[ L P ]
ずっとお蔵にしていたアルバムが帰ってきて、懐かしく瓦解しているこのごろです。
そんなJAZZのアルバムに挟まっていたこのアルバムは、大好きな人でした。
フリーJAZZだけが忘れられて訳でなく、このようなアルバムが一緒にいてくれたのはなぜかホットします。
ゴールデンデスクで総花的ですがこの人を楽しむには一番簡単でした。
1曲目、“UNCHAIN MY HEART”なんとかっこよい曲でしょう、途中のアルトのソロなんかも良い。続く“旅立てジャック”なんか小学生のころ訳もわからずに「モノ~、モノ~、モノ~」といっていたのを思い出します。
“わが心のジョージア”も最近聞かなくなりました。レイがなくなってから何年が経ったのでしょう。
“愛さずにいられない”この曲この人の最高曲だと感じます。バックコーラスにレイ・チャールズ・シンガーズなんてできて、それまでで好きでした。
ブルースにゴスペル調のシャウトが加わって、聴いてみると同じ盲目のスティービーのしっかりとした基だと感じます。“クライ・ミー・ア・リバー”“柳よ泣いておくれ”なんかはフルバンドバックにピアノも披露してやはり良いです。
“星空のバラード”とか“真夜中のバラード”も渋くて好きでした。
体を揺らしながらピアノを弾く姿を思い出しますが、私酔ぱらって古いJAZZを聴くとき、ピアノも弾かないのに体だけは同じになります。
“モーニン”と“ワン・ミント・ジュレップ”では得意のオルガンでジャジーな演奏です。
最後のD面はコンサートの模様でそれもダブルで楽しめるアルバムです。
ブルーノートに来るとしたら見に行きたいです。無理でしょうが。
Blog記事の題は、私がナルシストというわけでなく、アンチェインと愛さずにいられないを組み合わせたらそうなっただけです。あしからず。
ダブルデラックスなのでこれぐらいのほうが迫力あります。
ゴールデン・レイ・チャールズ・ダブル・デラックス
A
1 アンチェイン・マイ・ハート
2 旅立てジャック
3 打ちのめされて
4 愛し続けて
5 太っちょテッキー
6 わが心のジョージア
B
1 愛さずにいられない
2 泣かずにいられない
3 ラッキー・オールド・サン
4 ユー・アー・マイ・サンシャイン
5 クライ・ミー・ア・リバー
6 柳よ泣いておくれ
C
1 イエスタディ
2 エリノア・リグビー
3 星影のバラード
4 真夜中のバラード
5 モーニン
5 ワン・ミント・ジュレップ
D レイ・イン・コンサート
1 アイ・ガッタ・ウーマン
2 ベビー泣かないで
3 メイキン・フーピー
4 ハレルヤ・アイ・ラヴ・ハー・ソー
5 ドント・セット・ミー・フリー
6 ホワッド・アイ・セイ~フィナーレ