歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

金リースレート・GOFOから見た予測・GOFO=LIBOR-GOLD lease rate

2013年07月14日 21時56分52秒 | 金融・経済
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kosugetsutomu/20130710-00026340/
小菅努のコモディティ分析。

金リースレイト=LIBOR-GOFO
GOFO=LIBOR-金リースレート
LIBOR=GOFO+金リースレート

つまり上図から分かるように、GOFOと金リースレートは、逆相関です。これから分かるように
今年2013年の7月に入ってから、金リースレートは急激に上昇しています。
逆に言えば、GOFOが急激に低下していると言えます。

金リースレートは、黄金を借りて空売りする時の、黄金を借りる金利ですから、これが上がると言う事は、
空売りが盛んになっている事を意味しますし、同時に貸し手が少なくなったので金利が高くなる
とも言えます。つまり空売りの終焉が近い事を意味します。

空売りをする人が少なくなれば、安くなった金を買う人が有利になる事を意味します。
つまり、金の上昇相場が到来と言う事です。これからも分かるように、今後は
上昇相場、最後の貴金属の第((5))波の到来と言う事です。
今まで予測して来たことを裏付けるものです。

7月で買って、後3年余持てば、間違いなく暴騰相場が予想されます。今後は全ての商品が上がり、
発展途上国の貧困層が苦しみ、反政府運動や内乱や戦争などが増えると予想されます。
そうすると貴金属を中心に、真の貨幣と見做されるものの価格が更に上昇します。

この悪循環は2017年まで続くと予想されます。バブルは必ずはじけますから、その前に
逃げるのが最も大切です。

上図から、暴落後は次は上昇波動ですから、GOFOがマイナスになった時が、買い時と言う事に成ります。
1999年の9月、2001年の3月、2008年の11月、そして今回の2013年の7月
と言う事に成ります。特に今回は商品相場の最後の波動、プライマリー第((5))波
ですから、強い暴騰が予想されます。

過去の全ての商品波動は最後の第5波が強力である事を示しています。これは新規鉱山開発を
前進させるために絶対欠かせない、資源国のバブルです。このバブルが
有るから、新規鉱山開発が殺到して、生産が増えてくるのです。

これが次の先進工業国の製品の製造に必要な、安価な資源を大量に提供する事になるのです。
これが、資源国と工業国の歌舞伎ダンスです。これが最も大切なサイクル
30年サイクルなのです。これを分かる事が経済理解の大基本です。
GIVE&TAKEがサイクルの基本ですが、支配者がすべてを独占したがるから、人民は怒るのです。



DR NOBUO のFUTUOLOGY

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松藤民輔・ジパングの失敗・He couldn't read the BIG Picture too.

2013年07月14日 00時00分19秒 | 金融・経済
松藤民輔のジパングが上場禁止になった。多大な迷惑を投資家にかけたのである。
彼の本や今までの行動を振り返って、何故彼は失敗したのか、憶測をしてみます。
出来たら私のブログでも読んで、彼が反省するのを望みたいと思います。

確信は有りませんが、彼の著書本からの推定では、多分貴金属の空売りで損をしたのでは
と想像されます。肝心のBIG PICTUREが彼は読めなかったのではと思われます。

大企業に勤めるトレーダーなら、失敗は会社が持つし、又おかしな売買は上からのストップが
かかりますから、少しは気楽に出来ますが、自らが全責任を持つ社長なら、人よりも
BIG PICTUREが読めないと危険です。本から指南役も外注と言う事が見えます。

まとめると、

1.本人はBIG PICTUREが読めなかった事。あれほどBIG PICTUREを強調する人が読めなかったのです。

トレーダーは本質的に短期志向である。その癖がジパングの経営にも影響を与えたのでしょう。
  具体的には、サイクルが読めなかったと言う事です。特に指南役の二人が読めなかったのは
  致命的です。ジムの様に大切な需要と供給の関係から導かれる価格が読めないのです。

  市場は需要と供給の関係で決まるのであり、その基本が読めない所に最大の弱点が見えます。
  株のバブルのサイクルも、商品のバブルのサイクルも全て需給が基本なのです。
  つまり、市場と言う神の手の中で、ゲームをしているのが見えないのです。

  具体的には2007年からの暴落は、今回の不景気の最後の崩壊ではなく、2016年前後に
  起こる崩壊が、今回最後の崩壊である事が読めなかったのです。

  従って、最後の商品のバブルは残っているのです。金が1920㌦/㌉程度で、今回のバブルは
  終わったと考えていたようですが、これが多分2011年からの取引を狂わせたのでしょう。

  2011年からの貴金属の調整は、所謂HORIZONTAL=SIDEWAY調整です。これは第((Ⅳ))波の特徴であり
  最後の((Ⅴ))波の崩壊波ではないのです。又株の崩壊波もまだ最後の波が残っているのが
  見えず、最後の調整波と誤解したのでしょう。サイクルの調整期間はインフレ調整や
  大きなスパーサイクルから見れば、まだ終わっていないのが分かります。
  ネットで調べれば、いくらでもBIGチャートは有ります。

1.ブレインは私の調べでは2人いたと思われるが、両方とも私に言わせれば、力不足である。

  一人はボブ・ホウイですが、共著で恐慌で儲ける!相似形チャートで見る未来予想図 を
  出していますが、はっきり言って良く分かりにくい本である。過去のデータから
  似たような形を見つけ、予想すると言うやり方ですが、むしろ、これが致命的
  だったでしょう。相似形を探せば、其れこそ沢山あります。全て相似形です。

  分単位でも月単位でも相似形は沢山あります。つまり、フラクタルが法則ですから
  相似形だけでの予測では全く不十分です。そのボブのチャートにぞっこん
  の所を見ると意外と単純そうな彼の頭がのぞけます。

  もう一人は、増田悦佐であるが、彼に雇われている指南役で有るが、見方が偏っています。
  USAの市場資本主義を嫌い、その陰謀を非難する割には、貴金属には陰謀はないと考えている
  所に彼の甘さが有ります。矛盾した発想である。資本主義の総本山で勉強したのにも
  関わらず、資本主義が見えない所に大きな問題点が見えます。本当にUSAの
  大学で研究生活をした人かどうかが疑わしい発想です。
  増田俊男と言う詐欺師と同じ同類でない事を期待するのみです。

1.2007年以降の先進国の株暴落に伴う危機を、1929年型の恐慌が来ると誤解した事。
 
  これが致命的でしょう。まだ最後の商品のバブルが、金は1万ドルになる可能性が有る事を
  知っていれば、今潰す事もあり得ないでしょう。そもそもバーナンキさんは恐慌の
  専門家であり、その為に登場したのです。しかし、巷は恐慌と資本主義の崩壊の
  大合唱でしたし、又FRBもその可能性を心配していたことを見れば、やむを得ないでしょう。

1.従って、2011年からの貴金属の調整を、今回の商品時代の最後の調整と誤った事。

  憶測では、この2011年からの暴落を、最後の暴落と見て空売りを仕掛け、その空売りを
  踏みあげられて、損をしたのではないかと憶測します。急激に下がる大暴落では
  空売りは膨大な儲けを齎しますが、下がると見せかけてすぐ又上がる相場で
  空売りを仕掛けると、天文学的な損失を被ります。

  もとトレーダーですし、倍率を大きくかけて空売りした事が予想できます。
  勝手な憶測ですが。

言い換えれば、恐慌で儲けようとして、恐慌が来なかったために大損をしたケースである。
  増田氏も今までのデフレで日本が沈没寸前まで行ったのが見えないようです。
  恐慌はデフレが酷くなったのが恐慌であるのが分からないようである。
  現実が見えない不満ばかり言う人は、正に現実に潰されます。

  何故今までの日本の不況が、1990年の日銀による政策が原因と言うのが分からないのでしょう。
  自民党や民主党も官僚の悪知恵に対処できなかったと言うアホさ加減は有りますが、
  基本は官僚独裁の日銀政策が問題であったことが分からない限り、貴方は
  永遠に経済が分からない負け犬と言う事です。

1.松藤さんも、会社が潰れなければ、後1~2年ほど持てば、貴金属の価格はどんどん上がりますし、
  それこそ今が苦しんでいる鉱山会社の買収のチャンスですから、彼にも再上場のチャンスは
  ないとは言えません。それを彼が分かっているのかどうかです。
  待てない程損をしたかも知れません。

  又は本当に最後の貴金属の相場は終わったと判断して、会社を閉めるなら、其れこそ馬鹿の悪知恵
  =陰謀というものです。それとも全ては虚構だったのか?

               DR Nobuo の FUTUROLOGY



コメント (1)
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