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武者陵司(武者リサーチ)氏の分析の検討

2013年11月27日 13時16分48秒 | 金融・経済
http://www.musha.co.jp/5083    ストラテジーブレティン (108号)

日本株、前例なき3つのプラスアルファ上昇要因 ~始まった、長期上昇相場「第二の波」~

               武者陵司
               

 
 今までの分析ブログで、武者リサーチの分析が最も時代を反映していると思われます。
1990年からの日本つぶしと同時に中韓を台頭させてのアジアの支配管理を
目論む西欧。それに対する無能日銀の加担が簡潔に書かれています。
私の主張と同じく、正にその通りだと思います。

 日銀の23年間のバブル潰しの政策を見れば、官僚の天下り先の利益のみを考慮した意図的な
日本経済潰しが見られます。これが中韓の発展を齎し同時に彼らを傲慢にさせ、“対立させて
日本を抑えアジアを管理する心算”が中韓のリスクに目覚めた日米欧の反発を
齎したのでしょう。アベノミクスで目覚めたのは大正解です。

 彼も云うように正に日銀政策変更が構造改革の本柱であり、これに比すれば他は行きがけの
駄賃のようなものです。つまり、今まで世の中で云っていた構造改革とは、何のことなのかも
言っている本人が理解できず、何か企業が改革すれば経済が良くなると、馬鹿な一言を
繰り返していたのです。主な問題は、日銀の企業潰し・日本経済潰しにあったのです。

 日本経済潰しを止めさせたのが実は構造改革なのです。武者さんの見識は素晴らしいものです。
誰が獅子身中の虫なのか、今後も注視しないと、本当にアジアは中韓の傲慢に翻弄されます。
又知恵者・官僚は傲慢になりやすいので、国民の執事としての自覚・再教育が必要です。


 ただ、彼の日本に対する分析は略支持できますが、世界経済の分析・とくに英米仏の
分析には楽観過ぎる面が有ると思われますので、今後の注視が必要です。

 つまり、日本は上昇気流に乗ったが、エリオット波動理論は以下を示しています。

① 欧米は再度のリーマンショックを経ないと、最後の上昇気流に乗れないと言う事です。
  つまり、米の大統領選挙の前後から始まる、暴落は必須なのです。~2018年頃まで。

② 2018年から欧米も上昇気流に乗るが、これは最後の上昇となる事です。
  いつも書いているように、2029年前後から最後の崩壊、つまり英米型の資本主義国家の
  資本主義は崩壊する宿命なのです。マルクスの夢が実現する時です。悪夢としてですが。

③ 2029年~2046年は英米型資本主義の最後の大崩壊過程であり、従って世界の内乱型大戦が
  起こり、世界的に大混乱の時期と予想されます。ハルマゲドンを信じる人たちの夢が
  現実となるときです。私も信じたくはないのですが、波動理論はそう語っています。 


 

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