Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
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ジュニア・ジャパンオープン2019和歌山 Rescue Maze のチーム 続き

2019-05-15 | RoboCup2019

前の記事はこちら ジュニア・ジャパンオープン2019和歌山 Rescue Maze のチーム

 

さて、残りは1位~4位の話ですね。

 

4位は、香港から参加した海外チーム WRM003 HongKong Maze Team です。

このチーム(メンバー2名は入れ替えですが)は昨年も来てくれました。

文字の被災者を発見する能力もあり、優秀なメイズロボットです。(日本大会で4位ですからねぇ)

得点は、175、80、120、125点で合計500点でした。

殆どのチームが点数を落とした、2回目の競技で80点を得ているのは、なかなか頑張ったと思います。

このチームのロボットで特筆すべきは、真横に移動できることです。オムニホイールやメカナムホイールを装着している訳では無く、普通のタイヤの4輪ロボットですが、前後に細かく動いて(壁との距離をとったりするために)真横に移動することができます。

 

さて、いよいよ上位3チームの話になります。

3位は WRM007 Aquila です。

今大会の参加チームのロボットの中で、一番スムースに90度回転ができていました。もちろん、温度の被災者だけでなく文字の被災者を識別する能力もあります。

1回目の競技は245点となかなかの成績だったのですが、2回目の競技は8分間を費やしても45点と伸びませんでした。(被災者をスルーしてしまったのと、キットが落とせなかった) 

しかし、3回目の競技では、2階も巡ってスタート地点に戻り脱出ボーナスを獲得して335点をたたき出します。これが今回の競技会での最高得点でした。これまで、ちょっと離されていた上位チームとの得点差が一気に縮まりました。(1位と35点差、2位と同点)優勝が狙える位置に着いたのですが・・・4試合目で(なぜか)70点と振るわずに3位のままでした。(85点の得点に3回の誤発見をして70点)

あとで、状況を聞いたら「思ったより会場の温度が上がっており、温度差で被災者の判断をする部分がうまくいかなかった」と言っていました。

ということで、245点、45点、335点、70点という得点で、合計695点の3位でした。

 

さて、2位の WRM002 pallas です。

1回目~3回目は安定した走りで、1位をキープします。得点は、265、205、190点です。特に、どのチームも得点を下げた2回目の競技で205点をキープしたのは素晴らしいです。どの競技も、ちゃんと2階まで探索することができています。3回の競技が終わった時点で2位とは35点差の(暫定)1位だったので、4回目も普通に得点できれば優勝だ!と思っていたのですが・・・なぜか4回目は65点と振るいませんでした。(ほとんどの被災者をスルーしてしまいました。やっぱり、競技会場の気温の問題なのでしょうか?)

4回の競技の合計725点で2位でした。

 

最後は、優勝した WRM001 Tamagawa Academy Science Club です。

1回目の競技で、いきなり 325点をたたき出してトップに立ちます。(1階の25点の被災者は発見できませんでしたが、それ以外は全員発見した。素晴らしい。) 

ところが、2回目の競技は、20点でした。(競技時間は51秒) 何かトラブルでしょうか?

で・・・3回目の競技では、またまた 280点をたたき出して、その時点で同率2位になります。(トップとの差は35点)

上位3チームのどれもが優勝をねらえる団子状態の中、4回目の競技で250点と普通に得点できた、このチームが優勝でした。

 

結果的には、4回目の競技で WRM002 pallas と WRM007 Aquila が失速して、普通に競技ができた WRM001 Tamagawa Academy Science Club が優勝した・・・という感じです。

 

ただ、優勝した WRM001 Tamagawa Academy Science Club の総得点が 875点です。 満点は・・・2465点なので・・・35%程度の得点率です。 

う~ん!

コメント
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