滋賀県湖南市西寺に常楽寺があります。
常楽寺の三重塔は本堂の左手後方、一段高い山腹に建てられています。室町時代に建てられた貴重な建物として常楽寺の本堂と同じく昭和28年(1953)に国宝に指定されています。本瓦葺きの三間四方三重塔婆で、高さは77.88尺(約22.8m)あります。瓦に応永7年(1400)の紀年銘が残されていて、この年に建立されました。
三重塔は純和様で、塔の廻りに縁をめぐらせ、正面に階段があります。初重は四方とも柱間3間で、その中央に板戸、左右に連子窓があります。塔の初層にある須弥壇(しゅみだん)には、釈迦如来像が安置され、来迎壁には「釈迦説法図」、四天柱には雲と仏菩薩、四方の壁には「真言八祖像」、「十王断罪の図・地獄図」などが描かれているそうです。
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常楽寺の三重塔は本堂の左手後方、一段高い山腹に建てられています。室町時代に建てられた貴重な建物として常楽寺の本堂と同じく昭和28年(1953)に国宝に指定されています。本瓦葺きの三間四方三重塔婆で、高さは77.88尺(約22.8m)あります。瓦に応永7年(1400)の紀年銘が残されていて、この年に建立されました。
三重塔は純和様で、塔の廻りに縁をめぐらせ、正面に階段があります。初重は四方とも柱間3間で、その中央に板戸、左右に連子窓があります。塔の初層にある須弥壇(しゅみだん)には、釈迦如来像が安置され、来迎壁には「釈迦説法図」、四天柱には雲と仏菩薩、四方の壁には「真言八祖像」、「十王断罪の図・地獄図」などが描かれているそうです。
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