ロボカップジュニア・ジャパンのHPに「2021年度 ブロック長意見交換会」の議事録が掲載されていました。
https://www.robocupjunior.jp/office.html
2021年08月21日:2021年度 (一社)ロボカップジュニア・ジャパン ブロック長意見交換会
内容を見ると・・・
まあ、コロナ禍なので、やっぱりZoom会議ですね。
最初は、各ブロック長から2020年度のノード大会、ブロック大会の状況報告です。普通に競技会をできたところもあれば、競技会ができないので、何とか苦労して順位付けをして日本大会への推薦を決めたところもあるようです。
次が「オンライン大会について報告」とあるのは、おそらく日本大会のことですね。
レスキューの報告で「課題は、Mazeの参加チーム数が低迷しており、上位リーグへの移行が進まないことであ
る。」とあるのですが・・・上位リーグという言葉に違和感を感じました。別に Rescue Maze と Rescue Line には上下関係があるわけではなく、違った2つの競技が存在するだけです。(これ、大昔に、「Rescue Lineで2回国際大会に参加するとその次はRescue Maze に参加しなければならない」という謎ルールがあったので、みんなが勘違いしているものと思われます。)
その他、いろいろと書かれていますが、あまり興味を引くような内容はありません。
その次が2021年の世界大会(まあ、あれを世界大会と呼んで良いのか、とても疑問ですが・・・)の報告です。
この中の政岡理事の発言の記述に「審査では、運営側に質問を確認する必要があり、・・・」の文の意味が分かりません。誰が、誰に何をしたのか? 議事録を書く人は、もうちょっと考えて欲しいですねぇ。
その後に「言語の壁がある日本チームには難しかったのではないか。」と書かれているところから想像すると・・・サッカー競技の評価のために質問項目に回答する必要があるが、質問の内容が良く分からずに、意図などを運営側に英語で確認する必要があり、言語の壁がある日本チームには難しかったのではないか」ということなのかなぁ。
でも、英語で質問したりするのは、サッカーに限ったことではなく、世界大会全体の話だし、英語でインタビューを受けるのは毎年の話なので、特に今回に限った問題では無いと思います。
ところで、今回は(レスキューだけでなく)サッカーのシミュレーション競技が開催されたハズなのですが、それについては、全く報告がありませんねぇ。誰も、見ていなかったのでしょうか?
それから大橋代表理事の説明で「運営は各リーグに任されていたので、公式の結果発表をしていないリーグも
ある。成績を確認し、HPで発表したい。」とあるのですが・・・何で競技会の運営側は結果発表をしていないのでしょうか? そして、各国のRep.(Regional Representatives)は、なぜその結果を発表していない運営側に、「結果を発表して!」と問い合わせをしていないのでしょうか?
競技だけやって(あれを競技とは言えないかもですが)おいて、結果を発表しないって、何かおかしいですよねぇ。
次が、茨城ブロックの設立の話・・・関東ブロックから独立ですね。
それから、2022年のジャパンオープンの話で、これは名古屋のポートメッセ名古屋で開催予定です。
RCAP2021の話もありますが・・・オンサイトでの参加は日本のチームだけだそうです。(海外チームはオンライン参加らしい・・・) これ、開催する意味あるのでしょうか・・・ねぇ。
まあ、RCAPは、オープン大会だから・・・
そして、「入門書の作成」・・・これ、どうなりますかねぇ・・・ちょっと楽しみです。
さらに「世界大会の国際ルールは、原則2年に1度改訂することが定められた。」とありますが、これは間違いだと思います。ロボカップジュニアの偉い人に独自に確認したら、そんな連絡していないという回答がありました。
まあ、そんなところでしょうか?