JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

名前覚えて帰ろう LOMAS / ALEJANDRO DI COSTANZO

2011-06-02 21:43:22 | 聞いてますCDいいと思う


ブエノスアイレスとバルセロナで活躍するピアニストだそうですが、スペインから2010年にでたピアノ・トリオのアルバムです。
それ以外まるでわからない人ですが、タンゴの文字が見えたので買ってみました。

1曲目そこそこのテクを全員が持っていて安心して聴いていられます。
2曲目ベースソロも悪くない、ピアノが1音1音しっかり出しているのが高感もてます。
3曲目アルゼンチン・タンゴのリズムが入って風土感もあり、個性がおりこまれています。
4曲目、その後に今度はとてもスクエアなバラッド演奏、この組み合わせが効いてきます。
5曲目音数の多いピアノグレーズはクラシックもちゃんとやってきましたという流れ、その後のピアノソロはなかなかのものです。どっかのフェスで午後の早い時間に演奏しているのを聞いて誰?と名前を聞きに行くぐらいに良い感じです。
6曲目ベースは時々ソロを採りますが、ドラムスはサポートが中心、この曲でソロをとりますが、ちょっと古いというよりかこれから伸びるのでしょう、写真見るととても若い子です。
7曲目はリリカルな曲、8曲目はカリプソをちょっと入れた、雰囲気はセント・トーマスを感じます。
9曲目もだんなハーモニーとリズムの今風な曲、たとえばハクエイ・キムの“トライソニーク”と方向がいっしょで、若々しさを感じます。
10曲目はスタンダードのようなシットリした曲で、この最期の2曲のつながりもとてもうまく、やっぱり名前覚えて帰ろう。


LOMAS / ALEJANDRO DI COSTANZO

Alejandro Di Costanzo(p)
Paco Weht(b)
Salvador Toscano(ds)

1. De arriba abajo
2. El limite
3. Actitud
4. Lagunak
5. No corran que es peor
6. Como a mi me gusta
7. Sirena del fin de la tierra
8. Milonga sentimental
9. ?Bailas?
10. Barro tal vez

コメント
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