ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

8月の台所事情

2006-09-01 | 家事・家計・リサイクル
理由はともあれ、ル・クルーゼのホーロー鍋など買ってしまい、
「なーんか、景気いいじゃーん。」
と知ったクチの友人からツっこみが入りそうですが、んなこたぁ、
全っ然ありません!(キッパリ ̄~ ̄)
どれぐらいないかと言うと・・・

月末だった昨日、サクサクっと8月の家計の支出を計算してみると、
「えぇぇぇっ?ウソでしょう~??*▽ *??」
とビックリする結果に!

1年前に書いたメルマガ「2000円暮らし」のとおり、西蘭一家の1日の出費はこの高インフレの中でもなんとか1日2000円で収まってきました。(スーパーや魚屋などのレシートの金額を日割り計算したものでシャンプーやトイレットペーパーなど日用品、キャットフードも含み、9割が食費)

同じく1年以上前から「キウイ・ベアの冬支度」シリーズでも言っていたように、NZの高インフレ局面突入を覚悟していたせいか、いざ物価高が顕著になってくると、夫婦で共同戦線を組み(?)徹底的なインフレファイターに早変わり。あれこれ知恵を絞ってはゲーム感覚で生活費の現状維持を楽しんできました。
(最大の食費押し上げ要因はインフレではなく息子たちの食欲だったりします´。`A)

2000円をざっくりNZドルにすると25ドルです。
これで夫、今や大人以上に食べる長男、夕食は大人並みの次男、今や家族で最も小食な私、ネコ2匹の胃袋を賄うことになります。ゲストがあってもそのために「特別予算」を組まないどんぶり勘定なので、ゲストが多ければ多いほど、1人当たりの食費が低下するか、赤字を抱えながら突っ走るか、です。(赤字と言っても笑っちゃう金額ですが)

赤字になってもゲストの少ない月が必ずあるので、どこかで帳尻が合い、再び黒字化するのが常です。さすがに冬場、しかも一家でインフルエンザにかかったり、引越しがあったりでここ1、2ヶ月は予算内で回っていた家計。
それが8月にどうなったか・・・?
1日の出費が16ドル、1300円に減少していたのです!
普段の月の3分の2@@

これにはさすがにビーックリ!仕事が忙しく週1回の買出しもままならないときがあり、外出の多い夫にあれこれ頼んで五月雨式に買ってきてもらっていましたが、所詮は“子どもの使い”ならぬ“夫の使い” 。頼んだものがキチッと揃うのみで、たま~にバナナやチーズがプラスされるくらい。これは結果的に節約効果絶大でした。

しかも、8月は来客も多く、大人ばかり延べ10人以上のゲストがあったので、1人当たりで計算すると、
「えぇっ@@」
という安さ。いかにたいしたものをお出ししていなかったか(自爆)
ゲストのみなさん、すいませーん。これが赤裸々な台所事情です´▽`;

かと言って、普段のメニューがガラリと変わっていたような気もしないし(アレ?それは私だけ?)、新鮮な魚(ネコまで)や野菜もいつも通り食べていた気がするんですが・・・。
「イッタイ、何ヲ食ベテタンダロウ?」
(←大根の皮とザーサイの和え物。こんなものなら安上り´ー`?大根の皮はキンピラも大好き。香港時代に行っていた店の人気の品)

「8月の浮いた予算は2万円以上。これだけでル・クルーゼの20センチが買えちゃうじゃない!」
でも、もちろんそんなことはしません(笑) 今月はいろいろな食材で鍋を試す月。鍋ごとオーブンにも入れられるし、楽しみです♪
さーて、これで家計はあっさり赤字転落?