天気が良いので、自転車(スポルティーフ)を出して、宇治まで。聞くところによると美味しいお茶の喫茶店などあるらしい。8:30に中京区を出て、ひたすら南に。24号線は車が多い上、深草墨染、観月橋のブリッジが自転車禁止で迂回して迷う。おかげで伏見桃山城を見ることができましたが、それから宇治側沿いの241号まで出るのにまた観月橋まで折り返すなど大変でした。この道はなかなか快適で、菜の花も綺麗です。結構走って気がついたら平等院に。<o:p></o:p>
鳳凰堂の中も見学すると900円です。なかなか鄙びた建築だなと思ったら、平等院鳳翔館で当時のCGを見るとまさしくパビリオンだったのですね。このようなヴァーチャルな展示と実物の組み合わせは大変面白く思えました。平等院鳳翔館は半地下の展示館で設計は栗生明さん。槇事務所出身らしく清潔なおさまりと端正な構成。特にエントランスの天井がだんだん高くなっていく演出や、壁の型枠の化粧など楽しめます。<o:p></o:p>
鳳凰堂の中は、CGを思うとそっけない。本当に2階部分は低いし、象徴としての建物だと感じました。阿字池も玉石が再現されたそうで、池の枝垂桜とともに和やかな春のひと時を楽しめました。<o:p></o:p>
お茶をしようとしたら、どうも疲れすぎでいまひとつなので、中京区までまた一走り。往復35キロくらいで、まともに走ると片道1時間程度でしょうか。走っていると、当たり前ですが、低いところに川と道路と線路があり、そのエッジでお互いが交差し、立体化しており横に行くのが結構大変だと実感しました。国道を走ると速度は出ますが排気ガスや車との取り合いもあり気が抜けません。今度は桂川沿いのサイクリングロードにしようかな。速く走るより、発見や楽しみが欲しい。<o:p></o:p>