ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

なにげに週末

2006-09-10 | 家族&夫婦
昨日は久しぶりに1日中雨が降っていました。
どんよりとした灰色の空の下、たっぷりと水分を含んだ大地が青々と輝き、周りの草木がぐっと首をもたげ、普段よりも心持ち高く見えました。

雨の中、子どもが所属するラグビークラブでシーズンの打ち上げとなるプライズ・ギビング(表彰式)がありました。

子どもたちはプレイヤーとして、夫はコーチとして、私は持ち寄りランチの手伝いとして、朝から太巻き15本を作って参加してきました。
(↑子どもは受賞とは縁なし。夫には「お疲れ様」でワインが♪)

食べ物の山に囲まれていながら、自分は飲まず食わず。帰宅したのは4時。それからゲップが出るほど作った寿司の残りなどつまんで遅~いランチT▽T 

片付けもそこそこにテレビでラグビーを観ていると友人一家が、引越し祝いの花束を持ってきてくれました。

色の組み合わせもとっても好みでスゴーいサプライズぅ♪
家の中がパーッと明るくなったようです。
ありがとー(惚)(惚)(惚)

そのまま、おしゃべり&ディナーに雪崩れこみ、なーんの用意もないので、子ども4人はカツカレー。
大人は寿司の残りにポタージュスープというトンチンカン(笑)
余り物のオンパレード´。`A 
それでもみんなで楽しく食べられればOKっということで。ハハハ。

けっきょく10時にお開きになり、その後は子どもの南半球留学を検討中の友人と久々に1時間ほどスカイプ。
「えっ、あの学校が?」
と思うような、NZの普通の公立校が海外で「留学説明会」など開催しているのを知ってビックリ。外貨獲得はこんなところにも(笑)

夜更かしの西蘭家、まだまだ寝ません(笑)
午前1時から3時までは、ラグビーの南半球3ヶ国対抗「トライネーションズ」の最終試合となった南アフリカ対オーストラリア戦を観戦。応援していた南アフリカが勝って(オールブラックスはとっくに優勝を決めているのでこの試合は定期戦の消化試合のようなもの)ホクホクしながらベッドに倒れこみ~(パタッ)

今日は一転、朝からいいお天気で子どもたちの制服をまとめて洗濯しました。NZの公立校の制服は洗濯機で丸洗いできる素材のものばかりで、
「1日中、こんなに化繊まみれにしておくのはなぁ~」
と思いつつもサッと乾いてくれるので助かります。学校も親も「環境」だの「エコ」だの言いながら、所詮はこの程度´ー`?

そのうち、外で日向ぼっこをしていた飼い猫ピッピが血相を変え走って帰ってきました。何事かと開け放したドアの外を見ると、大粒の雨。慌てて洗濯物を取り込みに行くと、ビックリ@@
「もう乾いてる!」

乾していた時間は正味1時間半@@ かなり厚地のコットンパンツもポケットなど二重になった部分以外はほぼ乾いています。
スゴい!南半球の陽射し?!

そのまま本降りになり、遠くの景色が雨のカーテンに霞むほどでしたが、洗濯は無事終了。ピッピのおかげで助かりました♪
(←ちょっと前まではこんなにピカピカのお天気。

お手柄ピッピ。「感謝しろニャン!」だって?)
あとは溜まった掃除とメールの返事書きに精を出さないと・・・(素)

祈ってください

2006-09-08 | メルマガ・ブログ・占い
昨夜、親しい友人から電話がありました。
ここでも何度か匿名で登場しているキウイの友人です。

伝言はただひとつ。
「ガンが再発してしまった。」
ということ。
目の前が真っ暗になりました。

彼女は麻酔をかけることが体質的に生命の危険を伴ってしまうため、治療の選択肢には限りがあります。再発を何よりも恐れていたのは、再び手術ができないことを覚悟していたからです。

とても若く見えますが、今年で還暦。
好事魔多し。
彼女には何としても、これからまた新しく始まる暦を開かせてあげたく、できるだけ多くの方の「祈り」をお願いする次第です。

彼女のプライバシーでもあるので、今回は写真だけ公開し、名前は伏せさせていただきますが、どうか写真に向かって、
彼女のガン克服、全快を祈ってください。

昨年最後のメルマガ「金色のオーラに包まれて」でお話しましたが、私は世界中、いいえ宇宙にも届く万物をつなぐ金色のオーラの存在を信じています。
「宇宙の全てのものに相関関係がある」
「自分と世界はひとつ」
「思ったことは実現する」
(それが良いことでも悪いことでも)
心に描いた瞬間に想いは金色のオーラを伝って、しかるべき場所へ伝播していくものと思います。金色のオーラは世界中から想いを集めてきてくれるはず・・・。

どうか少しでも多くの祈りが輝く網を伝い、大切な友人に届きますように。
初めてのお願いです。
どうか、祈ってください。

世界の雨漏り

2006-09-07 | 息子通信
これまでも言ってきたように、うちには勉強机がありません。
別に流行の○○式勉強法を標榜している訳ではなく、単に私が気に入る、ずっと家に置きたいような机が見つからないためです(素)

家具は一度手に入れると、毎日目にするものなので、どうしても選ぶのに慎重になってしまい、気がついたら長男・温などもう12歳!
ちょっと慎重すぎ~? 親の趣味の巻き添えをもろに喰らってます(笑)

そのため学校から帰ると、2人の息子はそれぞれの宿題を持ってダイニングテーブルにやってきます。2人であーだのこーだの言いつつ、
「集中」「真剣」「努力」などと言う言葉とはまったく無縁なまま、
スルスルぅぅ~~とやっています(笑)

温は昨日、日本人補習校の日記をやっていました。
「ねぇ、ママ。ソーシャル・スタディーって日本語で何?」
「社会科。」
「サイエンスは?」
「科学。」
「じゃ、レインフォレストは?アマモリでしょう?」
「雨漏りぃ@@?」

おぉー!さすが中学生、考えましたね。
雨の森だから、「雨森」ねぇ。
「それだけは英語のままなの。日本にないし、最近入って来た英語だからじゃない?」
「ふーん。」

「でもスゴいね。よくアメモリじゃなくてアマモリって言えたね。」
「雨宿り、雨がっぱ、雨雲・・・」
これには私もビックリでした! 雨雲などという言葉、読んだり聞いたりはできても、彼が自分で話せるとは思ってもみませんでした。

「スゴいじゃな~い。けっこう日本語上手いのね。」
「これぐらいはわかるよ。じゃ、カタカナのままだね。今、世界のレインフォレストの勉強してるんだ・・・」
と、怪しげな漢字を交えながらつらつら書き続けています。

漢字は本当にアヤシイものです。どれぐらいアヤシイかというと、
「科学」の「科」がのぎヘンに「十」だったりT▽T
「十じゃなくて北斗の“斗”でしょ?」
と言うと、
「ホクト?あぁ、時計の“ト”かぁ!(なっとくまくり´▽`v)」
と、のぎヘンの横に再び「十」と書いてるヤツT▽T がぁ~ん!
(本当は「計」と書くつもりだった?)

とまぁ、ダイニングでの宿題は母親も交え、ワイワイガヤガヤと終わっていきます。
それにしても、そろそろ机を見つけなくては! 
「そのためにもアンティーク・ショップ巡りをしなくっちゃ♪」
と、とことん親の趣味の押し売りです(笑)



(↑これは温の同級生との共同作業の宿題。一緒に写真に写っておけば「自分がやったように見える」と信じてる風な9歳の善。なんとかして!)

親王誕生

2006-09-06 | 経済・政治・社会
今日は紀子さまが無事ご出産。
しかも親王の誕生とあって日本中が盛り上がったり、安堵したりしていることでしょうね。さすがにこの件はこちらの新聞にまで取り上げられていました。

39歳での帝王切開でのご出産。私も2回とも帝王切開だったので産後の様子などつい思い出してしまいますが、国民の1人として心よりその偉業の労を称えたいと思います。

眞子さま・14歳
佳子さま・11歳
愛子さま・4歳
と内親王が3人続き、「ぜひお世継ぎを」というプレッシャーが紀子さまにかかったのかどうかは週刊誌に譲るとして(笑)、子育てが一段落した身でもう一度一から始める勇気と献身は、1人の親として素直に、
「すごいな。」
と思います。

親王誕生で後継者に男系男子だけでなく、女性・女系天皇も容認するという検討は、3世代先まで先送りされることになるのでしょう。
これはちょっと残念。

天皇家が天照大神から始まっているのだとすれば、彼女は紛れもなく女性。その後も推古天皇など、小学校で習う歴史にすら女性天皇は登場するというのに、後世になって「男系男子」になってしまったのは残念です。

それは自分が女性だから、
「女性差別`へ´# ぷんぷん」というものではなく、
一夫一婦制のもとで「男系男子」にこだわり続ければ、いつかは確率の問題で行き詰まることを思ってのことです。
「これは皇室が自らの手でその歴史を縮めてしまう自己矛盾にならないかなぁ。」
と思います。

イギリス王室が開かれた王室に見えるのは、その特権を未来永劫守り抜いていこうとする揺るぎない意思の下、非常に現実的に自らの裾野を広げ、タブーを破り、時代に即してしなやかにしたたかに生き抜いてきたからではないでしょうか? 
今のエリザベス2世は急に税金納め始めたりしてましたよね(笑)

「カトリックじゃ離婚できないんだったら!」
と勝手にイギリス国教会を設立し、カトリック教から決別してしまった16世紀のヘンリー8世なんてその最たるものv´▽`v イェ~イ♪
(イギリス国教会はカトリックに反旗を翻したとして、一応プロテスタントに分類されていますが、「アーメン」などとも言うし、キリスト教に縁のない私にはとってもカトリック風に見えます´。`;)

日本の皇室も末永い発展を望むのであれば、毎世代「お世継ぎ問題」に頭を悩ませるよりも、
「もっと開き直っちゃえばいいのにねぇ。(開くの意味違う?)」
と、毎朝お参りする伊勢神宮のお札、天照大神に向かって、つぶやきそうになります*´ー`*

それが男でも女でも大人でも子どもでも、
誰かをなめてかかると、そのツケを払うのはなめた本人となります。
人をなめるときは、よーく考えてからにしましょう(笑)

とにかく、
紀子さま、お疲れさまでした。
親王くん、元気に育ってね!

リリアンナ

2006-09-04 | 健康・美容
久々に段ボール箱を一つ空にしました。何週間ぶりでしょう(笑)
今週中には業者に来てもらい、ウォークインクローゼットの見積もりを取ります。収納場所を作らない限り、引越し後の片付けはどうにも前へ進まないところまできています。(限っ界!)

今日は最後まで持っていた化粧品を処分しました。
「最後まで持っていた」とは、私は2002年から化粧を一切やめてしまったからです。それでもリップペンシル、口紅、コーンシラーくらいは残っていました。しかし、NZに来てから2年間以上、一度も使ったことがなく、今や私にはまったく不要なものとなってしまいました。

これもすべてシンガポールの漢方基礎化粧品「リリンアナ」のおかげです。今やこの北半球の7、8倍だかの紫外線の中、化粧水も使わずクリーム一つで完全にすっぴんで暮らしています。
それでも3月に香港に帰ったときに、私を良く知る身近な人から、
「ねぇ、色白くなった?」
「肌、きれいになったね~」
と盛んに言われ、自分でも驚嘆しました!陽には相当焼けていたので、それでも肌が白く見えるとは、本当に嬉しいサプライズでした。

このブログでは商業的なことは一切しない主義ですが、「リリアンナ」だけはすべての女性への福音になると思うので、敢えてご紹介しますね。4年前にメルマガ「十年彗星・楊貴妃になる夏」で一度取り上げ、その時は私の知らない読者の方がリリーさんのシンガポールのサロンを訪れてくださったそうです。ありがとうございます♪

リリーさんは日本にも長かったので、日本語もペラペラで魔女のようにすべての問題を解決して下さいます(笑) 残念ながらお目にかかる機会がないままですが、お電話では何度もお話しています。その度に教えていただく食も含めた(元お料理の先生です)、医食同源ならぬ、美食同源なアドバイスには目が覚める思いです。

もしも長年の肌の悩みを解決したい(特にアトピーなど西洋医学で問題が解決しなかった方)、本気で化粧を止めたいと思っている方がいらしたら、ぜひリリーさんに相談してみてください。

(連絡先はシンガポールのみ)
電話 (65)6738-9664
ファックス (65) 6735-7724
メール:lilyannawong@yahoo.com(日本語可。ただしお返事は英語)
ホームページ(英語のみ):http://www.lilyanna.com/

リリアンナ暦4年の私の肌はものすごく健康になり、キメがこまかくなりました。30代の時にはあった笑いジワまでなくなりました(笑) しかも、まだまだ進化しています!

乾燥もドーンと来いで10時間以上飛行機に乗っても、ぜんぜんOK。エビアン水を持ち歩いていたのは今や大昔。冬場の北京出張で乾燥に悩まされていた夫まで塗っていたくらい。(あの大顔にはもったいないので許しているのは唇だけですが)

リップクリームもまったくいらず、唇はいつもツルツルしています。(つい自分で触ってしまうくらい・・・笑)不思議なことに、これを使い始めてすぐに唇の輪郭と唇の色そのものがはっきりし出し、リップペンシル、口紅もまったく要らなくなりました。あんなに愛用していたシュウ・ウエムラの口紅の番号も今や思い出せません(笑)

当然ながらファンデなど、
「要らないものリストの筆頭!」(笑)
という感じで、今やあれを肌に塗っていたなど想像もできません。
「どうやって肌が呼吸してたんだろう?」
と。今、塗りでもしたら、自分の方が気分で窒息しそうです(笑)

とまぁ、ここまで天然、野生に戻っていますが、肌のコンディションとしてはニキビが出来はじめた14歳くらい以降では、間違いなく、
30年で最良です。
スゴいですよね~、44歳でここまで言い切っちゃうなんて´。`;
なはは。
「えっ?それで?」
という感想もあるでしょう(笑) まぁ、それだけ元がヒドかったとも言えますが。ちゃんちゃん!

これはもう、
1) 単に心臓に毛が生えている。
2) 「リリアンナ」というか、自然の力が本当にスゴい。
のいずれかでしょうが、ここから先はご興味のある方次第ですね。

「大事だと思っているものを手放してこそ、次なるもっと大事なものをつかむことができる」――というのも、この年になってつくづく実感するところ。無駄にしてしまった化粧品には申し訳ないけれど、私のすっぴんライフにもう後戻りはありません。自然の力を商品化して私たちに届けてくれたリリーさんには、一生感謝しても感謝しきれないくらいです。

父の日

2006-09-03 | 家族&夫婦
今日はNZの父の日です。どうして他の国と違って9月かというと、
どこかで理由を聞きましたが、忘れました。(あちゃ~≧。≦)
な~んにもプレゼントのない温(12歳)と善(9歳)は労働奉仕で父に報いることにし(それも私の提案で!)、朝からクルマ掃除。

雑巾を振り回して騒ぐ善はほとんどなにもしないムードメーカー(いつものことですが┐(  ̄ー ̄)┌)→

温はけっこうマジメに黙々と仕事に励み、3歳しか違わないのに、からだの小ささにごまかされ、ついつい子ども扱いの弟の分までがんばった様子。

温は身長165センチですでに私を抜いています。食べる量も夫に肉薄し(夫は負けたくないのか、かなり必死で温より食べてます・・・ビミョーな男ゴコロ´。`?)、おっとりした性格がそのまま大人び、なんだか家の中は、
「大人3人、お子ちゃま1人」
という感じで、つい3人で善を野放しにしがち(笑) マズいです。

夫は、
「父の日だから好きなことをする!」
と言って、家族を残してタッチラグビー(タックルのないラグビー)へ。
温は家でのんびりゲーム&本。
善は次ぎ次ぎと友だちを連れて来ては出たり入ったり。
私はラグビーを観ながらアイロンや料理と主婦っぽく♪

それでも子どもたちは夕方になって、
「何もないのはヤバい!」
と思い始めたのか、ガサゴソ2人で作り始め、それぞれカードを用意しました。

夜は再び4人揃って、ささやかな父の日ディナー。
ワインを開け、ル・クルーゼのデビュー料理となったチキンのもも肉の煮込みに(噂通り、骨付き肉でも驚くほど早く煮上がりしっかりした味に♪)サラダやスープ。デザートはライチのフルーツパンチ。
時間をかけた割には普段通りのメニューだったりしてT_T

←温のカードはさすが中学生! ツルが運ぶメッセージで、開くと垂れ幕が・・・。
「プレゼントなくてごめんなさい。だからこれでがまんしててね。」


善は絵付きのカードでメッセージは、
「Happy父のDay PS.つぎの父の日はらいねんだからね。」
(これってスーパーの袋@@
この字がパパの顔とか!
「へのへのもへじ」じゃあるまいし!→)

と、2人ともかなりその場しのぎ、腰が引けてます(笑)

みんなで、
「プレゼントなくてごめんなさい。だからこれでがまんしててね。」
というメッセージはこれから使える!ということに。例えば、
「温くんお誕生日おめでとう。プレゼントなくてごめんなさい・・・」
とか(爆)
夫のことだから、やられたらやりかえしますよ、リベンジ系・・・。
ディナーの後は二手に分かれてみんなでゲーム。なんともほのぼのとしたひと時でした。

NZで初めて迎えた2年前の父の日はこんなに盛り上がりましたが、
さすがに子どもたちも大きくなり、歌や詩という感じではなくなりました。それでも遊びに来ていた善の同級生も、
「ママのお料理のお手伝いしなきゃ。」
といつもより早く帰っていき、この記念日、まだまだ末永く楽しめそうです。

女友達

2006-09-02 | 私事・リタイア・人生
引っ越して1ヶ月以上も経ってやっと「引越し案内」を送りました。
しかもメールで。よく「引越しました」と写真入りのポストカードに「お近くまでお越しの際はぜひお立ち寄り下さい」というメッセージを添えていただくことがありますが、私には到底できない芸当で(笑)

とたんに長年の女友達からメールや電話が入り、いつものことながら普段のご無沙汰は不問に付されている様子。(ホッ´。`;)かくいう彼女たちも、感心するくらい筆まめでバカンスや出張先からも手紙をくれる人から、私並みに用がある時まで音沙汰なしの人まで、いろいろです(笑) みんなそれぞれほどよい距離で付き合ってきており、その辺の強弱はお互いまったく問いません。

「最近、温と善の写真がUPされないけど、どれぐらい大きくなったか見たいからもっと頻繁にUPするように。」
「メルマガ止まりすぎ。忙しくても配信するように。」
と、意外にメルマガやブログを見ていてくれるのを知って、ちょっとビックリ。始めた頃は、
「あなたの考えてることなんて、読まなくてもだいたいわかる。」
と、そっけないものだったのに(笑)

国際結婚をし、夫婦で最良の引退先をまさに世界中で探している友人からは、
「家を見に行きたいけど。。。どうも引退先はやっぱりアジアに落ち着きそうな気配」
というメッセージ。これって直訳すれば、
「だからNZには行きそうもないわ。」
ってことでしょう´ー`A ヘイヘーイ、承知しやした(笑)

バリバリ働いている別の友人からは、
「良さそうな家じゃない。子どもだけ送り込んでいい?」
と来ました。もちのロンロン、夏でも冬でもいつでもどーぞ。

みんな個性豊かで、独立独歩な人ばかり。私は大学卒業と同時に海外に出てしまったので、彼女たちとは全員海外で知り合いました。日本と海外の両方の暮らしを経験しているせいか、日本への思い入れがとても強い反面、客観的に日本を見られる人たちでもあり、政治、経済、ビジネス、社会、社交、教育、老後、趣味まで、
まぁ~みんな一家言持った“おネエさま”ばかり´m`;

面白いことに同じ国に住んでいたときから、一緒に買い物だの、習い事だのという経験は皆無。お互い仕事をしていてもアジアの場合、共働きの家にはかなりの確率でお手伝いさんがいるので、働きながらでも子どもを預けて、一緒に買い物、習い事は可能でした。しかし、誰もそんなことに興味がなく(笑)、たまに食事をしたり、家族ぐるみで出かけたりするのが関の山でした。

なので付き合いの期間は長くても、お互いの近況をよく知らず、
「そういえば私、3ヶ月前に離婚したの。」
などと、さらぁ~と言われたりしても@@、そうそう驚かなくなりました(笑)

その一方で、
「○○に詳しい人を探してる人がいるんだけど、心当たりない?」
などとメールを送ろうものなら、どぉぉぉ~~と返事が来て、
たまげることはしょっちゅう。お互い一緒でない時間と場所で、それぞれの経験や暮らしを築いているのかと思うと、なんとも頼もしく、彼女たちをよく知る部分よりも知らない部分の方が遥かに大きいのかと思うと、改めて付き合いの厚みを感じます。

なんでも自分で考え、行動し、気持ちがいいほど独りな人たち。
たま~に何かを相談されたとしても、彼女たちの心の中で答えが出ているのは明白で、単に気持ちの整理、良ければ背中を押してほしいくらいの気持ちで事情を報せてくれているのがよくわかります。

だからこそ、
「そうかな~。私はそうは思わないけど。」
と言ってしまっても、ニヤっとしながら、
「そう言われると思った。」
お・し・ま・い。当然ながら彼女たちは、自分の思うようにし、こちらも相手にとって耳障りのいい話でごまかす不義理はしません。

意見が合わないことなど、
「それがなにか?」
という取るに足らないこと。それよりも信頼と親しみと尊敬が、時を経ても、距離を隔てても決して錆びたり曇ったりすることなく、輝く鋼(はがね)のようにお互いを深くつないでいる気がします。

「彼女のためなら一肌脱ごう。」
そう思える友人がこんなにもいることを、何気ないメールの返信で気づかされ、ふと長く生きてきたご褒美をメールボックスに見つけた思いでした。

8月の台所事情

2006-09-01 | 家事・家計・リサイクル
理由はともあれ、ル・クルーゼのホーロー鍋など買ってしまい、
「なーんか、景気いいじゃーん。」
と知ったクチの友人からツっこみが入りそうですが、んなこたぁ、
全っ然ありません!(キッパリ ̄~ ̄)
どれぐらいないかと言うと・・・

月末だった昨日、サクサクっと8月の家計の支出を計算してみると、
「えぇぇぇっ?ウソでしょう~??*▽ *??」
とビックリする結果に!

1年前に書いたメルマガ「2000円暮らし」のとおり、西蘭一家の1日の出費はこの高インフレの中でもなんとか1日2000円で収まってきました。(スーパーや魚屋などのレシートの金額を日割り計算したものでシャンプーやトイレットペーパーなど日用品、キャットフードも含み、9割が食費)

同じく1年以上前から「キウイ・ベアの冬支度」シリーズでも言っていたように、NZの高インフレ局面突入を覚悟していたせいか、いざ物価高が顕著になってくると、夫婦で共同戦線を組み(?)徹底的なインフレファイターに早変わり。あれこれ知恵を絞ってはゲーム感覚で生活費の現状維持を楽しんできました。
(最大の食費押し上げ要因はインフレではなく息子たちの食欲だったりします´。`A)

2000円をざっくりNZドルにすると25ドルです。
これで夫、今や大人以上に食べる長男、夕食は大人並みの次男、今や家族で最も小食な私、ネコ2匹の胃袋を賄うことになります。ゲストがあってもそのために「特別予算」を組まないどんぶり勘定なので、ゲストが多ければ多いほど、1人当たりの食費が低下するか、赤字を抱えながら突っ走るか、です。(赤字と言っても笑っちゃう金額ですが)

赤字になってもゲストの少ない月が必ずあるので、どこかで帳尻が合い、再び黒字化するのが常です。さすがに冬場、しかも一家でインフルエンザにかかったり、引越しがあったりでここ1、2ヶ月は予算内で回っていた家計。
それが8月にどうなったか・・・?
1日の出費が16ドル、1300円に減少していたのです!
普段の月の3分の2@@

これにはさすがにビーックリ!仕事が忙しく週1回の買出しもままならないときがあり、外出の多い夫にあれこれ頼んで五月雨式に買ってきてもらっていましたが、所詮は“子どもの使い”ならぬ“夫の使い” 。頼んだものがキチッと揃うのみで、たま~にバナナやチーズがプラスされるくらい。これは結果的に節約効果絶大でした。

しかも、8月は来客も多く、大人ばかり延べ10人以上のゲストがあったので、1人当たりで計算すると、
「えぇっ@@」
という安さ。いかにたいしたものをお出ししていなかったか(自爆)
ゲストのみなさん、すいませーん。これが赤裸々な台所事情です´▽`;

かと言って、普段のメニューがガラリと変わっていたような気もしないし(アレ?それは私だけ?)、新鮮な魚(ネコまで)や野菜もいつも通り食べていた気がするんですが・・・。
「イッタイ、何ヲ食ベテタンダロウ?」
(←大根の皮とザーサイの和え物。こんなものなら安上り´ー`?大根の皮はキンピラも大好き。香港時代に行っていた店の人気の品)

「8月の浮いた予算は2万円以上。これだけでル・クルーゼの20センチが買えちゃうじゃない!」
でも、もちろんそんなことはしません(笑) 今月はいろいろな食材で鍋を試す月。鍋ごとオーブンにも入れられるし、楽しみです♪
さーて、これで家計はあっさり赤字転落?