前の記事はこちら New Rescue Simulation を動かしてみる・・・その8
Rescue New Simulation のプラットフォームがバージョンアップしたというお知らせがきました。
新しいのは Rescue Maze Release 7 ということで、Release 7 になりました。
https://github.com/Shadow149/RescueMaze/releases
変更点がいろいろと書かれています。
気になった部分だけコピペします。
New release for the upcoming competition.
Please note this only works with Webots version 2020a and 2020b rev-1.
10月になったら、競技会がありますが、それのためにリニューアルしたようですね。
競技会直前で、プラットフォームの変更は、チームにとっては厳しいのではないでしょうか!?(笑)
(単なるバグフィックスだけなら良いのですが・・・)
で・・・Webotsのバージョンとして、2020aだけでなく、2020rev-1 もサポートしたようなのですが・・・そうすると、Pythonも最新版の3.8を使えるのかなぁ!? でも、Downloading & Installing には、相変わらず Python は 3.7、Webots は 2020a と書いてある・・・やっぱり、「コードは変更してもドキュメントが変更されていないダメプロジェクトの典型」 なのでしょうか!?
Added
・Added downward-facing light to the robot to prevent the colour sensor value from being affected by the shadows of objects and the red light of the heated victim
・Added a new button to allow the option to use the inbuilt webots victim detection API.
ロボットが床の色を検知するための下向きのカメラがあったのですが、それにライトが装備されたようです。これで、床の色を判断しやすくなった・・・ようです。でも、この変更で、これまでのプログラムを再調整しなければなりません。
それから、被災者判別用のAPIのON/OFFのスイッチが追加されました。正直、何のことなのか私にはわかりませんが・・・おそらく、文字の被災者の文字を判定するためのAPIが使えるようになったのだと・・・思います。(あくまでも、想像)
Changed the silver tile to CorrodedMetal
シルバータイル(チェックポイント)の色が CorrodedMetal になったって!
この CorrodedMetal の色って何だろう!?
普通に翻訳すると、腐食金属となるのですが・・・おそらく、サビ色(茶色っぽい)のことだと思います。
あとは、様々なバグフィックスのようです。
(すみません・・・「ようです」の表現ばかりで・・・)
さて、新しいプラットフォーム(Release 7)で、これまで作ったプログラムを動かしてみると・・・やっぱり、黒のタイル(落とし穴)の判断ができずに、落とし穴にコロンと落ちてしまいます。
ちゃんと黒の色を測りなおして、プログラムを修正する必要があります。
(床の色の検知をするカメラにライトが付いたので、値が違うのですね。)
とりあえず、私のプログラムはそれだけで動きました。(文字の被災者用のカメラとかは、元々のサンプルをそのまま使っているので・・・)