが多くてきちんと受信できない。

そんな状態であってもなんとか奥の間で地デジを楽しみたい。

そう思って電気店で買った日本アンテナ製S-UVSW



地デジ受信は満足。

しかもBS放送もかろうじて受信する。

ところが大ぶりの雨天とか嵐、台風が吹き荒れるときはドロップアウトしてブロックノイズが発生する。

しかもだ。

快晴の日は受信さえしてくれない。

ピ-カンの日のBS放送は受け付けてくれない。

そんなときは録り溜めたビデオ映像に切り替える。

工事技術者にそのことを伝えたら昔の2芯フイード線では・・という。

その通りである。

2芯線であれば安定しないどころか線が細くて通せるものも通せない。

同軸接点器具に換えておきましょう、ということだ。

ありがたいお勧め工事はすべてが無料。

貧困者にとっては大いに助かるのである。

地デジ放送を見ている部屋はもう一室ある。

2階にあるテレビもアナログ時代のもの。

チューナーは全国総地デジ化施策のときに総務省からいただいたものだ。

当時は今よりもっと貧困時代。

市民税も徴収されないくらいの貧困家庭だった。

そのおかげもあって無料でいただいた地デジ専用チューナーは今も現役。

アナログテレビで地デジを見ている人はかーさん一人。

就寝時に見ているだけのテレビであるが電波受信は手で方向、羽根を調節しなければならないUHFアンテナ。

さて、どうするか、である。

KCNであれば一律どこでも1万円。

本日の出張範囲内でするならその価格であるが、後日ともなれば出張費が発生する。

されるのならお近くの電気屋さんなら屋内配線もみてくれはるので・・・と言いかけたが、就寝時だけの視聴であればもったいないと判断した。

思い出したのは工事技術者が帰られてからだ。

たしか、新築時に2階のアンテナ線はどうしますかと云われたことを思い出した。

そのときもこの部屋ではテレビを見ることはない、と判断していた。

そう判断したが、いずれは視聴することも考えられるので天井裏に線だけはしておきましょうだった。

結線すればそれぞれのチューナー設定。

リビング室にはサンテレビ専用となるCATVチューナーが設置された。

装置はパナソニック社製のTZ-LS300PW。

機器を操作するにはリモコンがある。

現行、使っている地デジテレビと同じような配置だから間違えそうになる。

尤も、この装置の受診は良好に入ってくる。

このサンテレビ専用装置を見るには主たる地デジ画像で見ることになる。

その画像装置の入力2に結線してくれた。

テレビとかチューナー付きDVD録画総理を収納しているラックは結線が実にしんどい。

背面にある穴から線を通して機器の背面に繋げる。

それだけあるのだが、裏面の文字が見えない。

接続してはテレビ受像機に映るか、映らないかを検証しながら繋いでいた。

工事技術者が云った。

INとOUTの端子が逆に接続されていましたよ、である。

あっと、驚きの事実にショックを隠せない。

さて、奥の間の受信状況はどうであろうか。

リビング室同様のサンテレビは受信できない。

パナソニックのCATV装置がないから受信しようがない。

それ以外の特典は契約時に聞いていた京都テレビ放送に大阪テレビ放送だ。

それに加えてKCNが独自に放送しているKCNフアミリーである。

まったく問題なく油浸してくれるが、奥の間の受信機はEテレが映らない。

なんとか調製してもらったが、受信に至らなかった。

三つ、四つも新設されたのでここは諦める。

工事技術者はKCN認定の工事会社のシンクレイヤ㈱。

担当してくださった技術者は二人。

いずれも30歳前後の若い方。

テキパキと動いていたのが気持ちいい。

私が伝える現状況。

かーさんが知りたい質問にも優しく応える。

その回答ぶりが実にわかりやすい。

簡潔明瞭に伝えてくれるので、スピーデイに終わった。

その後の受信はまったく問題が発生しないケーブルテレビジョン。

画像の乱れなどはまったくない。

近くで雷鳴が鳴り響いていてもビクともせず。

リビングのテレビはサンテレビ放送が映る。

一番よろこんでいるのは大の阪神フアンのかーさん。

その後の戦いは一喜一憂の繰り返しながらも減退ぎみ。

それでも画像に食いつく。

これまでなら映らないから諦めていたが、私が観たい番組は後回し。

撮っておいた録画も後回しである。

もっと嬉しいのはテレビ大阪に京都テレビ。

ついでに見られるようになったKCNフアミリー放送。

こんなんやってんのや、という感じだが・・・。



それから2カ月経った8月は初め。

太平洋上で発生した台風5号。

ノロノロ運転でぐるりと旋回しつつ東北上する。

時速は自転車と同じスピードというから時速は10km。

沖縄、奄美、九州で停滞気味だった長寿台風も8月7日の午後3時ころ。

紀州和歌山の北部に上陸した台風は奈良を斜めに横切る。

午後8時半に突然の乱調テレビ。

ブロックノイズを出力して録画していた番組は停止した。

ケーブルテレビジョンでもそうなることを知ったのである。

(H29. 6.16 SB932SH撮影)
(H29. 6.17 SB932SH撮影)


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