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米ダウの新しい分析・New Analysis in Supercycle of DJIA

2013年07月01日 14時23分17秒 | 金融・経済

上図はインフレを除外した場合の、USAのDJIAを表しています。インフレ調整すればサイクルは
更に見やすくなります。不景気の度に紙幣をガンガン印刷しているのですから
サイクルは見えにくくなっているのです。

これからすると、1929年のバブルの崩壊後の調整波は、1949年に終了する
巨大なトライアングルを呈しています。

これを用いると、すべての波と期間の間隔が分かりやすくなります。つまりこれが本当の
サイクルと思われます。そうすると、スーパーサイクル(Ⅰ)(Ⅱ)は今まで通りの
1776~1857=81年間ですが、第(Ⅲ)~(Ⅳ)は1857~1949=92年間となり
今までの計算より少し長くなります。スーパーサイクル(Ⅴ)(Ⅵ)は
1949~2046年の予想ですから、97年間となり全体の波動のバランスは
略90年に近くなり、私の言うスーパーサイクルは90年前後と言う
のに近くなり、理想的です。

又1949年からのサイクルⅠは1949~1966年=17年間となります。その調整波は1966~1982=16年間
となり、合計33年となり、30年サイクルに近くなります。又1982年からのサイクル第Ⅲ波は
2000~1982年=18年間、又第Ⅳ波は2000~2018年の推定ですから、これも18年となり
合計Ⅲ+Ⅳ=36年間となります。

又スパーサイクル(Ⅲ)(Ⅳ)の最後のサイクルⅤ波は、上昇1929~1921=8年、下降波は
1929~1949年=20年、合計28年となり、30年サイクルに近くなります。この30年
サイクルから言っても、1929年からの調整波は1949年まで続くのが正解です。

政治的な観点、第二次大戦が終わって一息ついたのが、この頃であり、更に朝鮮戦争の開始直前と
言う事からも波動の底に相応しいものに成ります。これは一部の識者の分析でもありますが、
私の見解も、サイクル理論からすると望ましいと言えます。

このインフレ調整を2000年からの波動に適用すると、上図の様になり、今回が2000年からの
不景気になっているのが一目瞭然です。そして、必然的に最後のサイクル第Ⅴ波が
残っているのが見えます。従ってUSAの崩壊は今回ではなく2032年から始まる
不景気の時になると予想されます。~2046年USA資本主義崩壊。

コメント
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