
中古屋さんでみていて、弦3人13本の弦でNew Yorkにひかれて、まるで知らないけれど拾ったアルバムでうす。
ジャケからみても多分、マヌーシュ系の気楽なjazzだろうとの予測です。
確かに1曲目だいたい想像道理かな、2曲目セントルイス・ブルースはやはりブルースがはいって一寸変わったアレンジでそれぞれの弦の音色をかえたり面白いアレンジです。
このアルバム14曲中最初の2曲と最後の3曲が有名曲でのこり9曲がメンバーのオリジナルのようです。この並びも意図的でしょう。
有名曲は本歌のメロディを弦だけということでアレンジしてそれなりに楽しい、最後のコルトレーンなんか雰囲気のある演奏でした。
ところがオリジナルがよくわからない、アバンギャルド的なものを盛り込んでいるのでしょうか、いろいろやっていますが、全員が同じ方向を向いていないような、バイオリンに無理があったり、ギターがアレッという方向むいたりです。ドラムスはストリングスでないので、主旨が変わってしまいますが、ドラムスいれてきちんとタイム・キープして欲しい。
11曲目、ギターのメロディーは三味線がチントンチントンひくようなのが続いて、そこからなんんだかアブストラクト、こりゃあ参ったな~と思いえば、曲名は“Middle Eastern Essay”“中近東のエッセイ”っていうんだけれど、これ誤解じゃないのかな。
Time Never Lies / String Trio of New York
Double Bass– John Lindberg
Guitar– James Emery
Violin– Charles Burnham
1 Ramblin'
2 St. Louis Blues
3 Soaring Hawks
4 Second Ex
5 Shadow of a Doubt: A Suite in Three Movements/Vines
6 Shadow of a Doubt: A Suite in Three Movements/Fly Lines
7 Shadow of a Doubt: A Suite in Three Movements/Ropes
8 Celia
9 Time Never Lies
10 Jump Start See All 2
11 Middle Eastern Essay
12 Peggy's Blue Skylight
13 Honeysuckle Rose
14 After The Rain