JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

鼻唄じゃ Pas Del Temps / Marti Ventura

2008-10-20 21:15:38 | 聞いたけどCDどちらでも


先日聴いたアルゼンチンのトリオがとてもよかった。
知らないところにまだまだ驚くものがあるけれど、評判がよくても、自分にはしっくり来ないアルバムもあるものです。
このアルバム、有名文庫本でもお薦めで、ジャケを覚えていたので、期待して拾いました。
ピアノの音は柔らかくいい音で弾いていると思います。
2曲目の曲も繊細でそれにあった演奏だな思います。
11曲中7曲がオリジナルですが、これって面白いのでしょうか。アドリブのフレーズをつないだような曲が多く、テンポを途中で色々変えたとしても深くは入っていかないように思います。
いかにもJAZZ的な感じを出しますが、それはずっと弾いているJAZZフレーズの鼻唄みたいなもので、曲としてのテーマには足りないと思います。
このアルバム、オリジナルが残念ながら水準にいたりません。
4曲目のベースのソロのピッチは不安だし7曲目のアルコソロは世界に披露する水準ではありません。
ドラムスを評価する向きもありますが、タイムのはずし方は古臭いし、ベースのテクと同じくらいに感じてしまいます。
ただピアニストの音色と“Nature Boy”のタイム感など悪いピアノとは思いませんから好みでしょう。
実はその前のアルゼンチンのアルバムで驚いたので、その落差が響いた記事になりました。
スペインのJAZZもこのごろとてもよくなっているように思いますが、比較したのはアンラッキーでした。

Pas Del Temps / Marti Ventura

Marti Ventura (p)
Miquel Angel Cordero (b)
Lluis Ribalta(ds)

1 NIT EN BLANC
2 EVERY LITTLE THING SHE DOES IS MAGIC
3 MR I
4 PAS DEL TEMPS
5 KLOWN
6 FOOL OF FEEL
7 MY ONE AND ONLY LOVE
8 PEL RAFA
9 NATURE BOY
10 CURT
11 POTSER SORT

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なーんだと思われても  アンケートに発展です。

2008-10-18 21:57:25 | 聞いてますCDおすすめ


今日の記事で1週間連続になります。今日のことをだらだらと書くことになります。
階段を滑って腰を打ち松葉杖になって今日で3週間、一時は最悪の事を考えたり、車椅子にのって出かけたり、周りの方々には大変なご心配とご迷惑をおかけしました。
昨日からかなり足が使えるようになり、本日はついに松葉杖を1本やめ、普通の杖で歩いてみました。ゆっくりであれば普通の杖1本で歩けるまでになったようです。
そこでしばらく行っていない母親のところに行って来ました。
だいぶボケているので骨は大丈夫か?病院にいったのかと何度も何度も聞かれると犯罪を犯した気分になりますが、しょうがないでしょう。
最近お気に入りの、葉山にある大変美味しいお蕎麦屋さんでお昼をいただきました。いつも列が出来ているのですが、今日はすんなりと席につけてラッキーです。
これ以上お客が増えると困るので店名は秘密ですが、お店の窓からは裏の山が見えます。(本日は近くにわらが干されていました。)



お店の入り口にはユリがいけてありました。知っている人は一目瞭然です。



食事のあと買い物などして、母の住む町の魚屋さんで魚を仕入れました。



母親を部屋に送り届けてすることもないので部屋にあった花を撮ったりして、好きなパン屋さんでパンなど買って帰ってきました。
夕食はこれで決まりです。





夕食はいつものとおりアクアパツァを鍋ごとだしてそれをつつきます。



パンに白ワインそれだけでとても楽しめますが、あわびが1,200円でしたのでステーキにしました。白ワインを絡めたソースをパンにつけて、このお値段でこのようにいただけて満足です。



なーんだ、前と全く変わらない生活じゃないかと思われてもしかたがありません。大騒ぎしていたわりに、Blogでミスなどもして一回り小さくなったmonakaです。
そしてこのアルバムは松葉杖で中古屋さんに行き(なーんだ、変わりないじゃん)
前から聴きたくて思っていた懐かしの歌手のベストアルバムを300円で買ってきた物です。
アルバムの写真はこれではありません、ベストアルバムでこのライブの写真を枠で囲ったものです。
その歌手とはホセ・フェリシアーノ、そして聴きたかった曲はドアーズのカヴァー“Light My Fire(ハートに灯をつけて”です。
あかしてしまえば、なーんだと思われるかも知れませんが好きなものは好き。
盲目のシンガー、フェリシアーノの歌声と馬鹿テクのギター演奏が大好きでした。
ベストアルバムなので懐かしい曲が沢山ありますが、“Rain(雨のささやき)”なんかも好きだったことをおもいだしました。
JAZZとは関係なく昔好きだったグループって誰でもありますよね。
私は、“カーペンターズ”だったり“サイモン&ガーファンクル”“イーグルス”だったりしますが、“ポコ”とか“アメリカ”なんかも好きでした。
これって年が知れるな、是非皆さん好きでしたをお寄せください。(最後にもういちど)
なーんだと思われてもいいんです。

The Best of Jose Feliciano

1 ハートに灯をつけて
2 夢のカリフォルニア
3 雨のささやき
4 獄中の手紙
5 風のささやき
6 ラスト・シング・オン・マイ・マインド
7 ヘイ・ジュード
8 二人だけの世界
9 サニー
10 ハイヒール・スニーカーズ
11 ワーク・ソング
12 ウォーク・ライト・イン
13 戦争の親玉
14 レット・イット・ビー
15 恋はフェニックス
16 ウイチタ・ラインマン
17 オルフェの歌
18 濃いのささやき
19 だだ一度の恋
20 ケ・サラ

記事を書いていたら急にその気になりました。アンケートに発展でしょうか。
JAZZにはまる前、もしくはJAZZを聴きながら、とても心に残るPOPSがありました。サーテ、今聴くことはありませんが、いいなという思いではしっかりと焼きついています。
POPSやROCK専門のかたはご遠慮ください。今JAZZ好きと自負されている方の思い出の曲を教えて下さい。
JAZZ好きの好きなPOP集ができるかも知れません。(最近お客様も多く、どなたでもかまいません、ちょっと一言コメントをいただけると幸いです。)
ちょっと興味ある集団を作って見ましょう。









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薄茶のお手前 Esto es lo que hay / Norberto Machline

2008-10-17 22:14:39 | 聞いてますCDいいと思う


昨日に続いて新しいといっても2007年アルゼンチンのアルバムです。
まるで知らない人たちですが、こちらもかなりビックリしたアルバムになりました。
まず驚いたのが、ベーシスト、10曲中6曲がアコ、3曲がエレベの演奏です。(1曲ピアノソロ)
3曲目流れるようなエレベのラインや7曲目の軽快なラインにウォーキングが加わる当たりもとても格好いい。
そしてウッドベースも充分以上、2曲目や4曲目で低いいい音でリズム、フレーズとかなりの人だと思います。中央にいればかなり注目の人に成ったのではないでしょうか。
そしてピアニストはかなりのベテランと見えますが、この人のエレピがとても良い。
1曲目ベーシストの曲ですが、一寸ファンキーな響きで始まります。
6曲目の“You don´t know what love is”や8曲目の“I'm gettingsentimental over you”ストレートなエレピで変にねじらずに弾くと、わずかな装飾でとても美しく、優しい気持ちにしてくれます。
エレピの鳴らしかたに高いセンスを感じます。
まるで知らないところに品と楽しさを兼ね備えた物が有るのにうれしくなりました。
10月秋に染まったにいろいろなところで茶会が催されているのでしょう。
茶会など行ったことがなどないと行った事など有りませんが、美しいお手前で、薄茶をいただいて、それが思いの外さわやかで、心を落ち着かせてくれたような感じです。
秋色の中のこれはあくまでも想像のことです。


Esto es lo que hay / Norberto Machline

Norberto Machline(p,el-p)
Alejandro Herrera(b)
Pocho Lapouble(ds)

1. All this blues here(A.Herrera)
2. On green dolphin street(Kasper/Washington)
3. Mira eres(A.Herrera)
4. No le pregunten a nadie(P.Lapouble)
5. Milestones(M.Davis)
6. You don´t know what love is(R.D.Paul)
7. Hi en La Paz(A.Herrera)
8. I'm gettingsentimental over you(Bassman y Washington)
9. Smile(C.Chaplin)
10. Esto es lo que hay(P.Lapouble)

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思わぬカードを引いたよう Acoustic Shapes / Wolfgang Haffner

2008-10-16 21:11:53 | 聞いてますCDおすすめ


松葉杖をついて歩いているので、階段の向こうのCDショップなど行けないと悲観していましたが、思い切って行ってみました。
なんとか障害をクリアーしたので新しい物と中古のもの、幾つか買ってきました。
2週間ぐらいはこれで持たしたいと言う思っていますが、どうしても新しい物が先に来てしまいました。
Hubert Nussの一寸地味だけど素敵なピアノトリオのアルバムを聴いて、ラース・ヤンソンから少し差し引いた感じのピアニストと書いたらば、なんとベースをラース・ダニエルソンが引いているアルバムに出会いました。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20061025

リーダーはドラムスのWolfgang Haffnerで知らないと思ったら、夜のフライトの様なしゃれたアルバムを以前に記事にしていました。
全てこの人の曲で、2007年10/29ベルリンでのコンサートの模様です。
1曲目とてもゆったりとしたはじまりで、これはコンサートでなくスタジオ録音ならば、アレッと思う始まりです。
とても落ち着いた始まりからテンションが上がっていくコンサートの様です。
2曲目ラースと前は書きましたが、思ったよりかハードでお才と思ったのですがかなり若々しいメロディを弾きます。
3曲目若々しいテーマに少し陰があって好きな曲です。
ベースのダニエルソンが5曲目、ピッチカートのソロ、6曲目アルコのソロと、この会社から出ているダニエルソンのアルバムの雰囲気もあり、彼の曲かと思ってしまいます。
8曲目は特別ゲストとしてニールス・ラングレンが加わりますが、ラングレンアルバムによって好みがバラツキます。ここはどうかというと出だしのダニエルソンのベースソロが良いのに影響されて(関係ない)とても張りつめたソロで、これは良い方にラングレンでした。
Hubert Nussとダニエルソンの静かな、きれいな演奏を聴こうと思って引いたカードですが、少し驚いて、でもそれも楽しい事だし、ダニエルソンはやっぱり良いという事が一番です。


Acoustic Shapes / Wolfgang Haffner

Wolfgang Haffner - drums
Hubert Nuss - piano
Lars Danielsson - bass
Nils Landgren - trombone (track 8)

1 Silent Way
2 Shapes
3 Faithless
4 Star
5 Crusin
6 Some Other Time
7 New Life
8 24 Hours
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低い視線で

2008-10-15 21:50:57 | その他
この前の連休を横浜ジャズプロムナードにでかけました。とても楽しい時間を過ごすことができましたが、実は一人ではきっとすべてを楽しむことは出来なかったでしょう。足が痛くて長い距離を松葉杖ではあるけません。
横浜ジャズを大変楽しみにしていたのを知っている奥さんから車椅子で行くことの提案です。(使わなければ行かないといわれましたが)
それにしたがって我が家から1時間程度の横浜まで2日間行くことができました。
それは初めての経験で(入院した経験はあり、病院では乗ったことがある。)色々感じることとなりました。

まず街は凄い勢いで流れていて、その時間に合わせる事は車椅子では不可能で、別の時間感覚を持って動いていかなければなりません。別の世界が同じ枠の中で存在すぬのです。
そして介護してくれる人との関係では逆の事が発生し、松葉杖よりずっと楽に移動しているので、車椅子に乗っている私は健常者と同じような頭になっていて、右だ左だと言っしまうのです。
椅子を押している方は初めての事でうまく操作が出来ず、後ろからはり倒されはしなかったものの、このまま置いて返りますと数度言われました。
また世の中には運、不運も一杯あり、つきがスムースな行動に大きく影響します。
ここ2日で感じたのは乗ろうとするエレベーターがなぜ必ず、行った先で止まっているのかということです。これは不思議です、誰かがわたしの先先で使用しているようです。
全てのエレベーターを結構根気よく待たねばなりませんでした。
又考えもしかなかった人が仲間だと、存在に気が付きます。
おおきなエレベーターなんかに乗り込むと、横にベビーカーがきて、そこに乗っている子が「なんだこいつ。」と言う風に、にらんでくるのです(感じです)。
「ここ2,3日の事ですんで、すみませんです。。。」などとお許し願うのですが、相手はもうプロ並に乗っているので肩身が狭いこと、なんてったって、目線の位置がとても近いのです。

エレベーターは体の不自由な方には、大変便利な道具にはまちがいありませんが、ベビーカーも車椅子も一度には乗ることもできず、譲り合いというか、順番をきちんと守って移動していました。
元気な女子高生と元気そうなおばさんが(私だって足がいたいんからね、という意思表示を感じますが)エレベーターの前に並んでいるときも何も言えず、その順番に従う2日間でした。
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次に引くカードは Paul Desumond & The MJQ

2008-10-14 21:35:06 | 聞いてますCDいいと思う


J・コルトレーン教に従って落ち込んでいる時にコルトレーンを聴いた後もう一枚カードを弾くならば、それは強烈ではいけれど、オールマイティみたいな、その音とフレーズで全てを癒すP・デスモンドの一枚です。
1971年タウンホールでのMJQのグループに加わったコンサート録音です。
1曲目、得意の“Greensleeves”の音はいつもよりもう一つ澄んだ音に聞こえるのは、こちらの心の反映でしょうか。
2曲目不ループとデスモンドの伸びやかな雰囲気が伝わってくる演奏です。
3曲目はトラッドでアレンジにラテンの入った演奏でリズムが単純だなと思いだすと4曲目なんと“Jesus Christ Superstar”、どこかの宗教団体の御詠歌スズの音が続くのは、この時代に何をまちがえたのかMJQがフラワームーブメントを意識したつまらないところ。
この後1974年にはMJQを一時解散してしまうのはこれが原因じゃないかと思う、コニー・ケイの頭の中は空っぽではないかと当時も今も思います。当時この音でMJQとさよならしたのを思いだしました。
5曲目“Here's That Rainy Day”は良い演奏にもどりつつありますが、前半のコニー・ケイの鳴り物余分です。
でも30年以上たっているので今は楽しく聴いています。
そのあと6,7曲目いかにMJQらしさが戻ると、そこはフレーズの宝庫とても心が和みます。
7曲目の“Bags' New Groove”という曲もいかにもそれらしく楽しい。
30年以上前のタウンホールのお客様が上品で、一寸前の日本と同じような拍手のタイミングが笑えます。


Paul Desumond & The Morern Jazz Quartet

1. Greensleeves
2. You Go to My Head
3. Blue Dove (La Paloma Azul)
4. Jesus Christ Superstar
5. Here's That Rainy Day
6. East of the Sun (And West of the Moon)
7. Bags' New Groove
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横浜ジャズプロムナード 2008年 10月12日 (日)

2008-10-13 17:14:55 | サポート中、ライブ


横浜ジャズプロムナード2008に2日目は、昨日の最後の場所、ランドマークホールから始まります。

1 江籐良人 a.t.m

江藤良人ドラムスひきいるa.t.mというジャンルではロックに分類されているグループで、本来ならば横浜開港記念館の峰厚介からスタートしたいところですが、次と足を考えてここからスタートです。
ある意味新たな刺激になるのでしょうか、パンフには「刺激に飢えた人はこのa.t.mを処すべし、キクぜ!」とあります。
エフェクト一杯の音で始まり、しっかりかっちりと叩くドラムスが気持ちよい、消して嫌いではありません。モンクの“エピストロフィー”から初めてくれたのも好感もてました。
2曲目のオリジナルのあと3曲目もオリジナル“歌謡レゲェ”これは大笑い、ちゃんと演歌から始まって、途中加山雄三が顔を出したりまじかな。
しまりがあって、よーく叩くドラムスのキラキラとした立派なドラムセットは今回JAZZ祭で一番です。
最後は尾崎紀世彦の“また会う日まで”、テナーがストレートに来ました。最後にはマイケル・ブレッカーみたいになってとてもたのしい。
ギターの完全ロックショーあり、と楽しい舞台ですが朝一、観客の年齢などで今一盛り上がらない。みんな立って踊ってもいいくらいいい演奏なのに残念です。

2 マイク・デル・フェロー・トリオ

スカンジナビアン・コネクションで日本公演を続けてきた最後の演奏です。
このピアノストイタリア歌劇を演奏したアルバムと若いときのアルバム「Evning Train」を持っていますが、とても技量のあり、静と動の巾の広いピアニストだったと覚えています。
開演前にロビーのスタバ前にいたら本人一人がコーヒーを買いに来ました。ちょっと離れていたので、拍手を送っておきました。
1曲目“In Your Own Sweet Away”をしずかに静かにはじめました。3曲目は評判の“ベサメムーチョ”淡くとてもサラッとした感触のもっとキスしてでした。
4曲目はこれはビックリの超ゆったりした“チェロキー”でそのゆったり感、少し寝てしまいました。
5曲目はモリコーネの曲で“ワンス・アポン・ナ・タイム・イン・ザ・ウエスト”この曲も人気あるみたいで最近聴いたばかりでした。(まるで違う演奏ですが)
最後は“オーラ・マンバ”で乗った演奏、ベースの森さんのソロでは、カメさんの歌のメロディみたいに聴こえたのは耳の錯覚だったのでしょうか。
さすがに巾の広いピアニストでした。
このドラマーがイケメンでオクサン大喜び、ベーシスト人選して、ハクエイとトリオ組ませたらJAZZ界の羞・恥・心ぐらい行くのでないかなどとばかなことを。
ロビーに出るとブラジルで録音された新しいアルバムがあったので思わずかってしまいました。



ホテルを通り抜けて、ホテル前からタクシーで関内ホールに(足が悪いのでそうするととてもサービスが良い)移って今回のプロムナードの最後です。

3 Hugo Fattoruso & Tomohiro Yahiro

さて残念ながらというか、喜んで(息子1が食事に来るので)JAZZプロムナード最後のプログラムは、ピアノとアコーデオンのウーゴ・ファトルートという人と日本人パーカッカョニストヤヒロトモヒロのデュオです。
横浜JAZZプロムナードでは、JAZZ以外ワールドとジャンル分けされるものが毎回あり楽しめます。
ヤヒロトモヒロは2007年にGAIA CUATROで会っていました。
最初にヤヒロがアナウスした後は切れ目なしに彼等の新たらしいアルバムを中心に曲が演奏されました。ピアノで始まりましたがタッチがすばらしい、2曲目ジョビンの“デサフィナード”もブラジルの人、アレンジも変わっていてちょっとりがったデサフィナードが楽しめました。
ラテンリズムが続いてラテン急行に乗っているかんじ、ウーゴのvocalは音程がしっかりしていて、フォークのちょっと入ったサイモンとガーファンクルをちょっと思い出しました。
ただ切れ目なしで1時間超えはちょっと辛い、ちょっと飽きをかんじ来たところ終了しました。この手が好きな人はたまらない演奏だったと思います、わたしは結構楽しみました。

西山瞳と秀・景・満をあきらめて帰りましたが、来年はまた元気に歩き回れるようにして一年を楽しく待つことにします。

スタッフ、ボランティアの方、今年もありがとうございました。

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横浜JAZZプロムナード2008年  10月11日 (土)

2008-10-12 19:06:10 | サポート中、ライブ
横浜JAZZプロムナード2008にはいけるかなと心配しましたが、絶大な協力を得て行くことができました。
一年、これを待ったいるようなところがありますし、また別の楽しみも得ることが出来ました。
横浜JAZZの最初は関内大ホールからスタートです。



1 4ピアニスト 田村博 島津健一 キム・ハクエイ 石田幹雄

4人のピアニストが2台のピアノを使って、色々な組み合わせで弾くという企画です。
席は一番前に確保、麗人○さんがお隣に座ってくれたのですが、あまりお話も出来ず残念でした。目の前がうるさくて音楽にもなかなか没頭できません。(わかるのはあそこにいた人だけ)
ステージの2台のピアノ、スタンウェーとヤマハはとても性格が違って、鳴りかたがまるで違います。演奏しているピアニストもそこのところを使い分けていましたが、二人で2台を対峙させると、どうしてもその差が気になってしまいました。(その後のラテンバンドのステージでは、おとなしいほうのスタンウェーが見事に鳴っていましたから比較論ですね)
ピアニスト、スガ・ダイローさんが乱入したり、色々と試行を凝らしましたが、ピアノの事もあり、深く掘り下げられたかというと疑問です。
演奏としては石田幹雄と田村博のデュオのミンガスの曲、ハクエイのソロ枯葉が楽しめました。

2 モヒカーノ関ラテンジャズ8重奏団

特に選んで聴くジャンルではありませんが、できるだけ移動しないということでいつづけました。結構正解で、リーダーのモヒカーノさんの面白いパフォーマンスと大変お上手な良く鳴るピアノが楽しめました。アンコールとその1つ前、いかにも横浜JAZZになってきました。

ここで早夕食をゆっくり頂いて(今回は時間枠がずれているので一個飛ばし)ランドマークへ移動しました。



3 宮之上貴昭スパー・クインテット+1

最後の大隈さんのライブの良い席の確保という為だけではありませんが、ランドマークホールに移動しました。
ウエスライクなギターは楽しいサウンドで、岡淳さんのフルートなど楽しめましたし、カントリーブルースのちょっと入ったオリジナル“サンセットストリート”とアンコールのM・タイナーの“インプレション”が楽しめました。

4 大隅 寿男トリオ&カルテット2008

本日の本命大隅さんの演奏にベストの席が確保できました。
ベースの生沼邦夫さんは初めてですがピッチのしっかりしたいいベースです。ちょっとだけアンプ音が強いのはホールではしょうがないか。
“ユー・ドント・ノウ・ワット・ラブ・シズ”から始まった演奏は大隅さんのドラムスはもうこの人のだラムスだ、大隅ワールドです。
おや随分早く演るな、と思った“キャラバン”は凄い演奏になりました。
凄い手数音のハクエイのピアノと怒涛の大隅さんのドラムスの掛け合い、演奏が終わった後の大隅さんのMCも、興奮していてハクエイをさん付けで紹介していました。
公演時間を随分引っ張ってアンコール用の曲でしょう“ウォーター・メロンマン”は自然に手拍子が生まれ舞台と観客が一体になりました。
ご褒美みたいにこの後アンコールをもう一曲演奏でき、素晴らしいステージを体験出来ました。
公演後ホールでハクエイとチケットとお土産のやり取り、ちょっと話す時間はありませんでしたが、北海道のライブのこと彼から言い出しました。ビックリしたみたいです。
大隅さんにもチケットのお礼を言うことが出来ました。「あまり良い席でありませんが。」などといわれましたが、一番前の席でした。ありがたいことです。
ハクエイを応援しているチエさん(名前間違えて申し訳ありませんでした。)と会うことができるのもハクエイの出るコンサートの楽しみです。
和やかなホールが、良い公演の満足感に包まれていてミュージシャンと観客がひとつになる事ができた結果だと感じました。

2日目の横浜JAZZフプロムナードにも出かけますが、父親の足の具合を息子1にメールしたので、ご機嫌伺いでかえって来ることになりました。
やはり選択すると大事ななのは○と言うことで、残念ながら西山瞳さんまではいることができません。
どうも上手く会うことが出きないことが残念ですが、見たいものが2つ、これから出かけてきます。


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金つばの力

2008-10-10 21:51:50 | その他
昨日は福島県のある町まで仕事で出かけました。
新幹線で行くのは移動が大変ですので、車ででかけました。片道300km近くを一人で運転というので心配されましたが、途中は音楽も楽しめるし、松葉杖を脇にでかけました。
以前松葉杖の生活は大腿骨が潰れてしまったのかと暗い気持ちになりそうですが、そんなこといっていても負けてしまうのでどんどん行動する事にしました。
朝早く出たので、目的の町には結構早く着きました。
この町でむかし和菓子の金つばをお土産に買って帰り、大変美味しいと言われた事をおもいだしました。今回心配してくれる人もいるのでお土産にしようと寄り道をして買って帰りました。
高速のパーキングで思いつきましたが、それを思いついた事がうれしくて、前向きな気持ちが徐々に戻って来る感じです。
家に帰り着いた夕食後、心配してくれる友達用に数を分けて、一つをいただきましたがとてもおいしい、上品なあずきの甘さは口に残ることなく淡く余韻を残すだけ、3つは食べられると言う人もいます。



この小さな金つばがそこはかとない力になりました。
そして今日は松葉杖で病院にいきました。あまり良くならないこと大腿骨頭との関係など心配事を相談させていただきましたが、返ってきた答えは今までの事をかなり覆すものでした。私のとってはとても良い、変な負い目もなくしてくれるものですが、そうなると今まで書いていたことはなんなんだとなってしまう事になります。
真剣に病気に対峙されている方、キーワードからこのblogにいらして方にも無責任にならないように、もう少し様子を見た後に説明させていただこうとおもいます。
ただ最近書いた囚われた心は確実に小さな物になり、明日の横浜JAZZプロムナードが素直に楽しめる予感がしてきました。

金つばの力おそるべし。最中よりずっとおいしいし、うーむ改名をしようかとおもいます。
JAZZきんつば、ちょっとばっちく聞こえるか。

みなさまご心配をおかけして申し訳ありませんでした。パワーアップしてmonakaはリターンです。
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囚われた肉体、囚われた精神

2008-10-08 20:51:55 | その他



恒例のJAZZフェスがいろいろなところで開催されています。
すぐ間近には今週末からの横浜JAZZプロムナード2008が二日間にわたって行われます。
それはそれは、心の浮き立つフェスティバルで、ボランティアの方のご尽力で、横浜の街全体がJAZZを息づき、その中を巡る人々がとても幸せに過ごす時間です。
今年は大雨(なん年か前)もなさそうですので、良いフェスティバルになることでしょう。
私は毎年仕事の関係で1日だけを楽しんでいました、今年はなんと2日とも行ける時間ができました。一年をこの日の為にみたいに楽しみにしている1日です。
ところが、我ながらの不注意ですが、自分の足の力だけでは歩くことが出来ない状態です。
一年の楽しみを棒に振るつもりは毛頭有りませんからいろいろと対策を考えて、回りのみなさまのじゃまにならないように楽しみたいと思います。

ここのところ、アルバムを聴いてはいるのですが、記事を書くという事までたどりつけません。たぶん生活のクオリティーが下がり、そちらへの気の回しが、音楽にたいしての集中を阻害しているのでないでしょうか。
音楽を聴くときは、本質的には肉体は消滅し(手を叩いたり、かけ声をかけたり、実際には必要ですが)私というソウルとミュージシャンが発するソウルのラインが絡み合う時にその演奏に陶酔できると思っていました。
ところが今、足が自由になったという事で、肉体の不具合が私のソウルのどこかしらをつかんで自由にしてくれないように感じています。心が常にある事実に囚われて、音楽に集中できるでしょうか。
今週の横浜も肉体の苦痛と言うよりか、実はそちらを心配しています。
もちろん体に障害があると音楽が楽しめないと言う事は絶対あるわけありません。体が不自由でも、精神は平常でそのことに囚われていなければ良いわけです。
と言うことは今度のJAZZフェスティバルは、肉体の不自由に囚われるのでなく、不自由に囚われた精神を解放してあげればいいと言うところにたどり着くのです。

いうは安しですが、肉体は囚われており、それをさらす事とか、実際の人様への迷惑とか、肉体の疲労がどうなる事かと思います。
この日をいかに楽しみにしているか知っているオクサンがある対策を出してくれそうすることにしました。
横浜で不自由でフラフラしている人間がいてもあまり気にかけないようにお願いします。援助は歓迎です。
楽しいフェスになることを祈る気持ちは皆さんと同じです。
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