★ http://www.sankei.com/world/news/150113/wor1501130022-n1.html
【仏紙銃撃テロ】
ムハンマドが「私はシャルリー」…仏週刊紙、事件後も風刺画掲載へ 仏軍、全土に1万人展開
12日、パリのエッフェル塔周辺で警戒に当たるフランス軍兵士(ゲッティ=共同)
【パリ=宮下日出男】フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブド本社の銃撃事件で、事件後初めて発行される最新号の表紙が12日、公表された。同紙はイスラム教の預言者ムハンマドを描いた風刺画を重ねて掲載した。一方、仏政府は国内の治安確保に1万人規模の仏軍を全土に展開するほか、ユダヤ教関連施設に警官ら約4700人を当てる厳戒態勢を発表した。
同紙に事件後の編集場所を提供している仏紙リベラシオンが、14日発売号の表紙をインターネットに掲載した。ムハンマドが、同紙への連帯を示す「私はシャルリー」との標語が書かれた紙を手にした絵柄で、見出しは「すべて許される」。この標語は11日に仏全土で計370万人が参加したデモでも掲げた。
14日発売の最新号は最大300万部が発行される予定。同紙の通常の発行部数は6万部。事件で注目されたため、今回は100万部とする計画だったが、さらに増刷を決めた。16言語に翻訳され、25カ国で入手可能という。
銃撃事件は7日に発生。計12人が死亡し、同紙の編集者や風刺画家ら8人も犠牲になった。一時は今回の発行が危ぶまれたが、リベラシオンなどの他のメディアが協力。残るスタッフや風刺画家らが発行準備を進めてきた。
同紙は過去にもムハンマドの風刺画を掲載し、イスラム教徒が反発。同紙に火炎瓶が投げ込まれたこともあり、再び風刺画を掲載することで議論を呼ぶ可能性がある。
ムハンマドの風刺画の掲載について、同紙の代理人は「私らは譲歩しない。そうでなければ、何の意味も持たない」と述べた。
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● 表現の自由と、イスラム宗教の侮辱とを混同した、歴史的な西欧の大きな誤りです。
もし西欧でキリストを侮辱したり、常にそれを繰り返したらどうなるのか?
● 職を失うだけでなく、地域にもいられず、身の安全を確保できないからと、国外追放なら
まだよいでしょう。運命はシャルリーと同様に、暗殺されることは明々白々です。
● 人権や表現の自由や相手の根幹の侮辱を混同した、とんでもないデモの方向です。
● これで大勝利したのは、極右戦線のみです。300万人の国民を集め、世界から首脳を集めたのに
FNの首脳は標的になる恐れがあるからと、本末転倒のテロに対する恐れを隠しもせずに
拒否するのは、それこそテロに屈した証です。
● これで多くの国民は、テロの本質ではなく、テロそのものが行われたことに対して、イスラムを
邪悪化して、益々、大規模な衝突を促しているのようなものです。
● 当のフランスの第一党のFN/多くの国民の支持を集めた政党の党首を排除してのデモ行進は
テロに屈したのみでなく、それに対抗する勢力を継子扱いにした、大きな過ちです。
● これで逆に、FNは大躍進が保障されたも同然です。表現の自由ではなく、戦いの為の大義名分が
与えられたのです。その大義名分が妥協を許さない、文明の衝突=大虐殺へと
向かうのです。フランス革命・ロシア革命・中共革命の様に。
● 馬鹿左翼の矮小的反応が、さらに文明の衝突を呼ぶ、巨大な歴史的断層を作ったのです。