1975年マルセイユ。ピエール(ジャン・デュジャルダン)は、青少年担当判事から重罪担当判事に昇格した。マルセイユ市が進める麻薬撲滅の一翼を担うことになる。
ここにはタニー・サンパ(ジル・ルルーシュ)率いる麻薬組織フレンチ・コネクションがある。サンパが立ち寄るバーの監視から銃器の不法所持で逮捕の目論見が失敗に終わる。熱血のピエールはときに空回りするが、警察内部に麻薬組織の息のかかったものが潜んでいて捜査が難航するという一人の刑事の証言を聞き愕然とする。
上司からは、「行き過ぎた捜査は止めろ、私にも生活がある」の言葉には従うしかなかった。ところが1981年、社会党のミッテランが大統領に当選。その政策、改革によってすべてが一新されフレンチ・コネクションは一掃された。
しかし、何者かに暗殺された熱血判事ピエールの犠牲の上に立てられた勝利の旗だった。これは実話だそうだ。’11「アーティスト」でアカデミー主演男優賞受賞のジャン・デュジャルダンが演じる弱さも見せる判事像が印象に残るが、劇場未公開というはちょっと不思議だ。
監督
セドリック・ヒメネス1976年6月生まれ。
キャスト
ジャン・デュジャルダン1972年6月フランス生まれ。
ジル・ルルーシュ出自不詳
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