九州ブロックからのチームです。
2012年には、一緒に世界大会に行った実力を持つチームです。
ロボットは、いつものように赤いボディで構成された自作機です。
4輪のそれぞれにモーターが付いており。
前輪はオムニホイール(中鳴のらしい)、後輪は sparkfun の Hub-ee Wheel を使用しています。
これは、なかなか珍しいですねぇ。
タイヤの中にモーターとエンコーダーを内蔵した、とってもコンパクトなタイヤです。
これが活用できれば、コンパクトなロボットが作れますねぇ。
自作ができないチームから見ると、自作機を作れるチームがうらやましいです。
練習を見る限りでは・・・相変わらず、スピードが速く、フィールドの端から端まで、被災者を探索して回っていました。
しかも、ちゃんとマッピングしている・・・らしい
これは・・・なかなかレベル高いなぁ・・・
しかし・・・1回目の競技では、競技時間になっても何か作業をしていて競技が始まりません。
2回目の競技でも、スタートしたと思ったら、すぐに「リタイア」になりました。
どうも、部品が壊れてしまって、ロボットが動かない状況だったそうです。
(上で紹介した、 Hub-ee-Wheel の中の部品だったそうで、旅先では替えが見つからなかったそうです。)
しかし、そこで終わってしまうチームではありませんでした。
交換する部品が見つからなければ、部品を作ってしまえばいいじゃない・・・
なんと、ギアを作ってしまったそうです。
最終日の練習時間(3回目の競技の前)には、ロボットは元気に動いていました。
さて、3回目の競技では、やっと自由に動けた・・・とロボットが思ったかどうか知りませんが、6人の被災者を発見し100点を獲得しました。
たらレバになりますが、、最初から動いていれば、上位入賞も可能だったでしょうに・・・
今回も、本番の悪魔は元気だったようで・・・
総合得点は100点で6位でした。
まあ、こんな遊び心が、ロボカップ年長者の余裕ですねぇ。
競技が終わった後の口頭プレゼンも、結構面白かったです。