関東ブロック大会に参加したチームのロボットですが・・・
すでに紹介した「SK-15」があまりにも強烈なインパクトだったので・・・あまり覚えていません。
というのは冗談で、やっぱりいろいろなロボットがありました。
まずは、RP06の「υ」(ギリシァ文字のユゥプシロン)です。
幾重にも重なった大きなバンパーと輪ゴムが特徴です。
この大きなバンパーの内側に光センサーと坂道を検知する機能が盛り込まれているようです。 このバンパーに使っている部品の色が「珍しい」です。 もしかしたら「STAR WARS」シリーズなのかな? (なんとなく、竹で編んだ籠を思い出します・・・)
成績の方は、傾斜路の途中の被災者は発見しましたが、残念ながら傾斜路の上には到達できませんでした。 東東京ノード大会では、ちゃんと傾斜路得点が入っていたのですが・・・
次は、RS03の「こりおり」です。
キットベースなどで無い、完全な自作機のようです。
スパゲッティーのように絡まった(ように見える)配線が、在りし日の九龍城砦を思い起こさせます。 しかし、後ろから見える巨大なヒートシンクが、性能の高さを想像させる、とてもメカニカルなロボットです。
ちゃんと傾斜路を上りきり、レッドゾーンでの被災者の救出もできた実力者です。
関東ブロックにも自作魂を根付かせてください。
今度は、RS09の「mizukiRC」です。
NXTの採用にも関わらず、すばらしい低重心です。 NXTのコントロ-ラ本体の搭載位置を限界まで下げ、モーターを上に持ってくるアイディアはすばらしいです。
このレイアウトのおかげか、とてもコンパクトにまとまっています。
NXTは、ケーブルの処理が大変ですね。 このチームもRCXのセンサーを使用しているために変換ケーブルを使用していますが、その処理(おく場所)に苦労しているようです。
NXTはケーブルが硬いので有名ですが、モーターへの配線のケーブルを自作しているらしいです。
そして、RP14の「ズンズンズ」です。
楽しい名前で、思わず口に出したくなります。 昨年のジャパンオープンでは4位の実力を持っています。
これまで、RCXのロボットでしたが、今回はNXTでの参加です。
NXTを使っているためか、さすがに大きさはギリギリという感じですが・・・このロボットのすごいところは、計算された前傾姿勢で坂道対策もバッチリなところと、後ろに付けられたタッチセンサーです。 このタッチセンサーで後ろの壁と、坂道に入ったことの両方を検知できるそうです。
きちんとサーボ機能も使用しているらしいです。
このチームは、セカンダリではありません。 プライマリですでに、このまとまりです。
末恐ろしいチームです。
またまた出ました。RS08の「Radium」です。
今度は、何だ? この後ろに付いた紐と横に貼り付けてある電池は?
レッドゾーンの木の棒避けだそうです。
RS05の「ASD」です。
ロボットの左右に付けられた、2重の輪が全部で6組あります。
これは、インパクトありますねぇ、すばらしいデザインです。 なんだか宇宙船プロジェクトみたいです。
坂道を上るときに壁を伝って上りやすいようにしたのでしょう。
とても、「メカニック」な雰囲気が、「理系男子」という感じです。
坂道の途中の被災者発見をしたあと、なぜか機能停止してしまったロボットだったような・・・。
そして、最後・・・私の今回の一押しマシンです。
今週のビックリどっきりメカ(ぱふぱふ!)
RP13の「龍魂の力」(ドラゴニックフォースと言うらしい)です。
群馬ノードからの参加です。
・直方体をベースとした、ボクシーなスタイル
・四隅に配置された4つの車輪
・車体の真ん中にRCXを配置し、理想的な重量バランス
・それぞれの車輪に専用のモーター
・バンパーなんかいらない、むき出しのタッチセンサー
もう、360度どこから見ても漢(おとこ)のマシンです。
さらに、普通は光センサーをロボットの前方に取り付けるのですが・・・そんな常識はお構い無しということで、ロボット後方に3個の光センサーが搭載されていました。
成績は、残念ながら1部屋目で途中棄権してしまったようですが・・・是非、漢(おとこ)に磨きをかけて、再挑戦して欲しいです。