一昨日の話ですが、新店舗のオープンまでに桜尾ディスティラリーの新しい設備を見ておきたいと思い、無理を承知でお願いをしたところ、少人数ならという事で、見学させて頂きました。
前回お伺いしたのは確か2018年の2月頃、桜尾ジンの発売前でした。
その頃に比べ、敷地の中の蒸留器のスペースが増え、熟成庫も新しく建てられていました。(写真はその一部です)
桜尾ジンも少しづつ浸透し、ジンと平行して作られていたウイスキーが、この7月にようやく発売されます。
見学の最後に、このウイスキーの話を聞きました。
戸河内と桜尾、今回この2種類のシングルモルトが発売されますが、桜尾は6種の異なった樽のバッティングで、桜尾ディスティラリーの貯蔵庫の中で熟成した原酒を使用します。
戸河内は、廃線になった三段峡までの途中のトンネルに作られた貯蔵庫で1種類の樽でのみ寝かされています。ここは温度変化が少なく、湿度が高めの状態です。
同じ蒸留器で蒸留されたシングルモルトが、異なる場所で寝かされた味の違いを、6種の樽をバッティングしてますから、同じと言うわけではないですが、是非比べてお楽しみ下さい。
もちろんアンクールでも、一本づつですが仕入れる予定です!