ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

今日の決定

2011-11-22 | 家族&夫婦
先日、タスマニアに行ってきた友だちの話を別の友だちとしていて、
「いいなぁ~。行ってみたいな~」
と言うと、
「1回だけ行ったことがあるわよ!」
と、彼女が話してくれた思い出話とは・・・・・



ある土曜日のこと。
夫が海外出張から帰ってくるので家で掃除をしていると娘がやってきて、
「あらやだっ、ママ。なにその頭。美容院を予約しておいたから早くっ!」


なにがなんだかわからないまま娘のクルマに乗り、知らない美容院へ。
カットにセット
そして、なぜかメイクまで


娘の説明によると、「夜は一家で食事に行くから~」
で、どうして午前中からメイクなの???


家に帰るや、娘が彼女のクローゼットを開けて、
「はい、これに着替えて!」
と出してきた服は、数ヶ月前に娘が買ってくれたものでした。


あの時も娘が突然やって来て、勝手にクローゼットを開けながら、
「ママってろくな服持ってないのね~」
と言い出し、
「さっ、今から買いに行くから早くっ!」
とクルマに乗せられ、行ったことのないシティーの店で娘に急かされ急かされ、大慌てで2着の服を選んで買ったもらったことがありました。


着替えて出てくると、そこには夕方帰ってくるはずのが!


「えー、どうしてこんなに早いの?誰が空港まで迎えに行ったの?」
と驚くと、
「空港はこれから行くんだよ!」
と、もうなにがなんだか意味不明~





で、着いたところが、
オーストラリアのタスマニア





娘夫婦も一緒で、


着いたのは結婚式の会場。


たくさんのゲストもいて、


「誰の結婚式?」
と夫に聞くと・・・・・





「ボクたちのだよ!」





○%X□@△$♯▽αβ*☆





これが彼女の結婚20周年の2回目の結婚式でした。
NZから駆けつけてくれた友人知人は35人。
つい数日前に話した友だちもいて、知らなかったのは彼女ばかりなり~



生涯最大のサプライズ~



彼女は再婚で2度めのご主人とは大恋愛でした。
そして今は未亡人。
タスマニアは一生の思い出の地になりました。




「へぇ~。いい話だね。」
この話をした時の夫の感想。


「うちも20周年のときはタスマニアにでも行くか?」
「えっ



うちも・・・・



20周年のときは・・・・



タスマニアにでも・・・・・



行くか?




行・く・か?








「うちの20周年って、ココだったじゃん





(by夫)






「あっ、そっか もう終わってたんだ






いったい、何年夫やってんだよぉ~





「じゃ、50週年にする?それってナニ婚式だっけ?」
(それってフォーローのつもり?)




あと30年
ワタクシ、79歳
いくらんでも、長すぎないかい?
もっと早く行きたいよ、タスマニア。こんなに近いんだし~



そして今日になってふと、
「そうだ、結婚25周年になったら、新婚旅行で行ったところをもう1度回ろう!パリから始めてマドリッドに抜けて、バルセロナへ行って・・・・
イタリアの代わりに今度はポルトガルにしよう!

そーだ、そーだ
そーしよー






決定





こんなことを思いついた今日は、
「いい夫婦の日」(11月22日)
なんですってね!
(あとから知りました)


行くぞー、
待ってろ、ポルトガルっ(←行ったことがありましぇん)