前の記事はこちら いまさらながらRCXを動かしてみるプロジェクト!? その4
さて・・・PCとRCXの通信は、なんとかできるようになりました。
次は、ハードですね。
そして一番の問題がケーブルです。
このケーブルが経年劣化でボロボロです。
ビニールというかゴムというか、導線の被覆がボロボロになっていて、中の電線が丸見えになってしまいます。
で・・・このRCX用のケーブルは、新品や代替品が売られていないので、修理するしかありません。
以前に紹介した、方法でケーブルを再生していきます。
記事はこちら RCXケーブルの修理 リベンジ!
ケーブル修理のやり方は・・・以下の通りです。
①ケーブルのソケットの裏側のカバーを精密ドライバーでこじ開けます。(裏側のカバーは、4か所のツメで止まっているので、そのツメをむりやり外します)
②ソケットの裏側のカバーを外して、ケーブルとケーブル被覆のカスを取り除きます。
③新しいケーブル(私はエーモンのAWG24を使いました)を適当な長さに切ります。
④ケーブルを折って、裏側のカバーの窪みに入れます。
⑤カバーの窪みにケーブルを入れたまま、窪みから出た部分のケーブルを折ります。(そして余分な先端を切ります)
⑥ケーブルの裏側のカバーをソケットに戻します。(このときに、ペンチで一気に4つのツメがカチッというまで締めます)
と・・・文章で書くと簡単なのですが・・・結構失敗します。
まず、①のところで、精密ドライバーでこじ開けるときに、ソケットが結構変形します。(そして、勿論、キズが付きます) さらに、⑥の部分でケーブルを圧着するのですが、うまくいかないとソケットの内側の圧着用の金具が変形してしまって、導通しません。)
これまで、2本のケーブルを作成するのに2個のソケットをお釈迦にしました。(つまり、壊したってこと)
つまり、3本のケーブル(ソケット6個)で再生できたのが2本だけ、ということです。
まあ、慣れれば、もうちょっと成功率が上がると思いますが・・・
ちなみに、使用したケーブルはこれです。
Amazonで買いました。
で・・・できたのがこちら
このエーモンのケーブルは、もとのケーブルに比べてちょっと硬い気がしますが・・・まあ、機能しているので、良しとします。(笑)
続きの記事はこちら いまさらながらRCXを動かしてみるプロジェクト!? その6