JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

緑の瞳の記憶 THE ENDLESS STRING / MICH GERBER

2012-08-12 08:29:20 | 聞いてますCDいいと思う


最近ショップに行く回数が減っているものの、中古などで、まるで知らないものを余計に1,2枚買う癖がついてしまった。
このアルバム、ジャケのコラージュ・デザインを見たことあるように思ってかいましたが、結局は勘違い、まるで知らないアルバムでした。
2002年スイスで出た、ベーシストMich Gerberという人のアルバムのようです。曲がすべてこの人で、ぜんぶダブル・ベースを引いていると但し書きがあるのは、シンセなどのプログラムの音が流れていて、電気処理ベースではないということを言いたかったのか、ということは周りはだいぶプログラムされたサウンドです。

1曲目アルコのリズムパターンから、オーバーダブでこれもアルコの雄大なメロディー、そこにシンセがかぶさる始まりは中東風の自然風景で幾多を思い出します。
2曲目は中世の小都市に中に入ったような、ゆったりとした、チェロのようなアルコのメロディ。
3曲目、スローだけれどロックのようなリズムにこれもアルコのゆったりしフレージング、この人基本アルコでピッチカートが少し聞こえたくらいです。
今もあるか解らないけれど、分類するならばフォーク・ロック調の女性ヴォーカル、最近注目されているようですが、イモージュ・ヒープというポップ歌手だそうです。
4曲目、逆さ回しのようなプログラム音にナイロンギターのアルペジオとシンプルなベースのメロディはバックにしっかりドラムスがリズムを刻むので、心地よく流れます。
5曲目、スパニシュなナイロンギターのアルペジオにヒープのヴォーカル、古いジョニ・ミチェル風。
6曲目再びアルコで中世風な世界、はっきりとすべては見えないけれど、潜在の深いところに残る、世襲の記憶、この人の瞳の色は解らないけれど(ジャケではヘーゼル(淡褐色)にみえるけれど)ここはグリーンの瞳でのぞき込む、何世紀も前の記憶。
前世占いというか仕事が世襲にしばられていら世紀にどんな仕事をしていたのでしょうね。
グリーンの超越した瞳が遠く透視するような感じがする音楽です。

まあ茶色の瞳をだしたので、ここはグリーンと書きたかった。ちなみにほかにはアンバー(琥珀色)グレー、ブルー、にバイオレッド(青紫色)、リッドで8色です。

ジャズらしさはありませんが、昨日の茶色アルバムともまた違う、楽しいアルバムでした。

THE ENDLESS STRING / MICH GERBER

Double Bass– Mich Gerber
Drums– Gert Stäuble (tracks: 1 to 4, 7, 9)
Drums, Percussion, Programmed By– Marco Agovino (tracks: 8, 10)
Guitar– Luk Zimmermann (tracks: 4, 5)
Keyboards– Gert Stäuble (tracks: 6), Luk Zimmermann (tracks: 2, 4, 5, 7
Percussion– Gert Stäuble (tracks: 1, 2, 5, 6, 9)
Piano– Imogen Heap (tracks: 8)
Vocals– Imogen Heap (tracks: 3, 5, 8)

1 Unda
2 Zumurud
3 Sirens Call
4 Lament
5 Embers Of Love
6 Eventide
7 There's More To Life Than This
8 Mare
9 Arpeggio
10 Luv
11 Delta
コメント (2)
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