ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ウォーターケア

2011-11-29 | 家&庭関係
朝から仕事で引きこもっていると、昼頃に水が止まり、
「えっ
と外を見ると、オークランド水道局ウォーターケアのクルマが見えました。


この国では断水のお知らせなどないのが当たり前 一度だけ事前にお知らせをもらったら、
そんな時に限って、水が止まらなかったという
(あの時の経験はコチラで)


2時間ほどして水が出るようになったものの、トイレだけは出ません
手動で水をタンクに入れると流せるので、トイレそのものの問題ではなく、水がタンクまで来ないのが問題のよう。


慌てていつも頼んでいる配管工のフランクに電話を入れると、
「ブラウンズベイで仕事してるから、行けても明日の夜だなぁ。それまでもつか??
「うーん、辛いかもっ


「キッチンやバスの水が出るってことは、ウォーターケアがなんかやって、トイレのパイプのどっかにカスが詰まったんだろう。ときどきあることだけど、どこが詰まってるのか見つけるのが、大変なこともあるぞ~」
「え~


子どもたちにタンクへ水を入れる方法を教え、トホホホ~となっていたら、
「もしかして
と思いつき、ウォーターケアに電話。住所と事情を説明してフランクに言われたことを言うと、
「少々お待ちを。」



「じゃ、今夜、技術者を派遣します。」



あっさりと道が開けました~



やって来たのは丸刈りの人の良さそうな中国人。
ピンチだったので彼がお坊さんに見えました。穏やかな表情で、
「この人なら直してくれる!」
と確信。
(移住後の経験から正直な話、こういうときにアジア人が来てくれると心からホッとしてしまいます。信・頼・感なんでしょうね~)


夜ご飯を作っている間に彼はトイレのタンクの中身を分解し、とうとう詰まっていた物を見つけ出し、再び中身を組み立ててタンクに納め、
問題解決~


「これは間違いなく我々の問題です。」
と言い切る潔さ


思わず、
「ねぇねぇ、ウォーターケアの職員なの?それとも契約社員で外部の仕事も請け負ってるの?もしも外部の仕事ができるなら、名刺をもらえない?なにかあったら電話してもいいかしら?うちが頼んでいる業者さんもいい人なんだけど、ノースショアに住んでいて、小さい仕事だとわざわざ来てもらうのがワルくて~」
とリクルートしてみると、


「契約だけど外部の仕事はほとんどしてないんですよ。私も住まいはノースです。バスルームも見たけれど、お宅の業者はいい仕事をしてますよ。」
とやっぱり潔くて、爽やか~


(あっ、ありがとう!去年の7月に改装したばかりのバス・トイレ



英語のアクセントから「広東人!」と当たりをつけたら、正解。香港人ではなく広東省の人でしたが、広東語圏の人は香港在住14年の私には、
どーも他人に思えなくて~


リクルートは失敗しましたが、トイレは直り、ウォーターケアの対応にも好感がもてて、半日ハラハラドキドキしましたが、いい勉強になりました。


でもドタバタドタバタしていて仕事は押せ押せに~



ウォーターケアがやっているレインフォレスト・エクスプレスは小さいお子さんがいたら、最高~の企画では?

うちも何度かお世話になりました。


あの時のブログはコチラ
詳しくはウォーターケアのサイトで。