JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

タイトルは巻末で  SKYDIVE / Mats Eilertsen

2011-09-12 22:08:20 | 聞いてますCDいいと思う


9月4日に新宿ピット・インにトルド・グフタフセンのカルテットを見に行きましたが、そこでテナーを吹いていたのはトーレ・ブロンボルグ、ベースを弾いていたのがマッツ・アイレットセン、個の2人が入ったベースのマッツのアルバムを当日購入しました。
オスロ、レインボー・スタジオで録音されたアルバムでした。
1曲目ギターのアルペジオとドラムスではじまり、そこにピアノのメロディ1コーラスのあとがトーレのテナー、ポップの香りが加わってほんのり感のある、でもJAZZです。その後のピアノ・ソロ、これが良い。(こんれはその後アルバムを通して思い続けます)
2曲目、テーマ後のピアノ・ソロ、息の長いフレーズはよどみがありません。
続くギターのソロもパットの流れをくむちょっと癖の有り、トーレのテナーは個の前とかわらない最近のゆったり感です。
3曲目ピットインでも見せた微妙なリード奏法で不思議なビブラートで始まる曲は、ここもピアノがキリッとしています。
4曲目ピアノとローズ、それにベースのデュオで始まる曲は聖歌の感じのするトリオ演奏。
5曲目、メセニーの曲のようなギターソロ、これはと思うほど似ていて、これは意識的に作ったと思います。

ところで、ここ3日ばかり実家に行っていたオクサンが戻り、夕食に出してくれったサラダがこれ。



トマトの横に乗っているのがお土産でした。これ2食目で実は帰ってきた日にこれだけ洗って出されました。小ぶりの豆みたいに見えるものです。
見た目がお豆みたいですが、さて何でしょうというのが問題です。
最近TVでも観ましたが現物ははじめて、いただきますと、ほんのりした香りと甘さがあってこれが美味しい。どぎつくはないけれど個性的な味わい。
昔からしっているのにたぶん初めてです。

6曲目、アリコではじめますが、この人アルコで朗々とメロディーは作らずに効果を狙った使い方です。
7曲目途中からリズム感がましてギター・ソロはシペィシー、トーレもあの曲がったソプラノを吹いているみたいです。
8曲目、ここでもピアノを大きくフューチャーして、それが凄い(このアルバム、ピアノを確認するで価値あり)そのまんまづついて最後のの曲、トーレが最初のころの演奏していたガルバレクのようなはっきりしたライン、リズムも熱を持ってそれぞれ聞かせます。

このアルバムリーダーはベースでしたが、ピアノ、テナー、ギターがきちんと音楽作って、ベースはほとんど前に出てこない。
ほんのりベース、だけどそれでいて、旨いアルバムづくりが心に残るアルバムになりました。

でこの記事のタイトルですが それは「ほんのりほうずき」

きちんとした個性にほんのりした味わい、なぜか並んでくれました。

写真の食材は食用のほうずきでした。



海外から入った種のようで、抗酸化作用があって体にもとても良いらしいですよ。
このようにまわりに何だろう額かな、が付いていれば解りますね。




SKYDIVE / Mats Eilertsen

Mats Eilertsen (b)
Tore Brunborg(sax)
Thomas T. Dahl(g)
Alexi Tuomarila (p)
Olavi Louhivuori (ds)

エンジニア:Jan Erik Kongshaug
録音:Rainbow Studio
Recorded, mixed and mastered August-December 2010, Rainbow Studios, Oslo

1 Splendor
2 Memento
3 Birds Perspective
4 Parachute Psalm
5 The Pilots Choice
6 SkyDive
7 The Void
8 Embrace
9 The Old Oak
コメント (7)
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