チェコのANIMAL MUSICからでていた「INVISIBLE WORLD」はとてもさわやかで一寸チェコとは雰囲気が違ったけれど、同じレーベルのジャケの作りも似た感じのアルバムを買ってみた。
このベーシストは同じレーベルからでている「A QUESTION TO ALL YOUR ANSWERS」も買っていたのが、そちらはあまりピンとこないで、すでに手元からきえていたアルバムでした。
前作が自分名義のクインテットでしたが、今回はバンド名をつけたグループでメンバーはリーダー以外新しい人でした。
このベーシスト、チェコの人ですから基本的に上手い、2曲目はアルコなどでベース・ソロ、オーソドックスなヨーロピアンスタイルです。
3曲目はバスクラとソプラノのオーバー・ダブ、キーボードがエレキ色が強まって、爽やかなフュージョン色が出来ています。
4曲目ミステリィアスな演奏で曲名も“Mysterious Face”。
5曲目、良くアレンジされた構成で、ソプラノのソロ・パートも特出されたメロディではないけれど、すんなり入れる聴きやすい演奏です。
6曲目は優美な「ダンシング・クイーン」変にこねくり回さないところが良い。
7曲目、ベースの曲は一寸変わったアレンジでこんなことでもやるという個性をみせたくなるのがこのベーシストかもでも全体的にはとても統一感のあるアルバムです。
前作があったので、変な言い方になりますけれど、ちゃんと良いです。
FACE OF THE BASS / JAROMIR HONZAK
Beata Hlavenkova – piano, Fender Rhodes & keyboards
Michal Nejtek – keyboards, piano & sampler
Marcel Barta – soprano sax & bass clarinet
Roman Vicha – drums, percussion & sampler
Jaromir Honzak – double bass
String orchestra
1. Meanwhile
2. Majesty Time
3. Night Peace
4. Mysterious Face
5. Bowers
6. Dancing Queen
7. Robot Dilemma
8. Odd Folk
9. Poor Leno