マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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岩端里山薫風

2007年05月28日 08時15分21秒 | 宇陀市(旧菟田野町)へ
宇陀市菟田野区の岩端集落。

畑に水を張り田植を待つ。両岸から引いた鋼綱に4、5年ほど前から集めた鯉のぼりの行列。

なんでもネットで募集して集めたといい桜が咲くころに飾られる。

岩端は山間部の狭隘な谷。里から吹く風が上昇気流となって鯉のぼりを煽る。

見苦しくなったら一旦下ろして綺麗に並べ再び上げる。

見物客に喜んでもらうには手間がかかりますわとおっしゃる。

現在、建築中の休み処の東屋。

来年には完成する予定で、大勢の人が来てくれはったらいいなと微笑んでおられた。

(H19. 5. 2 Kiss Digtal N撮影)

佇む苔庭秋篠寺

2007年05月27日 07時55分06秒 | 奈良市へ
美しく首を少し傾ける表情姿の伎芸天像が安置されている秋篠寺。

正門とされる南門や入りやすい東門をくぐり抜けると森閑の別世界が広がる苔むした庭。

ふわふわした一面は緑色の絨毯。

魅了する苔庭に時を忘れて佇む。

(H19. 5. 1 Kiss Digtal N撮影)

秋篠ノガミ講祭礼

2007年05月26日 08時26分44秒 | 奈良市へ
八所御霊神社神殿を前に参拝者が椅子に座ると今度は社守さんが拍子を打ちはじめます。

同じように般若心経を三巻唱えていきます。

ノガミ講を終えると野神神社に供えたカシワモチを下げて社務所に持っていきます。

このあとは用意したパック料理などをいただく直会が行われます。

(H19. 5. 1 Kiss Digtal N撮影)

秋篠、雨のノガミ講

2007年05月25日 07時50分01秒 | 奈良市へ
奈良市北部の秋篠の地。

秋篠寺東門の付近にある土壇(土塔またはドーヨ塚とも呼ばれる)に八所御霊神社の宮座十人衆、宮座を卒した長老のオトナ衆らがノガミ講祭事に集まってくる。

周囲を民家で取り囲まれた方形状の土壇。

頂上には堅牢地神社の祠が奉られている。

昔し周辺には九つの野神塚や祠が点在していたが地域開発などで農耕地もなくなってきたことから同神社に集めて祀っているという。

同神社の神前に御供を供えます。

雨降る今日、一般参拝者も加わり宮座衆が拍子木を打ち般若心経を三巻唱えるノガミ講が営まれた。

当地で行われたあと一行は八所御霊神社に向かいます。

(H19. 5. 1 Kiss Digtal N撮影)