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子供のいない結婚生活を送る大学教授のベリー(ユアン・マクレガー)と弁護士の妻ゲイル(ナオミ・はリス)の性生活は、お決まりのパターンで毎朝食べるクロワッサンと同じで変わり映えしない。ゲイルは途中でダメと言って気乗りしない様子。そうなると冷ややかな空気が覆う。このときのユアン・マクレガーの表情も意気込みをへし折られた怒りと空しさに包まれていた。これは妻の仕事でモロッコにやって来ても変わらない。
夜レストランで仕事で先に席を立った妻のあとにロシア人のディマ(ステラン・スカルスガルド)が一緒に飲もうと強引に誘ってきた。ディマの娘の誕生日のパーティにベリー夫妻も招待され、ディマとベリーが二人っきりになったとき意外な話と身の危険を感じるような申し出でだった。
それはディマが言う「俺はロシアン・マフィアの資金を管理していた。俺の友人で弟分のミーシャと共にヨーロッパで資金洗浄をして皆を裕福にした。頭目をプリンスと呼ぶが、今のプリンスは先代のプリンスを裏切って地位についた。新プリンスがミーシャと妻、長女をモスクワへ呼び、彼が管理していた口座を譲渡させ、帰宅途中の森で殺された。そして残されたのがイリーナとカーチャ二人の娘だ。俺もミーシャと同じだ。殺されるのは確実だ。だからロンドンに戻ったらこれをMI6に渡してくれ」と言って差し出したのがUSBメモリだった。
退屈な夫婦関係が一転してスリルとサスペンスに包まれることになる。ユアン・マクレガーも46歳、それなりの風貌で映画の中での若い女の子との恋愛ごっこは遠くなった。
後半峠越えの映像があるが、車で走ってみたくなった。素晴らしい景観だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/00/29b8de578159aaa067bdaff8caf7b0f4.jpg)
監督
スザンナ・ホワイト1960年イギリス生まれ。
キャスト
ユアン・マクレガー1971年3月イギリス、スコットランド生まれ。
ステラン・スカルスガルド1951年6月スウェーデン生まれ。
ダミアン・ルイス1971年2月イギリス、ロンドン生まれ。
ナオミ・ハリス1976年9月イギリス、ロンドン生まれ。
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