ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

DAY 9:ベジ鍋

2006-09-29 | 料理・食べ物・外食
独りで留守番中の私、毎日何を食べているでしょう? 
メルマガでも目標のひとつに掲げたとおり、
野菜と果物
です。これにシーフード、パン、パスタ、シリアルなど。

まったく食べていないものは、
肉(水餃子の中に入っているひき肉くらい)
ご飯(独りになってかれこれ10日、1回も炊いていません)
菓子類(子どもがいないとつまむ機会もなく、クッキーすらなし)
玉子
(ただし人をお呼びしている時と外食の時はこの限りではなく、肉もスイーツも食べています)

私のことですから、何がなんでも、
「ベジタリアンになろう!フルータリアンになろう!」
などと気負っているわけではありません。ごくごく自然体で、
「食べたいものを、食べたいだけ食べてみよう!」
という究極の偏食の結果です´▽`;

どうやって野菜を摂っているかというと、ずばり、
野菜鍋、みこと流ベジ鍋!(というかスープに近いです)
とにかく酸っぱくて辛いものが大好きな私。イメージはトムヤムクンを薄くした具だくさんの鍋 一応、頭の中にはタイの鍋専門店「コカ」レストラン(タレが絶品!)があるのですが、図々しい´ー`?
(日本の支店はコチラ。日本に出張に行くと、なぜかよく前をタクシーで通りました)

具はだいたいこんなもので・・・
【野菜】
ほうれん草、もやし、セロリ、インゲン(大好物!)、ニンジン、干しいたけ、キクラゲ、たけのこ、トマト(大量!)、ネギ、ニンニク、水煮えのきだけなど
【加工品】
豆腐、手作りの水餃子、ワカメ、中華の薄切り餅(ペラペラの薄さ)
【シーフード】
エビ(殻付き、殻なしそれぞれ)、アジア産の練り製品各種(本当に種類も味もいろいろありますよ~)、魚団子、エビ団子、ホキ(タラにやや似た淡白な白身魚。実は日本で大量に消費されている魚)
【調味料】
醤油、黒酢、白酢、コショウ、ナンプラ、小エビペースト、豆板醤、海塩、黒砂糖、お好みでマヌカ・ハニー

「えぇ~~?鍋にトマトやマヌカ・ハニー@@」
と驚かれそうですよね(笑)しかし、酸っぱさに深みとまろやかさを出すにはトマトが一番!酢の尖がった酸味を上手く中和してくれて、おだやか~な丸みのある酸味になります。(と、思います)まぁ、中華では「トマトも加熱」は常識なんですが(生ものを食べないので)。豆腐とトマトのスープなんてさっぱりして、色もキレイですよ。

チリの尖がった辛さはハニーや黒砂糖で中和(これも私流です)。
こうして食欲をそそってくれる味覚の角を取ると、パンチの効いたややもすれば飽きがきそうな味に深みが出て、料理のベースにするにはもってこいです。ダシの類は使っていません。調味料と具からの旨みで十分です。(西蘭家は化学調味料一掃に取り組んでいます)

最初に大きな鍋で大目の具と調味料でしっかりスープを作り(殻付きのエビがあればなお可)、これを使い回します。
毎回、1、2種類ずつ具を足していき、スープをクリアに保ちたければ、ザルにくぐらせ(ついでに鍋を変え)ればOKですが、独りでそこまでしませんよ(笑) 毎回具を食べ切るようにしているせいか、今のところぜ~んぜん飽きません。

常に水と調味料を足してスープを確保しておきます。時には小さい別鍋を作り、味変えで味噌を入れ、豆腐、ホキ、キムチ、ニンニク、ネギを足せば韓国風にも。同じく別鍋で、鶏がらと調味料で濃い目にしたスープを茹でた麺や温め直した冷ご飯にたっぷりかけて雑炊風にしてもおいしいです。鍋からトッピングを選んでもいいし♪

ベジ鍋は今回初挑戦ですが、私の鍋暦は足掛け3年です。きっかけとなった逸話と具体的な方法はメルマガ~エンドレス鍋~で。

本格的なスープなら酸辡湯(湯はスープのこと)があります。一番好きな中華スープで「辛」が二つと、本当に酸っぱ辛く食欲が湧きます。だいたい、こんなものを入れています。台湾では水餃子と合わせるのが「お約束」→


モデルの美香さんが同じようなことをしていると知り、ちょっとニヤニヤ。具を「その日の気分で入れます」というのも納得まくり
(詳しくは公式サイトの06年6月の質問コーナーでどうぞ)
美香さんのは「ネギとキャベツをベースにポン酢で!」
それもおいしそー♪今度やってみましょう。

彼女の人柄と美しさに惚れ惚れ&まったりするブログもどうぞ。