ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

世界の雨漏り

2006-09-07 | 息子通信
これまでも言ってきたように、うちには勉強机がありません。
別に流行の○○式勉強法を標榜している訳ではなく、単に私が気に入る、ずっと家に置きたいような机が見つからないためです(素)

家具は一度手に入れると、毎日目にするものなので、どうしても選ぶのに慎重になってしまい、気がついたら長男・温などもう12歳!
ちょっと慎重すぎ~? 親の趣味の巻き添えをもろに喰らってます(笑)

そのため学校から帰ると、2人の息子はそれぞれの宿題を持ってダイニングテーブルにやってきます。2人であーだのこーだの言いつつ、
「集中」「真剣」「努力」などと言う言葉とはまったく無縁なまま、
スルスルぅぅ~~とやっています(笑)

温は昨日、日本人補習校の日記をやっていました。
「ねぇ、ママ。ソーシャル・スタディーって日本語で何?」
「社会科。」
「サイエンスは?」
「科学。」
「じゃ、レインフォレストは?アマモリでしょう?」
「雨漏りぃ@@?」

おぉー!さすが中学生、考えましたね。
雨の森だから、「雨森」ねぇ。
「それだけは英語のままなの。日本にないし、最近入って来た英語だからじゃない?」
「ふーん。」

「でもスゴいね。よくアメモリじゃなくてアマモリって言えたね。」
「雨宿り、雨がっぱ、雨雲・・・」
これには私もビックリでした! 雨雲などという言葉、読んだり聞いたりはできても、彼が自分で話せるとは思ってもみませんでした。

「スゴいじゃな~い。けっこう日本語上手いのね。」
「これぐらいはわかるよ。じゃ、カタカナのままだね。今、世界のレインフォレストの勉強してるんだ・・・」
と、怪しげな漢字を交えながらつらつら書き続けています。

漢字は本当にアヤシイものです。どれぐらいアヤシイかというと、
「科学」の「科」がのぎヘンに「十」だったりT▽T
「十じゃなくて北斗の“斗”でしょ?」
と言うと、
「ホクト?あぁ、時計の“ト”かぁ!(なっとくまくり´▽`v)」
と、のぎヘンの横に再び「十」と書いてるヤツT▽T がぁ~ん!
(本当は「計」と書くつもりだった?)

とまぁ、ダイニングでの宿題は母親も交え、ワイワイガヤガヤと終わっていきます。
それにしても、そろそろ机を見つけなくては! 
「そのためにもアンティーク・ショップ巡りをしなくっちゃ♪」
と、とことん親の趣味の押し売りです(笑)



(↑これは温の同級生との共同作業の宿題。一緒に写真に写っておけば「自分がやったように見える」と信じてる風な9歳の善。なんとかして!)