ロボカップジュニアのサッカーがスイス式トーナメントを使いだしたので・・・その有効性を確認したいのですが・・・
今年(2017年)のジャパンオープンでは、「変則」方式を使ったため、良く分からない結果になりました。(有効だったのか、有効で無かったのかが良く分からない・・・)
そこで、(変則でない)スイス式トーナメントを使用していた、2016年の結果を検証してみることにしました。
2016年のジュニア・ジャパンオープンでは、サッカーオープンとサッカーライトウェイトセカンダリがスイス式のトーナメントを利用して順位を出しています。
オープンは、32チームが参加しており、6回の競技を実施しています。
論理的には6回の競技で、順位付けができるハズです。
ジュニア・ジャパンのHPの「過去の大会情報」に、6回の競技結果と最終成績がアップされています。
その最終成績(リンク名は「サッカー オープン 決勝結果」)と競技結果(リンク名は「同左、予選結果」)をダウンロードして内容を確認しました。
このリンク名「決勝」「予選」というのは、間違っていますよね。そもそも予選も決勝もありませんでした。これは競技を良く分かっていない人がアップしたのでしょうか? 技術委員もサッカーのチームも何も文句を言わないのでしょうか?
サッカーの結果はどうでも良いのですが・・・間違ったことが掲載されていると、ジュニア・ジャパンの品位を下げることになるので、正しく直して欲しいです。(つまり、「間違ったことをずっと掲載するような、しょうもない団体なんだ」と思われてしまう、ってことです。)
話がズレました・・・
この6回の競技の結果をエクセル表に入力していき、それぞれの順位をグラフにしたのがこちらです。
グラフの上が1位、下が下位、左が1回目、右が6回目の競技になります。
優勝したチームは、1回目~6回目で、すべて1位なので、文句なく優勝ですね。
私としては、このグラフを見て・・・最後まで、順位の入れ替わりが沢山あるのが気になります。(本来であれば、後になるほど順位の入れ替わりが少なくなるハズです。)
サッカー技術委員会のブログには、競技方法として
(一般的なスイス方式に、ジュニアサッカー用として得失点の観点を追加しています。)
(1)くじ引きで初回1対1の対戦を決める。
(2)対戦(32チーム16試合,延長無し)
(3)全てのチームを勝ち点>得失点差>得点>失点の順で並べる。
(4)1位対2位、3位対4位・・・31位対32位となるように対戦を決める。
このとき、既に対戦している場合は、最小限の順位変更を行い、同じ対戦ができないようにする。
以下、(2)~(4)を繰り返す。
なお、勝ち点、得失点差、得点、失点は積算していきます。