歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

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貴方はいくつの真実を見つけられるか!

いよいよ中国のバブルは起こるか?Lets buy China?

2013年07月20日 19時33分49秒 | 中国
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MQ6N0C6JTSEC01.html
7月19日(ブルームバーグ):中国人民銀行(中央銀行)は19日、国内銀行が設定できる貸出金利の下限を撤廃すると発表した。成長減速に対応するほか、金利設定で銀行側の自由度を高める政策を推進する。
 中銀の発表によると、新規則は20日から適用される。これまでは政策金利である基準金利を30%下回る水準を下限としていた。1年物貸出基準金利 は現在6%。預金金利 の上限は据え置かれた。
 BNPパリバのシニアエコノミスト、彭程氏(北京在勤)は「預金金利の自由化は依然として可能だが、貸出金利の下限のみを撤廃する決定が今回なされたことは、より積極的な自由化案が退けられたか少なくとも先送りされたことを示唆する」とし、「今回の決定は、幾らかの改革がなされていることを示すが、その一方で預金金利の自由化が実現する可能性は目先、後退したかもしれない」と語った。


 下限の撤廃とは、驚くべきことである。普通は日本では、サラ金の対応でも分かるように、上限の
設定が政策である。損しても安くで貸す馬鹿な金融機関は少なくとも日本ではあり得ません。
しかし、共産党の太子党が牛耳る中国ではどうなるのか?

 彼らは経済合理性は関係なく、政治力で全てが決まります。経済の減速が余程ショック
だったのでしょうか? このような中国で下限を撤廃すれば、私なら銀行から、地区党の
肩書で、安い金利で買りて、当然借金の支払いにも回すし、投資にも回します。

高利で貸して儲けたい欧米の銀行には面白くないでしょうが、しかし、中国の権力者には
天国のような政策です。

私が前のブログで、中国のバブルが起こる事を予測しましたが、正にそのような事が今から
想像されます・下図は前回の予想図です。巷では中国や韓国の経済の崩壊狂想曲が
盛んに奏でられていますが、これは長期の事ですから、短期的にはバブルは十分
あり得ます。但し投資し損しても自己責任でお願いします。




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いよいよ動き出した出口戦略・今年の9月は売り・UK FTSE100

2013年07月20日 17時45分54秒 | 欧米
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MQ6P8C6JIJVK01.html
  7月19日(ブルームバーグ):英政府は保有するロイズ ・バンキング・グループの株式最大50億ポンド(約7650億円)の売却を検討している。計画に詳しい関係者2人が明らかにしたもので、救済で取得した同行株を減らす一歩となる。売却はまだ決定しておらず実施の場合でも市場環境に左右されるとして匿名で語った同関係者によれば、政府は9月にもロイズ株5-10%を売却すべきか検討している。資産運用会社を対象とするこの取引で、機関投資家や個人からの需要を測り、今後さらに売り出すか・・・・・・。


いよいよババを誰かに引かすための出口戦略が発動されそうである。今年の9月は鬼門である。
5月の暴落から4月後。4ケ月間は波動を形成する大切な期間である。バーナンキさんは
否定したが、米での国債購入を減らし始めるのが今年の9月と言う事もあり得ます。

有ってもなくても、いずれにしろ9月は大手の機関投資家が利益確定に動き、株の小~中暴落
が予想されます。6月からの株価上昇による利益を吐き出されますので、御用心。
今からロイズ・バンキング・グループの株を買うのは、馬鹿を見ます。止めましょう。

FTSE100の株価の予測図です。


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