
萩尾 望都氏の新刊です。連載中にちよっと立ち読みとかしていたんですが、我慢できなくて買っちゃいました。
まだ連載中です。
月刊 「Flowers」 2006年4月号~2007年5月号まで掲載された短編10篇収録。夢か現実か、日常と非日常のハザカイを描いたモト様流の作品達の中に。うっこ、これは最後の一遍は誰でも心をつかまれそう。
「柳の木」 壮年といわれる年を迎えた人達がこれを見て、泣かないでいられるだろうか。どこにもなかったという話ではないけれど、普遍なものは普遍です。



















話変わって、先日の猫病院詣での折、私の好きな一色猫ちゃんがいました。白猫君です。いっぱい写真撮ったので、載せちゃおう。

13年目には見えない美丈夫さんですね~。(オス) 美童グランマニエ (有閑倶楽部) みたい えへへ今読んでいるんで。

飼い主さんを見上げて不安そう。病院へ来る前に察知して逃走したそうです。

あきらめてしゅんとしてます。
ネッ友さんの うめさん所の えりちゃん → うめさんのブログ 百花の魁! 梅日記 の男の子版みたいに立派な白猫さんでした。

月刊 「Flowers」 2006年4月号~2007年5月号まで掲載された短編10篇収録。夢か現実か、日常と非日常のハザカイを描いたモト様流の作品達の中に。うっこ、これは最後の一遍は誰でも心をつかまれそう。
「柳の木」 壮年といわれる年を迎えた人達がこれを見て、泣かないでいられるだろうか。どこにもなかったという話ではないけれど、普遍なものは普遍です。



















話変わって、先日の猫病院詣での折、私の好きな一色猫ちゃんがいました。白猫君です。いっぱい写真撮ったので、載せちゃおう。

13年目には見えない美丈夫さんですね~。(オス) 美童グランマニエ (有閑倶楽部) みたい えへへ今読んでいるんで。

飼い主さんを見上げて不安そう。病院へ来る前に察知して逃走したそうです。

あきらめてしゅんとしてます。
ネッ友さんの うめさん所の えりちゃん → うめさんのブログ 百花の魁! 梅日記 の男の子版みたいに立派な白猫さんでした。
宇宙旅行の話が良かった~
そういえば昔、月の土地を発売したって話が
ありました~
今でも土地の権利書を持っている人が居ます
白ネコちゃん、大好きです~
我が家の一番最初に飼ったネコが
こういう白ネコちゃんなんです
名前はサザエさん出演の「タマ」(笑)
霊感の強いネコで私が寝ている横で
スッっと姿勢正しく座って虚空を睨んでました~
さて…霊なのか?天井にネズミでも居たのか?
(アハハハハハ)
何十年か経って、その免許証も時代遅れで人気はないけど更新すればまだまだ使えますっていう所もなんかリアル~。そう思ったでしょ ? 良く考えるなーと思いましたよ。
でも最近エリの登場がなくて、
来てくれた方 すみません
男の子ちゃんなのですね、りりしいにゃ
うちのこは病院ではもんのすごい大暴れです
この子のように大人しくしてくれたらいいんですが・・・
なんか未読に追いやられているので、そのウチBOで見かけたら買おうっと
白猫ちゃん、可愛いですね~
ウチにも白猫もどきがいましたよ
真っ白いんだけど、額に公家さんのような黒い点々のガラが入っていたの。
んで、瞳は金と青のオッドアイでした。
でもちと頭の程度が低かったみたいで、家出したまま行方不明。見つけて連れ戻しても家族のことを忘れ、暴れ猫になってました
1室に隔離して飼っていたけど、また脱走して行方不明となりました
なんかその白猫ちゃんの金目をみていると、そんな事が思い出されました
「柳の木」よかったですね
静かな感動でジワっときました…(TT)
ほとんど構図が変わってないので
ページをパラパラマンガのようにめくっていたら
柳の木が成長し、葉が風になびいてるように見えて
きれいでした。
けんか(?)をしたあとの思春期の少年の顔が好き
私も亜美の写真をなかなかアップできなくて・・・。自分のブログに忙しくて、私もなかなかえりちゃんのご尊顔を拝みにいけなくて寂しいです。前に戻ってお気に入りの梅酒のうめをちょいちょい、とか見てますよ。
最近の秋らしい風景写真もいいですね~。
萩尾氏は自分でもっときたい人ですものね。短編集ですが、良かったですよ。新しいものはあまり内容言いたくないので、簡単な紹介になってしまうんですよね。
自分で飼ったことは無いのですが、白一色とか黒猫とか好きなんです。実家で2度黒猫を飼ってましたが。白猫のオッドアイなんてあこがれますね~。
>真っ白いんだけど、額に公家さんのような黒い点々のガラ
それでオッドアイなんて、ひゃ~可愛いというかお茶目というか。抱き抱きしたかったですね。実家の二代目の黒にゃんも発情期に遠くまで行って帰って来られなくなったのか、行方不明になりました。
私も2度目に読み返した時に気がついて、じっくり見ました。だんだん幹も太くなって、最期は風になびく枝の表現がすばらしいのですよね~。木を描いているのに人の心情まで表現できるなんて萩尾氏は素晴らしいです。
「宇宙船運転免許証」のラストで
ドアの置くが壁になってしまう所。。。
なんともSFらしくて好きだなぁ~
「くろいひつじ」
音楽の素養さっぱりの人間としては
この気持ち、すごく分かります~~!
「メッセージ」「メッセージⅡ」
「美女と野獣」の雰囲気がありますね
メッセージⅡに出てくるご婦人はⅠに出てきた少女の大人になった姿でしょうか?
あの男は何者なのか?
良くわかんないけど、好きです
娘は「柳の木」が一番だって言ってたけど
私はこう言うのは、嫌いじゃないけど一番にはならないなぁ~
うっそーん、まだ出たばかりじゃないですか
「くろいひつじ」は誰でも何かしら身につまされるところがあって、痛いところついてくる作品ですよ。最初はなんだ~このまんがと思うんで
「メッセージ」「メッセージⅡ」はⅢ、Ⅳとまだ続くんですよね、きっと。でもこれ、発表されたときはひとつだけではよく分からないのになにか気になってしまう作品でしょう ? どういうオチになるのか、いやオチなんか無いのか、先が気になります。
「柳の木」はなぜかボロボロ泣いてしまって。こういう作品が載っている本とは思っていなくて、不意をつかれたと言うか。SF短編集かと思っていたから。
萩尾さんの作品を公式に英訳出版しているマット・ソーンさんが、「『半神』は入れるとして萩尾さんの短編集を英訳するとしたらどの作品を英語圏の人々に紹介したいか」と言うので私は『柳の木』も推したのですがほかにも推す方多かったです。
印象的な感想があったのですが「萩尾さんは長いことご両親と確執があって、『残酷な神が支配する』までは歪んだ母親像を描いたけど『バルバラ異界』では未成長さを残しながら子どもを愛する父親像を描き『柳の木』では美しい母性を描いた」ことが素晴らしい、というものでした。
泣く~~~~
「メッセージ」のシリーズも面白いですね!!
半神
スローダウン(酔夢とかでも良いですね)
10月の少女たち(少女~女性 の話)
6月の声(女性と少年 の話)
小夜の縫うゆかた(日本の少女の話)
ベルとマイクのお話し(少女と少年の恋の話)
秋の旅(情緒的な少年の話)
グレンスミスの日記(世界と時間の狭間に生きる人間の話)
城…とか偽王(深くコワい話)
柳の木(切ない母の話)
で、45件くらいのいろんな遣り取りの後の決定が以下↓です。
●「ビアンカ」 16P(1970)
●「ポーチで少女が子犬と」 12P(1971)
●「秋の旅」 24P(1971)
●「十年目の毬絵」 16P(1977)
●「酔夢」 21P(1980)
●「半神」 16P(1984)
●「天使の擬態」 50P(1984)
●「イグアナの娘」 50P(1991)
●「帰ってくる子」 24P(1998)
●「柳の木」 20P(2007)
これで249ページです。
260ページほどの短編集、ということで、出版の機会があったらマットさんは上記のように萩尾さんに相談してみます、とのことでした。実現すると良いな~~。
これまでマットさんが英訳で紹介した萩尾作品は「11人いる!」と「A-A´」と単品で「半神」のみなのだそうです。前者ふたつはすでに絶版、「半神」を載せた本は注文のみなのでやはり一般的には入手が難しいのだそうです。
萩尾 望都氏の初期の短編作品好きです。ああ早く 「小夜の縫うゆかた」 アップしなければ。英訳の候補には漏れちゃったんですね、残念です。日本の夏の情緒がたっぷりあって外国の方にいいと思うんですがね~。
>印象的な感想があったのですがうんぬん。。。。
なるほど~、でも 「小夜の縫うゆかた」 なんかは死んでいたけれど、母親の愛情がどんなだったかは良く表現されていたように思います。一般受けするように描いていたのかしら。
小夜、というのは萩尾さんのお姉さまのお名前だそうですね。
萩尾さんがご両親やご家族に対する反発を表し始めたのはデビューしてからしばらく後だと思います。
萩尾家ではマンガは禁止だったので隠れて読んでたそうです。漫画家になることを決心して上京するとき、いつでも帰っておいでとお母様が仰ったことに対し萩尾さんの応えは「錦を飾るまで帰らんと」だったそう。
ポーやトーマで人気作家になり賞を受賞したときもご両親の反応は「じゃあそろそろ辞めて結婚を考えなさい」とか「せめて絵本でも描いたら」とかいったものだったようで。
28歳の頃(スターレッドやブラッドベリィのSFを描いてた頃ですね)定年を迎えたお父様を代表として会社を設立したけどうまくいかず2年後会社を潰した。「あんなに人を憎んだことは生涯で初めてだった」と語ってます。
会社がある間、ご両親が上京するたび仕事場が混乱、アシスタントをあれこれ指図したりなどトラブルが多かったようです。
この頃「訪問者」「メッシュ」など描いてます…変化した絵に悩みデッサンの勉強をいちからやり直し、親子関係の心理学の本を紐解き、という期間を過ごし91年に「イグアナの娘」を発表したとき親子関係に窒息しそうになっていた子供たちが共鳴、お母様は「やられた。描かれてる」と思ったのだそうです。
萩尾さんのご両親が特別変わっていたわけではなく、その時代理想とされた「娘」像を萩尾さんに求め、応えられなかった萩尾さんは長く苦しんだ様子です。
ご両親のことを大事に思い、その希望に少しでも近づくためにあがいた時期があり、ご両親のことを生身の人間として捕らえなおした時期があり、『残酷な神が支配する』で一見優しげな実は歪んだ母親を描けたことでまた次のステップに進んだのかなぁ、という印象です。
マニアック~~~
「小夜の縫うゆかた」や「オーマイケセィラセラ」なんかに出てくるお母さん像は垢抜けてて芯が強く優しくて美人で素敵ですよね…「トーマ」に出てくるマリエもまた素敵に思えるんですが「訪問者」のヘラや「メッシュ」に出てくる母親像や「残神」のサンドラはちょっと違いますよね。。。
私も中学か高校の頃、コタツでマンガ描いてたら親父にはたかれましたからね~。父親にしたら当時はポンチ絵描いて何になる、ですもん。私より4~5歳上の24年組さんたちは、まず親と戦わねばマンガ家にもなれなかったのですね。勉強になります~。
「小夜の縫うゆかた」や「トーマ」に出てくるマリエなどの印象はそのままご自分のお母様にも重なると思うんですよ、素敵な方だと思われます。
ところで、メール送ったのですが、こちらからご本返送の折、なにか同梱するのは有りませんか ?
>まず親と戦わねばマンガ家にもなれなかったのですね
私の家では厳しくなかったもののそういう時代の空気は感じました、マンガ読んでなかったら人間でいる意味がないくらい教養ないんですけどね、私なんかは。
10年くらい前、「都会では『マンガでも良いから読んでくれ』というほど子ども達が本を読まなくなった」と聞きましたが失礼な!というかそらみろ!というか…時代は変わった。。。
>「小夜の縫うゆかた」や「トーマ」に出てくるマリエなどの印象はそのままご自分のお母様にも重なると思うんですよ、素敵な方だと思われます
私もそう思います…萩尾さんの自我にとって辛かった、のでしょうね。萩尾さんは学校一のIQだったのだそうですが、勉強に興味を持たず忘れ物の多い子供はご両親にとって心配のタネだった様子(「勉強に興味を持たず」と言ったって萩尾家では「テストは100点でアタリマエ」という考えだったそうなのでそんなに成績悪かったわけでもないんじゃないかにゃ~、と思いますけど)。そして「女の子はお嫁さんになるのが一番の幸せ」という考えの時代ですものね。。当時のマンガの編集にはマンガ家になった娘の出世よりも結婚相手を紹介してくれ、という親からの依頼が多かったらしいです。
…24年組を境あたりに結婚する女性漫画家も増えたんじゃないかという感じがします。。20年ほど前ですが高橋留美子さんが真剣に結婚を考えたけど編集に止められたとか。理由は「女性は家事などで時間を取られて仕事量が減る」から。当時サンデーの表紙に高橋さんの名が載るかどうかで売れ行きが大幅に違ったのだとか。悔しかった高橋さんは「面白くない」作品を描いたんだがそれでも「売れた」そうで、もうこれは「運命だ」と諦めたのだそうです。
ア。また長くなっちゃった。。。
男性はとにかく仕事がよければ、家の中ぐちゃぐちゃだろうが、女のとこ泊まり歩いてようが、あの作家は無頼派だから、でかえってカリスマ度が上って好意的に思われるけれど、女性は雑事一般できて、その上でよい仕事をしないと女の癖にと叩かれますからね~。
ナンデじゃと思うけど、平凡な私も土・日の休みには掃除、料理、親戚付き合いでPCの前に座るのもおぼつきませんわ。
そう思う私がいる反面、歌手でデビューして1年くらいで結婚して育児で休業なんてする人がいると、あらもったいないと思う私もいるわけで。その人はしっかり復帰してきましたがね。以前のようにバンバンお仕事しないでしょう。それでいいとは思いますけど。
高橋 留美子氏は結婚してみればよかったのにね。女性でも稼げれば家事代行でも何でも頼めるから。後ろめたさが気にならない人向きかしら。
でも編集者にとめられたくらいで結婚やめるかしら。いろいろあったんでしょうね。
やっぱ、ポーの一族が最高だけれども。
それと、~なぞ・・・と言う表現も好きですね。
11人いるなぞ読み返してみたりして、夜は更けぬ。