JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

逢いの地角  Cine Passion / Quadro Nuevo

2011-09-02 22:07:09 | 聞いてますCDいいと思う


Quadro Nuevoの3日目、アルバムタイトルの通りの映画音楽集。
1曲目、フェリーニの映画「道」から“ジェルソミーナ”は昔良く流れていた気がするけれど、聞く分野がそちらの方だったからか、久しぶりにこのメロディを聞きました。とても子供の頃にみて、ちっとも面白くなかったことだけ覚えています。
3曲目は「バクダット・カフェ」から“Calling You”アコーデオンの音がハーモニカに近く、アレンジもシンプル、途中からギターアドリブが入ります。
このアルバムはこのグループとしてもJAZZから一番遠い感じではないでしょうか。
9曲目にピアソラの「忘却」がはいっていて嬉しくなります。ついこの間もピアノソロできいたし、クンメールのバイオリンでも聴いた曲、ピアソラがヘンリー4世の舞台劇用に作った曲だったのですね。
その後がパコ・デ・ルシアの曲、ここら辺が一番たのしい。
13曲目の「スパルタカス」の“愛のテーマ”も多くのJAZZメンが取り上げていて、いい曲です。
このアルバムはJAZZからはちょっと遠いところに位置しますが、軽く聞き流せるアルバムでした。

さて「あいのじかく」だいぶ辛くなってきました。ちょっと限界です。
映画の題に逢いの字、実に多く出逢いますね。「めぐり逢う朝」とか「逢うときはいつも他人」とかそれで逢う。地角とはとても遠く離れているところという意味、なんか地の果てす。
地の果てと逢うこれで何とか映画音楽の題の様な、失礼。

Cine Passion / Quadro Nuevo

Quadro Nuevo:
Robert Wolf (guitar)
Heinz Ludger Jeromin (accordion)
Mulo Francel (clarinet, alto clarinet, bass clarinet, soprano saxophone, tenor saxophone, C-melody saxophone)
D.D. Lowka (acoustic bass)

Evelyn Huber (harp)
Pegasus String Quartet (strings)
William Galison (harmonica)
Andreas Binder (French horn)
Wolfgang Lohmeier (percussion)
Jose Morato, Montse Suarez (palmas)

1 Gelsomina ("La Strada")
2 Volver ("El D-A Que Me Quieras")
3 Calling You ("Out of Rosenheim/Bagdad Cafe")
4 Plus Fort Que Nous ("Un Homme et une Femme")
5 Der Wind Hat Mir ein Lied Erzahlt ("La Habanera")
6 Georgia ("The Gold Rush")
7 Arabesque-Main Theme ("Lawrence of Arabia")
8 Main Theme ("Zwei in Einer Grossen Stadt")
9 Oblivion ("Enrico IV")
10 Themes ("The Hit")
11 Sentimental Walk ("Diva")
12 Main Theme ("Jean de Florette")
13 Love Theme ("Spartacus")
14 Chi Mai ("Le Professionnel")
15 Running to the Church ("The Sixth Sense")
16 Un' Ora Solati Vorrei-Senza Fine ("Avanti Avanti")
コメント
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