JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

youはだれでも dedicated to you / trio acoustic

2011-09-16 21:30:12 | 聞いてますCDおすすめ


2008年の暮れに Olamarという名前で「Imprestion in The Bartok Music House」をだしたゾルタン、ピーター・オラー兄弟のtrio acousticは「Giantsteps」で活動を終えていたのかと思ったら2010年に自主制作でアルバムを作っていたのですね。
それも前作でもタイトルに揚げているベルギーの作曲家バルトークへの敬意がメインです。
ですからタイトル曲の“dedicated to you"のyouはバルトークのことではないでしょうか。
1曲目目、イントロから全開の強力フレーズ、JAZZピアノはこうじゃなくっちゃと始まります。
2曲目ジャジーなベースの音、このトリオのアルバム、ライブなど録音の良くないものがありましたからこのアルバムは嬉しい、バランスもよくて臨場感がある録音です。
3曲目がタイトル曲、もちろんyouは誰でもよいのです。
4曲目から6曲目までが、バルトークへの思いをつづった18分を、続けざまの演奏です。
フリーなインプロから現代クラシックの香りを持ちつつも、ゴラムスがしっかり叩いてソロもあるジャズです。
5曲目は日本の童謡のようなハーモニーの連なり、バルトークはハンガリーの民族音楽の採集などもした研究家でもあるのです。
6曲目続いてはベースソロがたっぷり、7曲目もベース・ソロ8曲目もベース・ソロからと、このトリオの売りいい音なのでベース好きはたまりません。

dedicated to you / trio acoustic

Zoltan Olah(p)
Peter Olah(b)
Gyorgy Jeszenszky(ds)

. young dark woman
2. in the suburb
3. dedicated to you
4. hommage of bartok part1
5. hommage of bartok part2
6. hommage of bartok part3
7. kalo
8. cat's cradle
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする