今日のブログは独断と偏見に満ち満ちている。悪しからず。
今朝のTBSラジオ森本毅郎「日本全国8時です」の月曜日は、スポーツライターの永谷脩が出演する。となると8月22日(日本時間)に4000本安打を記録したイチローの話題が出ると思っていたが、全くなかった。
森本毅郎は、真っ先にゴルフの話題をよく取り上げるのにイチローの快挙に全く触れないとはおかしな話だ。一ヶ月前の話題じゃない。わずか四日前だ。
なぜかというヒントはあった。ウィキペディアの「イチロー」を見ていると、メディアへの対応について明るく喋っていたのが、この永谷脩が事実無根の文章を発表して以来やや距離を置いたりするようになったという。永谷脩がイチローの話題を敬遠したのかもしれない。
イチローの慎重な物言いはこの辺が原因かも。イチローの言葉にいつも回りくどくて、時に禅問答かと思うこともあって、あまり好きになれなかった。むしろ松井秀喜に好感を持った。
2012年7月23日ヤンキースへ電撃トレードのあと、NHKの解説者が一様に言ったのがマリナーズ時代よりも振る舞いが明るいと言うことだった。本人も気分転換をしたかったと言うし、わたしも同じ印象を持った。
しかし、自分から求めたとはいえなぜ投売りのような契約内容なんだろう。打順は下位になり、左投手のときは先発から外れる。背番号も変わる。選手としてあれだけの実績を残していても、名門ヤンキースへの売り込みは難しいようだ。
イチローも人の子。引退後のことを考えないわけにいかない。ある打算も入っていてもおかしくない。名門ヤンキースで達成する4000本安打。元ヤンキースのイチローという看板。屈辱的な契約内容もこれなら我慢もできるというもの。一流は一流を好むというから、結果的にいい取引だったと言える。