JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

奥さんのいない夜に会う Matchbook / Ralph Towner

2008-05-11 14:11:08 | 聞いてますCDいいと思う


Ralph Townerのファンという中年音楽狂さんに刺激されて、中古で見つけたアルバムを買いました。「SIROCO」というアルバムです。
昨日は奥さんは母の日のプレゼントをもって実家にかえりました。私も同行しなければいけないのですが仕事があったので夜は一人(いや息子がいた)です。
こんな夜は古いLPを聞きたくなります。昔々一人の夜に聴いたアルバムです。自分の昔に会うみたいな感じです。
そして選んだのがRalph TownerとGary BurtonのDuo「Match Book」。
この二人大好きです。タウナーは自分のアルバムになると少し難しく、ダークになるような気がしますが、サイドとかオレゴンで演奏する方が私にはあっています。
このアルバムはバートンというしっかりした個性とのデュオなので塩梅の良い、好きなタウナーです。
2曲目“Some Other Time”タウナーがとても美しいアコーステック弦を聴かせてくれます。
4曲目、ポールウインターコンソートで大好きだった“イカルス”を2人のデュオで聴くと、コリアとのデュオと同じような素晴らしい駆け引きになる、タウナーの12弦ギターがたまらない名演。
B面4曲目“Aurora”はオレゴンでも演奏している好きな曲で、バートンの澄んだメロディがとてもしまった感じです。
B-5はミンガスの作ったレスターヤングへの曲“Goodbye Pork Pie Hat”でタウナーがすきなのでしょうか、アルバム「SIROKO」でも演奏されています。こんなに珍しい曲にすぐ会うのも面白い。バートンの主になって締めくくりみたいな鎮魂歌みたいな終わり方です。
LPって本当に良い長さです。片面だけのJAZZ喫茶なつかしいと思出だしたらこの一枚では終われなくなりました。
昨日聞いたもう一枚、一休みしてもう一度行くかもしれません。

MATCHBOOK / RALPH TOWNER GARY BURTON

Ralph Towner 12&classical gguitaars
Gary Burton vibraharp

A-1 DRIFTING PETALS
2 SOME OTHER TIME
3 BROTHERHOOD
4 ICARUS
B-1 SONG FOR A FRIEND
2 MATCHBOOK
3 1x6
4 AURORA
5 GOODBYE PORK PIE HAT
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うねる、もしくはうねらせる maarifa street / jon hassell

2008-05-10 17:33:14 | 聞いてますCDいいと思う



LABEL bLEUというフランスのレーベルはありゃーという良く解らないアルバムと、これは面白いと思うアルバムとに分かれて、間をいく、この程度と思うものがあまりないように思います。だから何も知らないで拾うときはスリルが一杯です。
このアルバムは、そのこれは面白いと思う一枚です。
Jon Hassellというトランペッターがシンセ音を駆使した、とても斬新なサウンドです。私ニルス・ペッター・モルヴェルよりか好みです。
1曲目、霞のかかったようなふわふわと漂うようなトランペットの音と中東の歌が重なったような、こうゆうの結構好きです。
2曲目もラップのテープを少し戻すようなサウンドを入れて、Peter Freemanのベースが結構重たく気持ちが良い、砂がうねりながら景色を変えていくような感じです。
3曲目はちょっとマイルスのイン・ア・サイレントを思い出すサウンドです。2002
年から2003年に掛けての録音ですが、とてもモダンに聴こえます。マイルスを経験した後のサウンドつくりで、新鮮さを保つことができると示されます。
その雰囲気を続けて4曲目になりますが、モスクの祈りのようなヴォイスとふんわりしたペットの掛け合いは、電気的な処理で可能なのでしょうが、不思議と心が落ち着きます。曲名が“OPEN SECRET(PARIS)”とあり最後の曲が同名曲で(MILANO)
とあり面白い感じです。
このトランペットゆったりとしか吹かない、フレーズよりかサウンド重視です。
5曲目は“NEW GODS”という大変な曲名ですが、イメージは変わりません。ちょっとモダンな感じのギターで、John Coxという人はどこかで聴いたかなと思うけど、かなりしつこくサウンドイメージを固持しています。
6曲目、低い音のリズムをベースに宇宙的なサウンドは、これはこれで面白いと思います。
最後が4曲目と同じ曲名で、サブタイトルがパリでなくてミラノ、トランペットにPaolo Fresuをむかえます。HassellのゆらゆらトランペットにFresuが余韻のようなバックをつけることからメロディを作り始めて、ミュートを吹くのはFresuでしょう。なかなか2トランペットの絡みはムードを高めていきますが、あくまでも平坦に宇宙に続いていく感じです。

嫌いじゃく、結構変わっていて、そこがいいところかもしれません。
内側のジャケを紹介しておきます。この絵ほど艶かしいサウンドではありまっせんが、西洋の人が東洋と宇宙を掛け合わせるとこのようなジャケになるかも知れません。
このジャケの絵と表紙ジャケと中間くらいの雰囲気です。











maarifa street/magic realism 2

Jon Hassell    trumpet, keyboards
Peter Freeman   bass, programming, percussion
Rick Cox      guitar
John Beasley    keyboards
Dhafer Youssef   voice, oud
Paolo Fresu    trumpet and effects
Abdou Mboup    original source drum performance on 'Darbari Bridge'


1 Divine S.O.S. (Hassell/Freeman) 7:14
2 Maarifa Street (Hassell) 7:08
3 Warm Shift (Hassell) 4:22
4 Open Secret (Paris) (Hassell) 11:47
5 New Gods (Hassell) 7:55
6 Darbari Bridge (Hassell) 11:33
7 Open Secret (Milano) (Hassell) 11:42

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハクエイ・キム アット ブルースアレイ イン Meguro 5/7

2008-05-08 23:18:39 | サポート中、ライブ
ゴールデンウィークあけの昨日は、とても良い天気で休みが続いているようなので、仕事はスロースタートとして夜は目黒、ブルースアレイのハクエイ・キムのライブへ出かけました。又今度も勝ってな感想を書いてみようと思います。とても沢山の方が集まりだした、ハクエイについてこのように書いていることがいいことかと思い出していますが、私なりの感想です。

メンバーはハクエイにベースの塩田哲嗣、ドラムスの大槻カルタ英宣のトリオです。最近顔合わせが多いと思いますが、ハクエイをリーダーにしたピアノトリオは初めてです。
先日、モーションブルーでのジャムでメンバーのテクと個性を認識していますので、ハクエイ君もなかなか大変その分楽しみで、凄いことになってくれることを期待しています。
開演までに、ちょっとお腹を満たそうと、焼き鳥と釜飯とビールをいただいたあと7時過ぎにブルースアレイ到着です。




お客様の出足は6割ぐらいの入りから最後7割ぐらいという、ちょっと寂しいところはありましたが、熱心なサポーターは本当にいつも前の方にいらっしゃいます。
Keiさん、チエさん、声をかけていただきありがとうございます。こちらから行こうと思ったのですが、微妙にお二人がそろっていなくって(いい訳です、失礼しました。)
かくゆう私も音的にはベストポジション前より3テーブル真ん中で良い席です。
演奏は7時45分よりはじまりました。

1st

1 Holy Land
おなじみのイントロの後に、こう来ましたかという感じでアバンで脅かして4ビートと憎いアレンジです。ちょっと初めの組み合わせの緊張感が伝わってきましたが、5分もすると一体になりだした感じです。ベースとドラムスはテクが安定していて最強のリズムの予感がします。

2 Haney Sucle Rose
少しオーソドックスにな感じは、これからスタートするツアートリオだからでしょうか、これからの変化がある気がしますが、ドラムスのソロに持ち込むアレンジが秀逸です。

3 A Hundred Years From Today
イントロからテーマに入る時に、エバンスのいるヴィレッジバンガードにいるのかと思いました。(オーバーじゃないですよ。)雰囲気が出て来ました。ここでも、ちょっとアバンが入り、入れ込みが伝わります。

4 Tow For The Lord
ベースの塩田さんの選曲だそうで、これがとても美しく心にしみる演奏です。私の独自の感んじ方なのですが、良い演奏を聴いていると、頭の後ろの方から鈍い音のハミングみたいなものが聴こえてくることがあるのです。心がどんどん和んでいくようで、私は天使のハミングと勝手に呼んでいます。それが聴こえました。年に一度あるかないかのことなのです。この状態に入れたことで、もう感激です。ツアーで何度か演奏すると思う曲です。

5 Dry Dance
ハクエイの1作目からの曲です。ドラムス面白いラインが快調に乗ってくると、ハクエイの高速メロディで盛り上がります。
ここで、やおら塩田さんが弓をもって弾き始めると、これが“ハピーバースディー・トゥー・ユウー”観客も大笑い、大拍手、ハクエイも一緒になって演奏し、「アリガトウ、でも終わりじゃありません。」のコメント、ドラムスの大槻さんの凄いドラムスソロになり、ガツンとしていながら和んだ1stが終了しました。

ゲストも来ますという、ハクエイのアナウスも楽しみな2ndは9時20分ぐらいから始まりました。

2nd

1 Dona Dona
3作目に入った、ハクエイがとても個人的に思い入れのある曲を、日本人3人で聴くのは初めてで、そこがおもしろい。ちょっと哀愁色が強くなった気がして、3人の日本人を感じます。

2 Time On My Hands 
3人のお笑い年齢トークで塩田さんが39才大槻さんが37才ハクエイは6日で33才だとわかり、開場が和むと優しくスウィングする演奏で、これがまた新しい魅力です。
左手のハーモニーにハクエイの優しさが増したように感じます。

3 Newtown
イントロのピアノでハクエイが乗っている状態がはっきりと解ります。勢いがまして塩田さんの凄いベースソロ、情念が絡み合うような魅力を溢れて、この曲セットで圧巻の演奏となってきました。独自のトリオカラーが出来そうで、たぶんツアーでも主要な曲になりそうな感じです。

4 Caravan
さてここでゲストの紹介があり、これがビックリ、大隈寿男さんででした。確かに大隈さんのツアーに同行していますが、大物の出現に会場も沸くし、これが凄い。
メリハリのある、リズムそのものみたいな始まりのキャラバンは、ピアノとベースをコントロールして曲を完全に支配しました。

5 The market part 3
ドラムスが大槻さんにもどって、ハクエイが演奏したかったと始めたのは、2作目からの曲。
こうやってこの3人の演奏を聴いていると、ハクエイのオリジナルトリオと違った日本人的ウエットなところがあるリズムを感じます。
途中ストレート・ノー・チェイサーを挟んでくれたのはサービス(サービスを入れてくれたの?)みたいに感じました。これで2nd終了ということになりました。

6 In Your Own Sweet Away
当然のアンコールに、実はもう一人ゲストがいますと登場したのが、H・ハンコックのグループにもいたドラムスのジーン・ジャクソン、気持ちよいスウィングの4ビート、軽快な素ステックとブラシ(ベースソロの間)ですすみますが、ピアノとのバース交換になるとこの人も凄い、塊みたいになりました。(ちょっと、どこかに行ってしまいそうで、ハラハラしましたけが)

7 Home Beyond The Cloud

2枚目のアルバムを出す前に聴き始めて、この曲をずいぶん聴いてきました。手探りのように弾いた最初のステージから、このステージでの自信に満ちた演奏、ベースもドラムスも個性的を主張して、それはそれで素晴らしいのですが、それを受け止めてまとめたハクエイ、雲のむこうへは、大変力強い飛翔になりました。

10時40分ぐらいに終わりましたが多くの人に囲まれたハクエイ君にカードなどを渡して
「来週のキースの感想教えて下さい。」「そんな恐いこと言わないでよ。」「私にだけでいいです。」
などとちょっと話してチェックアウトなどして外に出ると、大隈さんと2人が又丁度いて、大隈産へは厚木キャビンで紹介して貰っていたので、再び握手なども出来て大変満足なライブでした。(懐の大きなミュージシャンと握手できるなんて本当に感激です。)

6月後半から何ヶ所かのツアーをこのメンバーで行います。(ステージでは最後は顔も見なくなっていたり、なんて冗談を言っていました。)
今日初めてトリオしたメンバーですが、これからどんどん凄くなっていくような気がします。ハクエイのためにはツアー詳細を開示できればいいのですが、知っているのが2箇所だけ。もしこれから解るようならまた告知したいと思います。

ツアー最後は7/2再びブルースアレーでライブです。
こうなるとその変化が気になります。是非皆さんも一度体験してみてはいかがでしょうか。

さて特別企画、この名でここしか飲めない特別カクテル(たぶんここ数ヶ月しかないオリジナル)があります。



ハクエイ観覧の思い出に是非ご賞味いただけると、楽しさ倍増です。

昨日を体験された方なら解るとおもいますが、最後に記したい言葉があります。


“ありがとうございました。”




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1%以下 bebop bassoon / daniel smith

2008-05-07 16:48:15 | 聞いたけどCDどちらでも



リード楽器で一番聴いているのがテナーサックスだと思います。それを100とするとバリトンサックスは3%位、バスクラリネットが5%位聴いている感じです。
低音を出すリード楽器としてバスーンがありますが、この楽器でJAZZをやっているのを聴いた覚えがありません。1%以下です。中古屋さんで見ていたら、このアルバムを見つけました。バスーンの音色を思い浮かべると不思議な感じですが、ずっとJAZZを聴いてきた私としては無視は出来ません。
曲は良く知られた曲ばかり、“Killer Joe”からはじまって、バスーンJAZZやはり初めてだと思います。
テナーやアルトに比べてバリトンサックスが難しいといわれるように、オーボエと同じ2枚リードのこの楽器もっと難しいようにおもいます。
曲を聴き進んでいくうちに、早い指使いはたいへんな感じで、長めのフレーズ運びが主になります。一生懸命演って入りのでしょうが、音色が音色ですから、体格の良い女性が白無垢を着ているような(すみません)JAZZとしてはちょっと違和感を感じてしまいます。
テナーやアルトのようなリードタッチもでづらいようで、やはり耳には慣れていないタッチです。
ただバックはしっかりJAZZしていて、ピアノうまいなと思ったら、なんとピアノとドラムスは昨年これはうまいと思ったmartin bejeranoとludwig afonsoです。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20070603
バスーンのJAZZ調べてみたらポール・ハンソンさんと言う人もアルバムをだしているようで、そちらはどうなんでしょうか。
もちろん楽器を選ばないJAZZですから、だめと言うのでなく、耳に慣れないとということです。

bebop bassoon / daniel smith

daniel smith bassoon
martin bejerano piano
john sullivan bass
ludwig afonso drums

1 Killer Joe
2 Anthropology
3 Blue Monk
4 Sister Sadie
5 In A Sentimental Mood
6 All Blues
7 Doxy
8 Up Against The Wall
9 Nirk's Works
10 Sticky Wicket
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日のことも正しく書こう 

2008-05-06 15:58:28 | その他
ウオッカがウオツカに修正さてつつ有ることは、これからはそのような名前で正しく酔うことにして、それほど問題ではありません。
ここでもっと大間違いを発見してしまいました。“かつて”を“かって”と思っていました。“カムチャツカ”を“カムチャッカ”と書くならまだしも“かつて”を“かって”と書いていたと思います。発音では“かって”で良いでしょうが、文章ならば“かつて”です。
文章をこのようにblogで公開しているので、後悔です。アチッ、駄洒落でごまかしてしまいました。

このように考えると“たって”のお願いは“たつて”のお願いかというと、これは、たってのお願いのようです。 やれやれ。

ゴールデンウイークも今日まで、息子もすでに自分の家に帰ってしまいました。
休みはあっという間に過ぎさってしまうのですが、息子たちとオクサンの誕生日をお祝いできて良い休みでした。お誕生日といえば、わがハクエイ・キム君は今日がお誕生日、おめでとうございます。今日はソロでライブです。プレゼントとカード(甥っ子の奥さんのて手作り)を準備して会うことにしました。



会うのは明日、目黒ブルースアレイに行くことにしました。先日横浜のジャムではあまり聴けませんでしたが、横浜でも一緒だったベースの塩田哲嗣さん、ドラムスの大槻kalta英宣さんの強力バックでのトリオ演奏で、かなり期待しています。
横浜で聞いたこのリズムでハクエイと一緒だとまた新しい1面が聞けるかもしれません。(このメンバーで名古屋、京都にも行きます。)
ということでゴールデンウイークは明日もあるみたいです。

http://www.bluesalley.co.jp/schedule/live_body.html





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強いお酒で正しく酔う urlicht/primal light / Uri Caine

2008-05-05 16:53:55 | 聞いてますCDおすすめ




家では飲みませんが、JAZZクラブへいく機会が増えて、カクテルなども飲むようになりました。そのまま飲んでも、カクテルのベースにしてもこのごろではジンよりかウオッカが多くなりました。
ずっとウオッカと表現していましたが、最近では発音の近いウオツカに修正される方向のようです。
世の中戦争は絶えませんが、7年におよぶ戦争が昨年暮れに終わりました。
ウオツカ戦争というのだそうで、穀物ジャガイモが原料のもの以外は」ウオツカと認めないとする-ポーランド、スウェーデンなどとサトウキビやぶどうが原料でも認め得るべきだとする-イギリス、オランダなどとの論争です。
議論は2007年12月17日に「原材料を明記することによって。ウオツカと認める」という結論になりました。内容はともかく、戦争が終わることはうれしいことです。でもブドウのウオツカってどこに有るのでしょう。
これからはウオツカで正しく酔うことにしました。
この強いお酒で正しく酔うには、春のサイダーみたいな音楽ではだめなわけで、このアルバムにしました。強力、強烈、ノックアウト間違いなしです。
中古屋さんで出会うと拾うことにしているUri Caineがグスタフ・マーラーの音楽を編曲したアルバムです。編曲と言うような生やさしいものでなくユリがマーラーと言う固まりを飲み込み、かみ砕き、消化して排出したような強烈なアルバです。
この前強烈な印象を受けた David KrakauerのLivein Krakowと通じている東欧の強い酒を思い起こします。

曲名は英語では解りづらいので日本の曲名ではこうなります。
1 交響曲第5番、葬送行進曲
2 少年鼓手「子供の魔法の角笛」より
3 いま太陽は輝き昇る「亡き子をしのぶ歌」より
4 ふと私は思う、あの子たちはちょっと出かけただけなのだと「亡き子をしのぶ歌」より
5 交響曲第1番「巨人」3楽章
6 交響曲第2番「復活」、原光
7 けさ野辺を歩けば「さすらう若人の歌」より
8 交響曲第5番、アダージョ・モデラート
9 春に酔える者「大地の歌」より
10 だれがこの歌を作ったのだろう「子供の魔法の角笛」より
11 告別 「大地の歌」より

まずはメンバーを見てください。この人たちが全力演奏と言うのがイメージです。
1曲目トランペットのファンファーレからバイオリンのテーマ、G・バートンの「葬送」もそうですが雰囲気がにてきます。とてもストリングスのアレンジが上手い。
爆発的なピアノ音とエフェクトのギターとグレゴリオ調の男性ヴォーカルの2曲目
リズムはアフリカンに、これほど爆発したピアノ和音があるのでしょうか。
つながって3曲目は東欧の静かな朝のひと時、かなり細かく処理した音が入っているので、ケインがいかに力を入れているかと言うことが解ります。
4曲目、マーラーの曲とは思えない、クラブのPOPの曲のよう、M・フォーマネクという人のベースが良い感じです。
5曲目、クレズマーミュージックの本質、もの悲しく、そしてユダヤの民族的強さを踊るように表現するジョシュ・ローズマンのトロンボーンが凄い演奏です。マーラーがJAZZミュージシャンかと思うほどのケインの編曲です。
6曲目ストリングスからの導入は美しく、格調高くただしなぜか物悲しい、マーラーの特徴でしょうか、目を閉じ祈る感じです。
7曲目突然モダンなピアノトリオこれがまた素晴らしい、結局マーラーの音的ベースがしっかりしているからでしょうか、色々な技法をチープにしないユリ・ケインには本当に驚きます。
8曲目はとても静かなピアノから、やさしい管弦楽へと移るところ、しかし簡単にはしないケイン、常に不安が、喜びの横に見え隠れするような凄いアレンジです。
9曲目はクレズマー風、ところがしっかりモダンJAZZアンサンブルでジョーイ・バロンなどのここの技量が光ります。
10曲目ディヴ・ダグラスのトランペットの独演。
最後は原曲でありばオーボエで吹かれるメロディーをヘブライ語の賛美歌の歌詞で歌わせる素晴らしいアレンジ、この音楽をなんと呼ぶのだろうと思ってします存在です。
ウオツカを飲みながら聴いて、どちらがダウンするかを競うような、だからいつもいつも聴くのでなく、心して強いウオツカを準備して聴く音楽です。

urlicht/primal light / Uri Caine

Uri Caine (p)
Joey Baron (ds)
Aaron Bensoussan (perc)
Danny Blume (g)
Dave Binney (ss)
Dean Bowman (vo)
Don Byron (cl)
Dave Douglas (tp)
Mark Feldman (vln)
Michael Formanek (b)
Larry Gold (cello)
Arto Linsey (vo)
DJ Olive (turn table)
Josh Roseman (tb)


1. Symphny No.5, Funeral March
2. The Drummer Boy From "The Boy's Magic Horn"
3. Now Will The Sun Rise As Brightly From "Songs Of The Death Of Children"
4. I Often Think They Have Merely Gone Out! Form "Songs Of The Death Of Children"
5. Synphony No.1 "Titan", 3rd Movement
6. Symphony No.2 "Resurrection", Primal Light
7. I Went Out This Morning Over The Countryside From "Song Of A Wayfarer"Symphony No. 2 "Resurrection", Andante Moderato
8. Synphony No.5, Adagietto
9. The Drunkard In Spring From "The Song Of The Earth"
10. Who Thought Up This Song From "The Boy's Magic Horn"
11. The Farewell From "The Song Of The Earth"
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

届いたプレゼントのような Christain Jacob Live in JAPAN

2008-05-04 10:09:42 | 聞いてますCDおすすめ




昨年の横浜JAZZプロムナードの白眉はChristian Jacobだったと多くの人が思っているのではないでしょうか。
その演奏の5日後「Tokyo TUC」でのライブ録音が発売されました。
横浜で聴いた10曲のうち7曲が収録されています。
“It Never Entered My Mind”を聴いているとうっとりした気分がよみがえりますし、“Too Close For Comfort”でジェイコブのテクニックに驚いたことも思い出しました。
日本の四季を歌った有名曲4曲は、あの時聴いていたので、驚くことなく落ち着いてきけて、良さをしっかり確認できました。
どの曲もそれぞれにアレンジが秀逸で、私は“赤とんぼ”の美しさが特に好きですし“雪の降る街を”の激しさも好きです。
8曲目“State of Mind”も美しい曲です。
アルバムの解説のなかでジェイコブが語ったこととしてこの時のツアーを通じ
「もっとも感動したのは、横浜ジャズ・プロムナードで演奏した時だ。僕を全く知らない、多分初めて聴いたお客さんが、トリオの伝送に感激し、暖かく受け止めてくれた。終演後、彼等が送った拍手、歓声、そして会場の雰囲気。僕がいままでに経験したことのない最大級の賛辞だった。」と書かれています。
そのように感じてくれた事は、聴いたこちらの喜びが伝わったのだととてもうれしい気持ちです。ジャズのライブってある意味気持ちの交換なのですね。
観衆からの声援と彼からの演奏が互いにプレゼントになりました。

プレゼントといえば奥さんの誕生日のプレゼントって簡単に決まりません。
今回就職した息子はワイン付きでバックをすでに渡していました。めったに帰らない上の息子が久しぶりに返ってくるので、待ち合わせして、奥さんが気に入った上着を二人でプレゼントしました。
「これで○○へ行くときの服ができた。」ってハイおめでとうございます。

さて、今晩は久しぶりに息子がいるのでゆっくり夕食をしようということになりました。
鮎があったのでそれをまず焼いて、カレイをお刺身にしたのですが、途中からオリーブオイルとポンズをかけてカルパッチョとしました。
メインは得意のアクカパッサ(いつもよりかちょっと豪華)、私の誕生日に貰った白ワインをあけて、今日買った赤も飲みました。







オリーブだと思って入れたものは、なんと燻製のウズラの卵だったりして大笑いしました。
オヤジの仕事で抱える揉め事について相談したりしていたら日付が変わっていました。

The Christian Jacob Trio LIVE IN JAPAN

Ray Brinker drums
Christian Jacob piano
Trey Henry bass


1 Too Close for Comfort
2 It Never Entered My Mind
3 Little Eyes
4 Hana/花
5 Natsuno Omoide/夏の思い出
6 Akatonbo/赤とんぼ
7 Yukino Furu Machio/雪の降る街を
8 State of Mind
9 All or Nothing at All
10 At Last
11 Muddy Skies



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サイダーぐらい  Little Things Run The World / BEN ALLISON

2008-05-02 22:28:50 | 聞いたけどCDどちらでも


Ben Allisonという名前は何度か見ているのに聴いたことが有りませんでした。
新しいアルバムが出ていたので、お初になりました。他のメンバーもほとんど知りません。ギターのSteve Cardenasは誰かのアルバムで聴いていますが、ほとんど記憶に有りません。
1曲目ギターのフレーズがおもしろいものの、新しいサウンドというよりか、POP調が強いJAZZロックバンドの感じです。
3曲目軽めのトランペットの音は、昔のハーブ・アルパートを思いだしました。演奏はベースがリーダーなのにほとんど前にです、トランペットがずっとメインでメロディを吹いてます。5曲目まできて感じるのは、キーボードなどの鍵盤が欲しいと言うこと、メロディの変化に乏しく感じます。
ギターがいい感じなので、もっとバリバリメロディ弾けばと思うのです。
7曲目でやっとアコベのソロが入ってBen Allisonのアルバムだと思います。
ペットがずっと主旋律を吹いていますが、あまり魅力的とは言えません。面白さを探す演奏の広さがありません。
期待したよりもおとなしい、良くあるJAZZバンドという感じで、ただ全然解らないというのでなく、解り過ぎる軽さというか、Little ThingsはLittle Thingsなのだから、構想通りのアルバムかも知れません。

Little Things Run The World / BEN ALLISON

Ben Allison(b)
Steve Cardenas(g)
Ron Horton(tp)
Michael Sarin(ds)
Michael Blake(sax)

1 Respiration
2 Little Things Run The World
3 Four Folk Songs
4 Language Of Love
5 Roll Credits
6 Blowback
7 Jealous Guy
8 Man Size Safe
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休み前の・・・  easy living / paul desmond

2008-05-01 22:52:20 | 聞いてますCDいいと思う


5月1日はある人の誕生日でライブをしていますが、こちらも気になる誕生日があります。
仕事では新年度の4月が、まずまずのスタートで、それに衣替えもある程度すんで、気分が楽なので、ちょっと午後からお休みを取って奥さんと会っています。
渋谷で良いイタリアンの平日ランチなので1,050円、デカンタを頂いても2,000円でした。
前から見たいと言っていた展覧会も5月6日までなので行きました。



ルノワール+ルノワール展といって画家ルノワールとその息子映画監督のジャン・ルノワールを二人並べた展覧会です。
美術史的には珍しく家庭的に幸せな生涯をすごしたルノワールだから、出きる展覧会ですが、なかなか面白い企画です。
特に映画監督ジャン・ルノワールとルノワールが結びついていなかったので驚きました。映像が会場で上手く流れていて、息子ジャンがルノワールの絵画をいかに映像で表現していくことを目的にしていたかが良くわかります。
ジャン・ルノワール 

ピクニック 
大いなる幻影
ラ・マルセイエーズ
ゲームの規則
浜辺の女
フレンチ・カンカン
恋多き女
その他多くの作品がありますが、若い頃に価値ある作品としていくつか見たと思います。それが今日有名画家と結びつき、なお且つ絵画と映像が並んで見ることが出来てとても納得できました。



受けた印象を無責任にのべるなら、ルノワールの作風が一貫して変わらない(テクの模倣時代はある)という印象でこれは安定した生活環境のせいなのでしょうか。
もう一つはジャン・ルノワールのいかにも映画監督、カット割りなしの長回しのフィルムがあり、現代と違う映像の、別の凄さにおどろきました。
渋谷で買ってきたケーキを頂いた後、明日は仕事ではありますが、でもとてもゆったりとした気持ちになっています。そこにピッタリな音楽をききながら、何もないゴールデンウィークの予定をいかにしようかなどと思っているところです。
めったに帰らない息子が帰ってくることだけが決まっているような休暇前です。

さてポール・デスモンドのほうは何も言うことがない、良いところが一番凝縮されていた時代のビクターに残された、ジム・ホールとの共演アルバムです。
高い澄んだ伸びる音と溢れるメロディーは、何時聴いても、何度聴いても感想は同じでうっとりするということになります。
実はラスト・リーダー作を最近聴いていてその記事をすでに書いたのですが、本日はこちらが先になりました。
元気なこちらが先なってしまいました。

さてある人の誕生日祝いなので、デパートを歩きますが、何でも高くて手が出ません。こちらは値札をみてあきれるばかり、何も選べぬまま、それぞれの母親の、母の日のプレゼントを選ぶのは例年のこととなりました。
もはやあきらめて、私はショップに時間を貰い、休日用のアルバム4枚をしいれました。
夕食は動いているズワイガニを買ってきて、そのまま鍋に放り込みいただきました。これが美味、たっぷりした実が上品な甘さで二人で1杯とても満足しました。


easy living / paul desmond

Paul Desmond (as) Jim Hall (g) Gene Wright (b) Connie Kay (ds) A-1,A-2,B-1
Paul Desmond (as) Jim Hall (g) Gene Cherico (b) Connie Kay (ds)A-3,B-4
Paul Desmond (as) Jim Hall (g) Percy Heath (b) Connie Kay (ds)A-4,B-2,B-3

1 When Joanna Loved Me
2 That Old Feeling
3 Polka Dots and Moonbeams
4 Here's That Rainy Day
5 Easy Living
6 I've Grown Accustomed to Her Face
7 Bewitched, Bothered and Bewildered
8 Blues for Fun
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする