マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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遅い時季にも咲くセッコクの花

2020年03月13日 10時24分03秒 | 十津川村へ
宿泊する民宿津川に初めて泊まったのは、22歳のころ。

今から46年も前、会社同僚ら数人と泊まった宿への足は新宮行きの路線バスだった。

当時、親父さんも女将さんも若かった。

親父さんは猟師。

仕留めた獣は猪か鹿だった。

獣は宿屋でいただく食材であった。

女将さんが亡くなってから早や7年。

親父さんは数年前から介護の身。

宿主は娘二人に弟が、両親の築いた顧客財産を継いだ。

猟師時代のご褒美に松茸があった。

山に入ったときにときおり見つかる松茸

お土産やいうてもらった鹿肉もあれば、猪肉とともに我が家に送ってくれていたが、今はもう・・。

山奥にセッコクがあった。

親父さんが若いころに採ってきたセッコク(長生蘭)は今でも元気に育っている。



セッコクの開花時期は5月から6月が一般的。

一部のセッコクは9月、10月に咲いている。

いずれも石つけしているセコックはどれもこれも苔むし状態。



眺める傍に秋海棠も咲いていた。

(H30. 9. 9 EOS40D撮影)


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