JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

回帰者  グレック・ルッカ  飯干京子訳

2011-09-07 21:57:14 | 


読む本がなくなったので、昼休みに本屋さんに来たけれどなかなか決まりません。
アメリカのミステリーの新人ということで1冊手に取ってカウンターに行く途中こちらを見つけました。こちらは前に良い思いがあるので、平均以上だろうと変更です。
2009年に「暗殺者」と「逸脱者」を続けざまによんで「逸脱者」の方が展開と謎ぶくみで面白かったと記憶しています。
ボディーガード、アティカス・コディアックのシリーズもこれでひとまず終わりということのようです。
話が凝るのかどうか、人身売買をテーマにして、どうなるのかと思えば、アクション小説、ルッカの最期当たりをずっと読んだ感じです。
まあめでたしといえばめでたし、ってことで、でもきっとストーリー忘れちゃうだろうな。

ちょっとだけ抜粋です。

わたしは財布をひっぱりだして免許証を渡した。警官が受け取ったとき、手首の時計がちらりと見えた。プラチナのロレックスで、ブラッドリーが着けていたのと同じモデルだ。そういえば、プラチナのロレックスをはめた正直な警官には、いまだお目にかかったことがない気がする。もちろん、なんにでも初めてのときはあるだろう。だが、これがそうであるとは思えなかった。



コメント
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