日本プロ球界を振り切るようにドジャーズと契約した野茂英雄、
歴史的高額金が動いてレッドソックス入りした松坂大輔。
1年目の成績はどうだったか。松坂は、まだシーズン途中の数字であるが、平均をとって比較してみると今のところDAISU-KKKKと言われるほどの結果を残していない。
まず野茂の数字、登板数28試合防御率2.54投球イニング数191回(1試合平均6.8回)被安打124本(1試合平均4.4本)失点63点(1試合平均2.25点)被本塁打14本(1試合平均0.5本)奪三振236個(1試合平均8.4個)となっている。
松坂は、登板数22試合防御率3.75投球イニング数144回(1試合平均6.5回)被安打133本(1試合平均6本)失点60点(1試合平均2.7点)被本塁打15本(1試合平均0.68本)奪三振142個(1試合平均6.4個)となり、明らかに野茂が勝っている。球種も野茂はストレートとフォークボールだけだった。松坂は球種も豊富で、本領を発揮すれば野茂以上の成績は可能だ。まず防御率を下げることだろう。
ボストンのファンは、ニューヨークのファンと違って今年は大目に見てくれるだろう。早く野茂を超えることを期待したい。それに野茂は大リーグ在籍中、二度もノーヒッターを達成している。しかもそのうちの一つは、レッドソックスでのものだ。日本球界に風穴を開けた野茂に続いて欲しい。