猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

はまの屋 パーラー

2014年10月08日 14時33分50秒 | グルメ 私の食べた美味しいもの
   ↑ スペシャル・サンドゥイッチ 730円(税込) 玉子焼き・トマト・ハム・きゅうり・レタス。

        ホームページはこちら → はまの屋 パーラー

前から映画を見に銀座に行ったときに、女一人で気軽に入れて軽食が食べられる場所が欲しいなと思っていました。
銀座・有楽町界隈では一人で入れる良いカフェ店は多いものの、私の好きなサンドイッチが食べられるお店が少ないと思っていました。
皆無とはいいません、いくつか私も知っていますが。

偶然見つけたこのお店、ネットで見てみるとよく行くJR有楽町駅からすぐ近くのビルの地下一階でした。
知らなかったな~、しかもレトロな雰囲気でサンドイッチも美味しそう。
なのでわざわざ行ってみました。

      ↓ 正面入り口。ビルの地下一階に有り、ガラス張りで特に凝った造りではありません。



コンパクトな店内に流れる音楽は吉田拓郎、ユーミンなどの私には懐かしいニューミュージック系やジャズなど。
音源はと見るとレコード(!)のLP盤が自動でかけられています。
油絵の肖像画が掛かっており、テーブルの上には円形の星座占いもあって昭和の喫茶店そのものです。

どうしてもフルーツサンドとスペシャルサンドを食べたかったので、2つ頼んでしまいました。
スペシャル以外のサンドは半分づつの量を一皿にしてもらうことも出来るようです。
 
      ↓ フルーツ・サンドゥイッチ 620円(税込)



フルーツパーラー店などの豪華・厚盛のサンドではありませんが、見た目よりボリューム&フルーツの種類・内容がありました。このお値段620円では銀座と言うことを忘れます。
はい、二つペロリと平らげました。

食べ終わった頃になにやら写真撮影が始まりました。
女性カメラマンの方が私に
「映りこまないよう注意しますから」
などと言ってきます。
最初は女性雑誌のレトロな喫茶店特集の撮影でもしているのかと思いましたが、途中から何年か前に芥川賞を受賞された某男性作家さんの撮影と気がつきました。
この作家さん自身がまだ若いのに昭和の香りのする方なので、撮影場所としてはとても合っていると思いました。

こちらの「はまの屋 パーラー」さん、ホームページによると2011年いったん45年間の歴史に幕を下ろされたそうです。
2012年にレシピと技、心を受け継いだスタッフとメニューを一新して再スタートをしたそうです。
良かったな~。
そのお陰で私好みの喫茶店(カフェではない)とサンドゥイッチが今も食べられると言うわけです。
JR有楽町中央西口というかビックカメラ側、新有楽町ビル地下一階という私にとっては抜群に便利な場所にあるので、又伺いたいと思います !





     東京駅や有楽町駅近辺の建ってから40~50年経ったビルに穴場があると鼻がきくトミー。





コメント (4)
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映画 「ジャージー・ボーイズ」

2014年10月06日 20時57分11秒 | 映画
           ↓ Movie Walkerによる映画説明。

60年代に数々のヒットを生んだ4人組グループ、ザ・フォー・シーズンズの栄光と挫折を描きトニー賞に輝く大ヒットミュージカルを、クリント・イーストウッド監督が映画化した人間ドラマ。ニュージャージー州の貧しい地区で育った青年たちが体験する出来事の数々を、大ヒットナンバーに乗せて描き出す。

         情報はこちら → ジャージー・ボーイズ | Movie Walker

アメリカ60年代音楽業界の裏側も分かる映画と言えば、以前に記事にしたこれ  ↓ 

      ノリノリでした。 「ドリームガールズ」 - 猫とマンガとゴルフの日々

なんかと同じなんですが。
「ドリームガールズ」はいろんな人やグループのエピソードをごっちゃに入れ込んで、当時の音楽業界の凝縮したものを見せられた気がします。
こちらの映画「ジャージー・ボーイズ」は実在のグループ一つをモデルにしています。
しかし当時の業界の表裏がしっかり分かるように作られているのは同じです。

まず興味を持ったのは、テレビで前宣伝が始まったときに、何? 監督 クリント・イーストウッド ?
それからもちろん、1960年代の有名男性グループの話と言うことで、封切り前から見るのを楽しみにしてました。

   ↓ ネタバレ有ります。

ニュージャージー州の貧しい地区に生まれた4人の悪ガキ達。
ほんとに始めの頃はメンバーたちは少年院(?)に出たり入ったりしてて、どうなんのこれ?って感じなんですが。
その中でもボーカル担当のイタリア移民の子 フランキー・ヴァリ はみんなの 弟 感覚で結構良い人に描かれているんです。
そのわけは映画後半で納得できるようになっていて、本人は本当に仲間を思う心の強い、いい人なんだなと思います。

私はリアルで ザ・フォー・シーズンズ のヒットに夢中になるにはお子様だった年なので覚えてはいないのですが。
『シェリー』、『恋はヤセがまん』、『恋のハリキリ・ボーイ』、『悲しき朝焼け』、『悲しきラグ・ドール』、『バイ・バイ・ベイビー』、『愛はまぼろし』、『君の瞳に恋してる』などの曲は大体聞き覚えていますよ。
『君の瞳に恋してる』って、元はこのバンドのボーカル フランキー・ヴァリ のヒット曲なんですね。
ボーイズ・タウン・ギャングはのディスコカバーなんです。知りませんでした。

山あり谷あり、ついには空中分解するように無くなってしまったグループ。
しかし25年後に又4人で歌うことか出来て和解し、映画はハッピーエンドで終わるんだけど。
ここまで来るにはね~、長い・長いわ。
音楽映画としてだけでなく、4人の男の人生映画としても見て下さい。





         もっと60年代を題材にした映画が出来るといいな、と思うトミー。




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スクリーン・ミュージックの宴 part5

2014年10月04日 19時09分50秒 | お出かけ・旅・美術・博物館
    ↑ 事前のチラシ(右)と当日の曲紹介(左)、チケット半券(下)

       情報はこちら → スクリーン・ミュージックの宴part5

前々回に記事にした 「永遠のスクリーンミュージック」 と同じ ? 
いえいえ、違います。
こちらは民間会社主催のコンサートというか、一部本編映像も付いた 宴 と言うに相応しい企画です。
スクリーンミュジックを生歌、生演奏で聞きましょう、と言う趣旨は同じと思われます。

今回で5回目だそうで、もっと早くに知っていたら絶対行ったのに~~と思うほど素晴らしい2時間を過ごしました。
会場はJR有楽町駅のすぐ側、ビックカメラのある読売会館7階の よみうりホール でした。
よく映画の試写会が行われるところで、私も何回か行ったことあるのですが古い建物なので、今の映画館のように前がよく見えるような傾斜にさほどなっていなかったりして、あまり好きなホールではありませんでした。
ところが今回は初めての2階席で、1階の後ろより断然見やすかったです。
これにはへぇ~でした。
どんな事でも行ってみないと、経験してみないと、分からないものですね。

この会のことは前にテレビで見かけたことがあったのですが、コンサートに行けたのはひょんなことからでした。
ゴルフにご一緒した方が、この会で解説を担当された 増田久雄さん だったのです。
増田さんは映画プロデューサーとして「チ・ン・ピ・ラ」「ロックよ、静かに流れよ」「ラヂオの時間」「13階段」など40本以上の映画を製作、映画監督もつとめ、著作も多数、ミュージカル「クランク・イン」の演出など多彩な才能をお持ちの方です。
ゴルフでお会いしたときは、物静かな定年過ぎの紳士と言った風情で、今もバリバリお仕事をなさっている方にはお見受けできませんでした。
それが、このコンサートでは映画に捧げる情熱のほとばしりがビシバシと伺える薀蓄と解説の数々。
同年代の多い観客の、熱い支持を受けていました。

前置きが長くなりました。内容について少々。
オーケストラ演奏曲、歌唱曲は以下の通りです。

ベン・ハー          「ベンハー」       
巨匠ウィリアム・ワイラー監督の超大作。

太陽がいっぱい         「太陽がいっぱい」    
ご存知アラン・ドロンの出世作。最後のシーンがねーーー!

My Heart Will Go On      「タイタニック」     
デカプリオがまだ初々しかったわ。アラフォー世代の一番映画?私の十八番曲でもあります。

トゥナイト          「ウエストサイド物語」  
だんなと最後にうちでDVDを見た思い出の映画。涙なくして又見られるだろうか。

スタンド・バイ・ミー     「スタンド・バイ・ミー」 
男の子青春映画ナンバーワンでしょう。原作の題が「The Body」(死体)って知らなかった!

ひまわり           「ひまわり」       
昔テレビでしか見ていませんが、ソフィア・ローレンの存在感が素晴らしかった映画。中年(老年?)の今見たら違う感想になりそう。

ムーンライト・セレナーデ   「グレン・ミラー物語」  
スイングジャズの大御所グレン・ミラーの伝記映画にして人間の物語。

ロシアより愛をこめて     「007 危機一発」     
007シリーズ2作目。シリーズの主題歌としては一番有名ですよね。

ローズ            「ローズ」        
良くぞ取り上げてくださいました! 27歳で夭折したロック歌手、ジャニス・ジョプリンの人生をベット・ミドラーが熱演! ジョプリンの「サマータイム」が聞きたい。

ムーン・リバー        「ティファニーで朝食を」
この中のヘップバーンのジバンシーファッションは今でも真似したい位素敵。(真似なぞ出来ません、はい)

エデンの東          「エデンの東」      
ジェームス・ディーンの映像が写された時は会場よりため息が漏れていました。60歳以上の観客が多いと推察。

サウンド・オブ・ミュージック 「サウンド・オブ・ミュージック」 
たくさんのヒット曲に彩られたアメリカ映画の傑作。実話に基づいています。

雨にぬれても         「明日に向かって撃て!」 
若い人にはバート・バカラックの曲のほうが有名かな~?

夢破れて           「レ・ミゼラブル」    
ミュージカルからミュージカル映画になり、曲も大ヒット、映画の出演者が吹き替えなしで歌ってましたね。

ハロー・ドーリー       「ハロー・ドーリー」  
これもミュージカルからミュージカル映画になったもの。私は見ていないので、増田さんの話に出てきたどんぐり眼のサッチモがもっと見たい~!

ゴッドファーザー/愛のテーマ  「ゴッドファーザー」  
残虐シーンも多いのに、哀愁漂うニーノ・ロータの愛のテーマの印象の強い映画です。

タラのテーマ         「風と共に去りぬ」   
増田さん曰く、「これぞ正に映画音楽!」納得の名画にして名曲です。

オペラ座の怪人        「オペラ座の怪人」   
なんと9回も映画化されているそう。私も全部は見ていないけれど、増田さんと同じ2004年のブロードウェイミュージカルの映画化版が好きです。

アラビアのロレンス      「アラビアのロレンス」 
ピーター・オトゥールが何といってもカッコ良かった。実在のモデルはスパイだったとか、もっとみっともなかったとかいろいろ言われてます…。

踊り明かそう         「マイ・フェア・レディ」 
女性にとって夢物語のストーリー、でも今は夢は女性自身で掴むもの。ヘップバーンは相変わらず完璧。

すべて名作、名曲揃いですね。
ちなみに選曲は、これまでのコンサート4回で演奏した92曲の中からアンケートで選んだベストテンおよび増田さんの選曲だそうです。

出演者は以下の通り。敬称略
演奏 シネマトリップ・オーケストラ
司会 津島 令子
解説 増田 久雄
歌手 つのだ☆ひろ
   別所哲也
   アマリア・ネクラエシュ (ルーマニア生まれ)
   新妻 聖子

つのだ☆ひろ氏の迫力ある歌唱、新妻聖子さんの透明な心洗われる歌声、俳優さんだと思っていたらこんなに歌が上手かったのかとびっくりの別所哲也氏、オペラ歌手から様々なジャンルの活動を行っているアマリアさん(パンフレットより)。
加えて素敵な編曲と指揮担当の寺島民哉氏。
演奏のシネマ・トリップオーケストラの皆様。
そしてもちろん、解説の増田氏。
充実した時間を過ごさせて頂き、ありがとうございました。
来年もあるそうなので、ぜひ鑑賞に行きたいと思っています。





         観客の物慣れた拍手のタイミングなどの鑑賞態度に大人を感じたトミー。




コメント (8)
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