歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

アメリカの命運、30x3x3の法則

2012年07月31日 23時55分51秒 | 日記


上図はアメリカの株価の動きを追ったものです。略270年が国家の一時代と前回
書きました。これをもう少し詳しく説明しましょう。1776年アメリカが独立。
その後から株価が上がり、1~5波を形成し、1830年代の半ばから調整波と
なっています。調整波は大きなHorizontal=Sidewayで1860年頃まで続いています。
つまり、スーパーグランドサイクルの第1波と第2波です。

その後再び1~5波を形成して上がり、最後の第5波は10年前後の短い期間で
急激に上がり、急激に下がっています。有名な世界恐慌時の株価です。
殆どの専門家は、ZIGZAGと見ていますが、私は大きなTriangleと見ます。
1929から1942年まで調整波と判断。
スーパーグランドサイクルの第3波と第4波です。


エリオットウェイブではTrianleは第4波にのみ現れると言います。
この意味からも、Triangleでも良いのです。又その後の波の数や、
270年サイクルに合わせてもTriangleが必要です。つまり現在の
2000年からの波はグランドサイクルの第4波でないと合わないのです。

まだアメリカの終わりの第5波では有りません。殆どの識者は第5波と
見ていますが、間違えてアメリカ嫌いを公言すると、第5波でアメリカに苛められます。

グランドサイクルの第1波は1942~1966年、第2波は1966~1982年。
勿論第3波は彼の有名なニューエコノミーに酔った1982~2000年です。
所詮、上がれば下がる法則には、誰も敵いません。

つまり、国家の命運は270年(=資本主義の命運でもある)なので、
1776+270=2046がアメリカ資本主義の終わりの日です。
今はグランドサイクルの第4波であり、見事に一致します。
つまり2018頃から第5波が始まり、全てが一致します。

巷の、アメリカ終わりの説は、この意味では少し勇み足です。

又今回2000年からの調整波は、バーナンキさんの、ヘリコプターで
紙幣を撒く作戦が効を奏し、単なるSideway=Horizontalではなく、Extended Triangle
と云うまれな形を呈しています。
 
しかし、これは既に1966~1982年の不況時に現れています。勿論当時のニクソン大統領が
金本位制を捨てて、管理通貨制度に変えた為の現象です。つまり、お金を沢山刷ったと
言う事です。2000年からは更にそのExtensionの程度が強く出ていますので、
今後のインフレが懸念されます。

グランドサイクルの第2波と第4波が共にExtended Triangleと云うのは初めての現象と思われます。

如何にアメリカが、ドルを垂れ流して来たかが分かります。
そのつけは、グランドスーパーサイクルの崩壊の時に現れると思いますが、2046~、
その時まで生き永らえて、是非見てみたいものです。

最後のグランドサイクルの第5波は多分2018~2020年から始まりますが、
その刷り散らしたお金が参加し短期で空前の株価と予想できます。目標=Djia=10万ドル前後。

その前に、商品の時代の決着で、商品も暴騰暴落が待っています。お楽しみに。
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空想か予測か法則か?30x3x3x3?

2012年07月31日 16時29分44秒 | 日記

1.ある本では100年デフレ説を唱え、当分はインフレにならないし、今までも
  デフレであり今後もデフレの時代が続くと予言している。  
 
 又、国ごとにバブルが発生すると言っているが、これは経済発展段階の問題であり、
  インフレ、デフレとは関係ないと思われる。

2.第二次大戦以前は、つまり世界が西洋白人の植民地で有った時代は、植民地の原料は
  安く買いたたかれて、欧米の経済を潤わしたが、これは単に収奪によるものであり、
  植民地では貧困がはびこり物が買えない状態は、インフレとも言える。と云うより
  現地はスタグフレーションとも言える。

  1970年代から、デフレ基調であるが、これは高度成長し、円高になった日本に
    当てはまる現象であり、国際的にはそうではない。1971からの円高の為である。
 
   それでも、1973年の中東戦争をきっかけにインフレは起こっている。
    
  この時代から、国際的に富は原油生産国に移動し、先進国の利潤は低下している。
    つまり、1966年から商品・原料の時代になっている。16年間。
    これは世界植民地の独立と関係している。つまり日本の戦時の活躍のせいでもある。

  エリオットの理論によれば、2度あることは3度ある。戦後の先進国の危機は
    1回目の危機は、1971,8月15日のニクソンショックの米である。
    2回目の危機は、2009年からのギリシア・ユーロ危機である。
    3回目の危機は、2019年からの、日本の危機と思われる。

  危機の時は一時的にお金が回らずデフレ気味となるが,暫らくすれば、不況下の
    インフレをもたらしている。勿論紙幣をどんどん刷るからである。
 
  ハイパーインフレにならないのは、先進国全てがお札を刷る競争をしているからである。
  又、後進国がモノを生産する能力が高まっているからである。

3.1966~1982年、米は不況となったが、原材料は高騰し、金利も上がっている。

4.1982~2000年まで、、国際化を利用した多国籍企業により海外生産 
  が増え、国内の見かけの物価は上がらなかったが、これは輸入の安い製品のせいで
  あり、国際化のせいであり、見かけ上のものである。

5.株の時代と商品の時代は、交互に繰り返しており、今後もそうである。
  2000年から、原材料は上がりつつある。まだ、最後の5波は終わっていない。
  巨大な原料価格高が待っている。紙幣を沢山刷れば当然の帰結である。

6.金と銀の価格は、歴史的な下落の時代は終わり、東と南の勃興と共に、上昇に
  転じている。巨大な上昇波動を示している。

7.商品は、大きな流れでは上昇基調であり、エリオット波動に従う。
  まだ100年単位の下落基調ではない。

8.1990年株の下落と共に異常なデフレ不況となったが、これは日銀の三重
  野総裁による、意図的・極端なバブル潰しのせいであり、資産半減政策のせいである。
  日本に於ける局所の問題である。

9.世界的には穀物などの高騰の為に、貧困層が飢えに苦しむ状況は変わらい。
 
10.今後も東西と南北は、弁証法的に対立・協力しつつ昇華すると思われる。

11.この250年間の産業革命の歴史は、金本位制からの脱出であり、1971年で
   管理通貨制度の勝利となっている。つまり、好きなだけ紙幣を刷れる時代であり、
   インフレが基調である。ある意味、欧米資本主義の最終章である。
 
12.西洋の優位は、アメリカの優位の消失で終わると思われる。1776年独立後の270年後は
   2046年であり、アメリカの時代の終わりであり、欧米の終わりの始まりである。
   事態が変わる時は、予想も出来ないスピードで変わると言う。

   波動のサイズは、30年x3=90年。90年x3=270年。270年x3=810年。
    30年=株と商品の1サイクルであり、90年=時代の一区画であり、270年=権力、
    体制、国の栄枯盛衰の単位である。800年は東西の入れ替わりの単位である。
   
13.優位を保とうとする、米は2035~2050年の間に、つまり次回の不況の時代=
   商品の時代に地域紛争で核を使う誘惑に駆られると思われる。又は他国が核を使用する
   と思われる=分断して支配せよ=敵同士の戦い。 第二次核戦争の危機。

   エリオットの法則=戦争は必ず、不況の時代に起こる。不況は体制への不満が噴出し、
   内乱の危険があり、国民の目を対外に向ける必要がある。
   歴史の法則=内乱か対外戦争か。分断して支配せよ=敵同士を戦わせよ。
 
   第1次核戦争   =日本、広島、長崎への原爆投下。
   第2次核戦争の予想=2035~2050年。多分地域的。植民地支配の間に分断されたもの同士の
             憎しみ合いの戦争か? アラブVSイラン?、アラブVSイスラエル?、
             インドVSパキスタン?、日本VS大陸アジア?、
      
14.第3次核戦争の予想。真の核戦争は、2120~2140年の間と予想される。
   つまり欧米の衰退と東の勃興・南の勃興の時期の移行期と思われる。
   2度あることは3度ある。これは法則である。
 

   白人優位思想とハルマゲドンの思想、選民の思想等の背景と、東西移行や南の
    勃興の現実を認識できない一部の人の扇動と、白人の過去の虐殺・収奪、
    植民地支配に対する怒りが重なり合い、核戦争の本格的な時代の到来である。

   それから時代は、真の世界の戦国時代に突入すると思われる。
   つまり、それから270年続く軍人の時代である。2140~2410.
   日本の戦国時代の世界版です。
      江戸の前の時代=1333~1603=270年間=戦国時代。1333=鎌倉幕府崩壊。

 




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