清水谷の古宮講の取材を終えたころはとうに過ぎていた昼時間。
同行した写友人とともに食事する。
明日香から吉野へ抜ける国道沿い。
何十年も前から気になっていたお店に行こうと声を掛けた。
店名は「手造りうどんにしかわ」。
一般的に「手作り」と表記するところを「手造り」にした理由は何だろうか。
そればかり気にかけていたうどん屋さんは、これまで入店したことがなかった。
昨今は新道が繋がった高取町の兵庫・薩摩辺りから清水谷の信号へ抜けることが多くなり、見かけることは少なくなった「手造りうどんにしかわ」は下土佐の信号とほぼ中間地点にある。
駐車場はほぼ満杯だったが、丁度2台分が空いていた時間帯が12時45分。
扉を開ければほぼ満席。
カウンター席はお一人だったが、三つあるテーブル席は注文待ちのグループもある。
「30分待ってもらわなあかんけど・・」と云う。
ゆっくりしたいものだから待つことにした。
お客さんが待つぐらいだから美味しいのであろう。
奥の畳席に案内されて席につく。
同店のメニューはかけうどんの700円や同額の釜あげうどん、さぬきうどんがある。
最低価格のうどんである。
それ以上は800円のわかめうどん、玉子うどん。
900円ではおろしうどんに山菜うどんだ。
私にとっては高額部類にはいるが、店内で手打ち麺をつくる「手造り」に期待して釜あげうどんを選んだ。
具材が入っているうどんによりも麺そのものをいただく釜あげ。
かけうどんでも良かったが、出汁で風味が味わえないと判断して釜あげうどんにした。
写友人もそれにする。
うどんメニューには定番のきつねやカレー、天ぷらもあるが私の生活範囲を大幅に超えている。
他にもある千円超えメニューになべ焼き、ミックスなどのうどん以外にうどん定食もあった。
天ざるうどんともなれば1700円だ。
びっくりするぐらいのお値段である。
麺のかただはお好み次第。
こだわりはもっていないので普通にした。
待ち時間は取材してきた行事のことや、昨今の取材状況などなど。
いくつかを報告しあう。
しゃべっておれば待ち時間は気にならないが、時計を見れば40分も経っていた。
ご主人一人で切りもみされているお店である。
テープルに運ばれた釜あげうどん。
透き通るような手造りうどんが丼に沈んでいた。
出汁には鶉卵が添えてある。
そういや蕎麦には鶉卵を入れていたなと思い出す。
30年以上も前の家の食事である。
細かく刻んだネギを出汁にしれて食べる。
箸で摘まんだ麺を持ちあげる。
出汁器に入れようとするが、あれぇである。
麺はとにかく長い。
丼からあがってこないのだ。
丼の縁からずるずると麺つゆ椀に寄せる。
こんなに長い麺だとは思わなんだ。
麺つゆに浸けて食べる釜あげうどん。
コシはないように感じるが「ある」のである。
つるつると喉越しを感じるうどん麺。
さすがの手造りだと思った。
麺つゆが特に気にいった釜あげうどん。
麺の量はどちらかといえば少な目。
あっという間に食べきった。
麺つゆがあまりにも美味しいので飲み干した。
「手造りうどんにしかわ」はご主人が開業されて26年目。
3年前にはお店を刷新しリニューアルしたと話す。
これまでは壁面が白っぽかったが、今では黒を基調にした造りになったのだ。
食べ終わってお店を出た時間。
もう午後2時になっていたが、入店しようとするお客さんがやってきた。
「手造りうどんにしかわ」の昼営業は午前11時半から午後1時半まで。
それでも入店を断らなかったのである。
(H26.10. 4 SB932SH撮影)
同行した写友人とともに食事する。
明日香から吉野へ抜ける国道沿い。
何十年も前から気になっていたお店に行こうと声を掛けた。
店名は「手造りうどんにしかわ」。
一般的に「手作り」と表記するところを「手造り」にした理由は何だろうか。
そればかり気にかけていたうどん屋さんは、これまで入店したことがなかった。
昨今は新道が繋がった高取町の兵庫・薩摩辺りから清水谷の信号へ抜けることが多くなり、見かけることは少なくなった「手造りうどんにしかわ」は下土佐の信号とほぼ中間地点にある。
駐車場はほぼ満杯だったが、丁度2台分が空いていた時間帯が12時45分。
扉を開ければほぼ満席。
カウンター席はお一人だったが、三つあるテーブル席は注文待ちのグループもある。
「30分待ってもらわなあかんけど・・」と云う。
ゆっくりしたいものだから待つことにした。
お客さんが待つぐらいだから美味しいのであろう。
奥の畳席に案内されて席につく。
同店のメニューはかけうどんの700円や同額の釜あげうどん、さぬきうどんがある。
最低価格のうどんである。
それ以上は800円のわかめうどん、玉子うどん。
900円ではおろしうどんに山菜うどんだ。
私にとっては高額部類にはいるが、店内で手打ち麺をつくる「手造り」に期待して釜あげうどんを選んだ。
具材が入っているうどんによりも麺そのものをいただく釜あげ。
かけうどんでも良かったが、出汁で風味が味わえないと判断して釜あげうどんにした。
写友人もそれにする。
うどんメニューには定番のきつねやカレー、天ぷらもあるが私の生活範囲を大幅に超えている。
他にもある千円超えメニューになべ焼き、ミックスなどのうどん以外にうどん定食もあった。
天ざるうどんともなれば1700円だ。
びっくりするぐらいのお値段である。
麺のかただはお好み次第。
こだわりはもっていないので普通にした。
待ち時間は取材してきた行事のことや、昨今の取材状況などなど。
いくつかを報告しあう。
しゃべっておれば待ち時間は気にならないが、時計を見れば40分も経っていた。
ご主人一人で切りもみされているお店である。
テープルに運ばれた釜あげうどん。
透き通るような手造りうどんが丼に沈んでいた。
出汁には鶉卵が添えてある。
そういや蕎麦には鶉卵を入れていたなと思い出す。
30年以上も前の家の食事である。
細かく刻んだネギを出汁にしれて食べる。
箸で摘まんだ麺を持ちあげる。
出汁器に入れようとするが、あれぇである。
麺はとにかく長い。
丼からあがってこないのだ。
丼の縁からずるずると麺つゆ椀に寄せる。
こんなに長い麺だとは思わなんだ。
麺つゆに浸けて食べる釜あげうどん。
コシはないように感じるが「ある」のである。
つるつると喉越しを感じるうどん麺。
さすがの手造りだと思った。
麺つゆが特に気にいった釜あげうどん。
麺の量はどちらかといえば少な目。
あっという間に食べきった。
麺つゆがあまりにも美味しいので飲み干した。
「手造りうどんにしかわ」はご主人が開業されて26年目。
3年前にはお店を刷新しリニューアルしたと話す。
これまでは壁面が白っぽかったが、今では黒を基調にした造りになったのだ。
食べ終わってお店を出た時間。
もう午後2時になっていたが、入店しようとするお客さんがやってきた。
「手造りうどんにしかわ」の昼営業は午前11時半から午後1時半まで。
それでも入店を断らなかったのである。
(H26.10. 4 SB932SH撮影)