マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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産直市場よってって肉工房千里屋粉かすあぶらかすのせきしめん

2025年02月26日 07時47分51秒 | カンタンオリジナル
もうずいぶん前に遠ざかっていた。

JAまほろばキッチンの肉販売コーナーの棚にあった肉匠たけ田が販売していた肉のあぶらかす。

これがむっちゃ美味かった。

まほろばキッチン付近に用事があるとか、或は取材の帰り道に立ち寄っては、棚にあったのを確認して買っていた肉匠たけ田のあぶらかす。

少量パックに詰めて販売。

その量は、丁度手ごろな価格帯。

買っては、冷蔵庫に買いおき。

いつでも愉しめる位置にあった。

最後に食べた日は、平成31年3月20日。

あぶらかすをぱらぱらと落とした調理メニューは、カレーうどん


旨さが増し増しになる肉匠たけ田のあぶらかす。

私が食に愉しんでいたのは、熱々うどんのきしめんうどん。



100gが298円から348円くらいで売っていた肉匠たけ田のあぶらかすは、和牛のすじ肉。

塊で売っているのではなく、細かく、或は大き目もある不定形の油かすは、熱いうどんに入れると、ぷぁーっと広がる脂の香り。

きしめんうどんのだし汁は牛脂が混ざってむっちゃ美味くなる。

牛肉も旨い本格的な油かす。

だし汁そのものを飲み干したくなるえー味。

コロナ禍になった令和2年。

あの味、この味に求めて出かけたJAまほろばキッチンの肉販売コーナーに肉匠たけ田の油かすがない。

その後も何度か、入店し確認したが、売り場にまったくその姿を見せない。

つい数日前にも立ち寄ったJAまほろばキッチン。

2年も経った5月1日も売り場にない。

同じ商品ではないが、産直市場のよってって大和小泉店内に似たような油かすがあった。

パック入りで千円。

その価格帯に手が出なかった。

量を半分くらいにした500円売りなら買ってみる気もあったが・・・。

JAまほろばキッチンに、もう匠たけ田の油かすを見ることはない、とわかった瞬間に食べたくなった。

あらためて立ち寄ったよってって大和小泉店にもない。

ない、とわかって、余計に悔やまれる油かす。

千円でも買っておけばよかった、と悔やまれる。

それから幾日か経った12日。

買い物目的は違ったが、冷蔵ショーケースに並べているやないか。

思わず手に取った肉工房・千里屋のあぶらかす。

括弧書きに「粉かす」と表記してあった。

そう、千里屋のあぶらかすは、匠たけ田の油かすと違って、細かく処理された油かすだった。

それでもかまわない。

とにかく油かすを入れたきしめんうどんを食べたい。

その一心に、レジ支払いした肉工房・千里屋のあぶらかす。

翌13日のお昼のうどん。

白だしをうどんつゆに・・・。

その量はどれくらいがいいのだろうか。

勝手にしてくれといわんばかりの家人が、動いた。

適量の水を入れた鍋にぽとぽと落とした白だし。

これも適量だ、という。

スプーンでちょっと掬ったその味が丁度いいと思ったら、ほんの少し白だし増しする。

冷凍きしめんは別途に湯がいておき、湯切りしたら、うどん鉢に入れる。

熱々の白だしを注ぐ。

これもうどん、きしめんなどの量に合わせて、適量を注ぐ。

あとはトッピング。



中央に盛るほど高く積んだ千里屋のあぶらかす。

多めに入れた方が、油かすの溶け、味がよくなる。

濃い目の味にした方が、美味しくいただける。

とろろ昆布も適量。

刻み葱も適量。

食べはじめにすべきことは、油かすをだしに馴染むように・・・

一口食べたっきしめんうどん。

つるっ、と口の中に吸い込まれる。

この食感が旨いのだ。



油かすのだしがのったきしめんが旨い。

つるつる、つるつる・・・

半分くらい食べたところで、思いだした。

天かすも入れよう、と思っていたがすっかり忘れていた。



天かすの役割は、旨いだしを吸って膨れること。

その天かすが実に美味い。

美味い油かすだしに、天かすの油だしが相まって、美味くなったが、物足りなさを感じる。

千里屋のあぶらかすは粉かす。

脂身が少ない。

匠たけ田並みの味に近づけるには、今日の油かすの量の1/2倍増しにした方が、もっと旨味が出る、と思われる。

(R4. 5.12、13 SB805SH 撮影)


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