一週間後の日曜日
8月30日はNESTロボコンです。
我が家では、昔の名称である"WANWAN"と呼んでいます。
最近は、WANWANの競技と共に、ロボカップジュニアのサッカーとレスキュー(を多少モディファイした競技)を実施しています。
さらに、ロボカップジュニアの説明会(ロボカップジュニアとは・・・)や、ロボットプログラミング講座、ライントレースタイムアタック、審判講習会なども実施するようです。
盛り沢山ですね。
中でも特に楽しみにしているのは、世界大会の報告会です。
私は、Rescue-Maze(旧レスキューB)のデモを実施する予定です。
Rescue-Line は、(特にセカンダリは)今年のジュニア・ジャパンオープンでし烈なトップ争いがあり、そこで代表になったチームが世界大会でダントツの成績だったように・・・参加チーム数も多く、レベルも高いです。
しかし・・・Rescue-Maze は・・・参加チームがあんまり増えないし、レベルも上がらないなぁ・・・と感じています。
まず、Rescue-Maze を知ってもらうことから始めたいと思っています。
レスキューでもサッカーでも、ソースリポジトリそのものやハードに関する情報を公開している情報公開に積極的なチームもいれば、ほとんど公開していないチームもいたりします。
参加者を増やすには、まず競技の認知、その後に技術、情報の共有、公開があった方がいいのではないでしょうか。
自チームも現在Rescue-Lineのプログラムの作成中ですが2015年ルール対応以前のところでつまづく事が多く、2015年ルールにたどり着くまでに結構な時間がかかっています。それ道のりが貴重な学びと言えばそうなのですが、答えに近づくためのヒントなり実績ありの解決方法なりの情報が無いため、毎回手さぐりで模索だったり他のロボットのビデオ解析をしてみてヒントを探したりしています。そのためメンターの負担も大きくて難儀しています。
もう少し、プログラムそのものではなくロジックだったり考え方だったりが公開されていれば近道出来て、参入しやすいのになぁと考えています。
RoboCupJuniorの活動を研究学習ととらえると、情報の公開は可能なのかもしれませんが、競技ととらえると、公開することは難しいかもしれません。チーム毎にそれぞれの考え方があると思います。
でも、公開を求めるのではなく、質問をすると、返答される確率がかなり上がります。競技会などに出向いて、「xxについて教えて」と質問して情報を得るのも一つの手段ではないでしょうか。
という問題提起に対して、
参加して質問して下さい。という解決方法では参加者は増えないのでは無いでしょうか?
競技だからノウハウは教えないよ。自分達で研究してね。でも競技に出て聞きに来たら教えるよ。メールでもいいよ。参加者も増えなくてレベルも上がらなくて困ってるの。やってみたら面白いからどんどん参加してね。
とこんな考えの人たちばっかりだと参入障壁が下がらなくて参加者が増えないのは仕方がないのでは無いでしょうか?
要は失格なり罰則なり減点規定が無いルールはまったく気にしなくて良くなります。
勝つことが要求を満たす事なので、ロボットの購入、外注、代理制作、と何でもありになります。
自分達で作ってなくても当日ボロが出ない程度に理解して調整できるようになっていれば良いだけなので。
当日リモートで何かしたりなんかもルールでは禁止されていますが、いろいろ工夫出来るのでは無いでしょうか?
すみませんが、ここは人それぞれの考えがあると思います。私が書いたのは、あくまでも私の考えです。
技術的な難易度が高いから、技術の公開をしてほしい・・・確かにそうかもしれません。でも今はそうなっていません。RoboCupJuniorの世界は、自分が変えなければ何も変わらないのです。というのを、ここ何年かで学習しました。
私は、他のチームのロボットや競技を見ることが重要だと考えていますし、自分もそうしています。(おそらくレスキューBに関しては世界一競技を見てきたと自負しています) そして必要であれば質問して、知識や技術を自らの努力で得るように指導してきました。それが自分たちの結果を生み出していると考えています。
競技人口が少ない&レベルの高いチームが少ない
→上位の大会に出やすい
→自分達でも入賞できるかも
→ちょっと出てみるか
というパターンもないわけではないと思いますが、M&Y父さんの望まれている参加人口の増加パターンでは無い気がします。
>競技のスタートラインに立つまでの要素技術が公開されれば・・・
確かにおっしゃる通りです。でもそういうものが公開されてはいません。ただ待っているだけでは誰もやってくれないのがロボカップジュニアです(だと思います 苦笑)。だから、欲しいもの、必要なものは自分で努力して手に入れなければなりません。単にそれだけのことです。
デモをするだけではなく、これまで得た技術やノウハウを全貌公開しなさい、とM&Yに対して言っているってこと!?
それはやろうと思えば可能ですが、あえてやりません。
でも、質問されれば(できるかぎり)回答します。 これは、自チームのメンバーにも実践させているように「必要な情報は自分で集める」が基本的な考えだからです。
デモを見ただけじゃ分かんないよ・・・という意見もあるでしょう。でもデモを見ないともっとわかりません。(笑)
ルールを読んで、競技を見て、初めてその競技が理解できると思います。
求めていると感じられたようでしたら、ごめんなさい。
M&Y父さんの「質問されれば(できるかぎり)回答します。」ということでだいぶ入り口の敷居が下がったような感じもします。
一連の流れは
(M&Y父さん)参加人口が増えないので増やしたい
(もり父)技術的難度が高いので、技術の公開、共有があったほうが参加しやすいのでは?競技に参加するまでの入り口に立つまでの要素技術がどこかにあれば参加しやすいのでは
(M&Y父さん)自分で必要な技術を努力して得る(質問することも含めて)必要があると考えているため、技術公開はしません。
(M&Y父さん)質問されれば(できるかぎり)回答します。
明記されていなくてわからなかったのは、どういった属性の人を増やしたいのか?です。
トップレベルの人口を増やしたいのであれば、周知して興味を持ってもらうだけで十分だと思います。
裾野の参加人口を増やしたいのであれば、技術は努力して得てください、必要であれば質問してください、というだけだとなかなか増えないんじゃないかと思われます。現に増えていないですし。だから開示しろという流れではないです。もう一押し背中を押す何かが必要なんじゃないかと、自分の答えは無いんですが。