JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

低い視線で

2008-10-15 21:50:57 | その他
この前の連休を横浜ジャズプロムナードにでかけました。とても楽しい時間を過ごすことができましたが、実は一人ではきっとすべてを楽しむことは出来なかったでしょう。足が痛くて長い距離を松葉杖ではあるけません。
横浜ジャズを大変楽しみにしていたのを知っている奥さんから車椅子で行くことの提案です。(使わなければ行かないといわれましたが)
それにしたがって我が家から1時間程度の横浜まで2日間行くことができました。
それは初めての経験で(入院した経験はあり、病院では乗ったことがある。)色々感じることとなりました。

まず街は凄い勢いで流れていて、その時間に合わせる事は車椅子では不可能で、別の時間感覚を持って動いていかなければなりません。別の世界が同じ枠の中で存在すぬのです。
そして介護してくれる人との関係では逆の事が発生し、松葉杖よりずっと楽に移動しているので、車椅子に乗っている私は健常者と同じような頭になっていて、右だ左だと言っしまうのです。
椅子を押している方は初めての事でうまく操作が出来ず、後ろからはり倒されはしなかったものの、このまま置いて返りますと数度言われました。
また世の中には運、不運も一杯あり、つきがスムースな行動に大きく影響します。
ここ2日で感じたのは乗ろうとするエレベーターがなぜ必ず、行った先で止まっているのかということです。これは不思議です、誰かがわたしの先先で使用しているようです。
全てのエレベーターを結構根気よく待たねばなりませんでした。
又考えもしかなかった人が仲間だと、存在に気が付きます。
おおきなエレベーターなんかに乗り込むと、横にベビーカーがきて、そこに乗っている子が「なんだこいつ。」と言う風に、にらんでくるのです(感じです)。
「ここ2,3日の事ですんで、すみませんです。。。」などとお許し願うのですが、相手はもうプロ並に乗っているので肩身が狭いこと、なんてったって、目線の位置がとても近いのです。

エレベーターは体の不自由な方には、大変便利な道具にはまちがいありませんが、ベビーカーも車椅子も一度には乗ることもできず、譲り合いというか、順番をきちんと守って移動していました。
元気な女子高生と元気そうなおばさんが(私だって足がいたいんからね、という意思表示を感じますが)エレベーターの前に並んでいるときも何も言えず、その順番に従う2日間でした。
コメント (3)
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