JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

苦笑と微笑  TANGO MORTALE Blue / Anja Lecher & Peter Ludwig

2011-09-17 21:28:23 | 聞いてますCDいいと思う


中古ショップで見ていたら、チェロとピアノのデュエットがあります、好きな組み合わせにTangoとあるので、これは迷わずに買いました。好きだといったらベースもあるし、サックスだって好きだし、結構曖昧なんです。

1曲目ジョーズのテーマのような激しい弦の動きでちょっと驚く始まり、ピアノも硬質なタッチ、チェロも力強くて現代タンゴというのでしょうか。決して悪いわけではありません。
2曲目、ピアノが力強いタンゴのリズムとメロディ、古いタンゴを古く聴くよりも、コンテンポラリーなJAZZを聴くようで刺激があります。
なかなかいいけど知らないひとなので、ちょっとググると画像検索あとのは、なんと最中さん・・・こうゆうマイナーなところでは何度かありました。
ECMで、バンドネオンのダニエル・サルーシと共演していました。これも組み合わせて飛びついて、でもあんまり面白くなかったのです。
4曲目、とてもしっかりとしたというか風格もあって姿勢の良いTangoという感じです。
5曲目はチェロのソロで、これはバッハの無伴奏チェロと思い、曲名見ると“Praeludium”とあるから創なのでしょう。ECMのアルバムで個のチェロの音の出し方は合わないみたいなこと書きましたが、間然にクラシックの音には頭が下がりました、すみません。
6曲目はそのソロに引き続いたような始まりで“Psycho Blue”はタイトルにもある精神的ブルー、途中から非常に激しい駆け引きは大作しっかりした現代TANGOです。
7曲目は“Tango Nostalghias”で、古いタンゴメロディやリズムを上手くアレンジして懐かしさと新しさを併せ持った曲、バッハを除いてこのピアニストの曲らしいのですが、とてもストレートで気持ちが良い。
8曲目は哀愁ももった曲調となかなか幅の広いことするデュオで、最期ではダーティーな音をチェ利にださせて驚きます。

こちらのピアニストは絶対はじめてですが、どうやら今でもTangoの演奏をしているようで、どっかでもう一度お会いしたいですね。
最初の検索では苦笑しましたが、それが微笑みに変わりました。

TANGO MORTALE Blue / Anja Lecher & Peter Ludwig

Anja Lechner Cello
Peter Ludwig piano

1 Tango Aggression
2 Parallel Tango
3 Tango Nuevo
4 Tango Funebre
5 Bach-Praeludium
6 Psycho Blue
7 Tango Nostalghias
8 Fr her Tango
9 Zirkus-Tango
10 Tango Triste
11 Fata Morgana
12 Tango Fatal
コメント
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