ロイターの記事によると「中国人の財布は寒くなったか、米不動産の投資意欲低下が鮮明、米不動産に対する中国人の投資意欲が低下し始めている。カリフォルニア州ニューポートビーチの不動産仲介業者によると、最近予算を大幅に削減する中国人投資家は目立っているという」
笑ってはいけませんよ。かつての日本もバブル期というのがあって、実感できるのは1988年頃から1992年頃といわれている。金余り現象で大企業や中小企業まで借り入れが容易で、それが不動産投資に向かった。地価の高騰、リゾート地の開発、海外投資という投機的な現象だった。
その象徴的なのが「1989年10月、三菱地所がロックフェラーセンター(アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク市ミッドタウンマンハッタンの5番街および6番街にある超高層ビルを含む複数のビルからなる複合施設)を約2,200億円で買収した。これはバブル景気期の成金的な「ジャパンマネー」による海外資産買いあさりの象徴的な例であり、アメリカ国民とニューヨーク市民の大きな反感を買い、アメリカでジャパン・バッシングが広まるきっかけとなった。
しかし、後に不動産不況(バブル崩壊)で莫大な赤字を出すことになり、1995年5月に連邦倒産法第11章を申請し、運営会社は破産。三菱地所が買収した14棟のうち12棟は売却され、「タイムライフ・ビル」と「マグロウ=ヒル・ビル」の2棟のみが三菱地所の所有となっている」とウィキペディアにある。
中国も同じ轍を踏んでいるわけで、かつての日本の失敗も分かっている筈なのに人間の愚かさを見る。日本の過去を参考にすれば、中国も下り坂は否めない。成長率も年々下降するだろう。
欧米を中心とした先進国も成長率はせいぜい2%から3%といった現状からして、いずれこのレベルに落ち着くだろう。5年あるいは10年後かもしれないが。従って中国一辺倒の経営やビジネスは危険だろう。それに中国人の自分勝手な資質も考えるとヤバイよ。本当に!
詳しいロイターの記事はこちら
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